【2024年 最新版】新卒・中途ダイレクトリクルーティング媒体おすすめ37選!

「ダイレクトリクルーティング媒体の数が多すぎて、どれを活用すればいいか分からない」このような悩みを抱えている企業に向けて、新卒・中途採用のダイレクトリクルーティング媒体を比較しました。

本記事では、おすすめのダイレクトリクルーティング媒体を、用途別に紹介しています。

各媒体の特徴や料金、メリット・デメリットなど解説しているので、これからダイレクトリクルーティングの導入を検討している企業は参考にしてみてください!

目次

ダイレクトリクルーティングとは?

ダイレクトリクルーティングとは、企業から候補者に直接アプローチする”攻め”の採用手法です。

具体的には、企業の強みや入社するメリットなど、候補者が魅力的に思う部分を伝えることで、優秀な人材を獲得する事ができます。

これまでは企業からアプローチしなくとも、自然応募で優秀な人材を獲得することができましたが、労働人口の減少や買い手市場から売り手市場への変化、働き方の多様化など、複合的な原因から採用手法が変わってきています。

このような状況下でも採用を成功させるためには、ダイレクトリクルーティングを活用し、積極的なアプローチを行いましょう。

【全職種共通】ダイレクトリクルーティング12選

媒体特徴料金         メリット    デメリット    
Bizreachハイレイヤー向け。
求人の1/3が年収1000万円以上。
利用料:85〜252万円
成功報酬:理論年収15%
ハイレイヤーの母手段形成を期待することができる。ハイレイヤーの競争倍率が高いため、差別化したスカウト文章が必要。
Greenエンジニアを中心に全職種適応。利用料:60〜120万円
成功報酬:60〜120万円
スカウト以外に「気になる」「会いたい」機能があり、候補者に複数のアプローチが可能。企業は毎月1000通スカウトを送付できるため、流通量が高く返信率が低い傾向にある。
doda recruiters日本最大級のデータベースを保持しており、約利用料:80〜330万円
※成功報酬
なし
シークレットスカウト”の機能があり、通常のスカウトよりもレア感のあるスカウトを演出できる。何かに特化している媒体ではないので、理想のターゲットに会うまで時間がかかる。
エン転職ダイレクトエン転職が運営しているサービスなので、サポートが充実している。利用料:80〜330万円
※成功報酬
なし
候補者のデータベースが豊富なので、アプローチが幅広い。スカウトを送付する度に、都度求人を選択する手間が発生する。
LinkedInアメリカ発のビジネス特化型SNS。有料プランの場合、つながりがなくてもスカウトを送れる。お問い合わせフォームにご連絡ください。登録しているユーザーのほとんどが幹部クラスや、外資系企業に勤めているグローバル人材が多い。日本では300万人しか利用していないので、安定した母集団形成が難しい。
openwork現職または前職のリアルな口コミを掲載できるプラットフォーム。新卒採用:40万円/人
中途採用:80万円/人
どのレイヤーを採用しても一律の成功報酬。企業の口コミが少ないと、無料スカウトを送付することができない。
Eight
Career Design
名刺管理アプリ「Eight」を活用した採用プラットフォーム。定額型(月額10万円〜)ターゲットが自社の社員と繋がりがあれば、リファラル採用に繋げることができる。「キャリアサマリ」を登録していないユーザーに関しては、名刺だけでスキルを判断しなければいけない。
PaceBox20代・30代に特化した転職サービス。初期費用:30万円
利用料:30万円/年
成功報酬:50万円/人
CAが求職者の特性を引き出し、レジュメを作成してくれるため内容が濃い。2022年にリリースしたサービスなので、求職者からの認知が薄く、大量の母集団形成が期待できない。
リクルート
ダイレクトスカウト
60年以上の歴史を誇るリクルートが提供する、ダイレクトリクルートサービス。初年度:成功報酬
2年目以降:データベース費用150万円/年+成功報酬
スカウト送付数に制限がないため、期間中は何通でも送付可能。初年度と2年目以降で費用の差が大きいので、予算設計が重要になる。
日経転職版日経HRが運営する転職サービス。利用料:30万円〜ユーザーの46%が30〜40代の中堅層。大手企業の管理職を中心に、即戦力人材が多く登録している。若手や未経験人材の採用を計画している企業にはマッチしていない。
ミドルの転職30代〜40代を中心とした、ミドル世代に特化した転職サイト。利用料:無料無料で活用することができる。無料ということもあり、利用している企業が多いため、スカウト送っても埋もれやすい。
CareerCrossグローバル人材に焦点を当てており、ビジネスレベル以上の英語力を持つ人材が多く登録。お問い合わせフォームにご連絡ください。外資系企業での経験や、バイリンガルの候補者が多く登録している。グローバル人材が多く登録しているため、日本人採用向けの企業は応募獲得が難しい。

まずは職種やターゲットに縛りのない、全職種共通の媒体からご紹介させていただきます。

1. BizReach(ビズリーチ)

画像:Bizreach 公式サイト

特徴

Bizreachは、ハイレイヤー人材を対象とした求人・転職サイトです。元々は、候補者の年収が1000万円以上であることを条件としており、ハイクラスの管理職やグローバルな人材が多く登録していました。現在は年収の制限がなくなり、1000万円に満たない人材も登録可能となりましたが、なお1/3の候補者が年収1,000万円以上のハイレベルな人材です。

料金

「スタンダードプラン」と「プレミアムプラン」の2種類があり、プランによってスカウトの付与数が異なります。

スタンダードプラン
6ヶ月契約・・・利用料85万円/成功報酬理論年収の15%
12ヶ月契約・・・利用料153万円/成功報酬理論年収の15%

プレミアムプラン
6ヶ月契約・・・利用料140万円/成功報酬理論年収の15%
12ヶ月契約・・・利用料252万円/成功報酬理論年収の15%

メリット

経営幹部、管理職、専門職など、ハイレイヤー人材が多く集まる、国内最大級の即戦力ダイレクトリクルーティング媒体です。審査を通過した人物のみが登録できるため、質の高い母集団形成を期待することができます。

デメリット

ハイレイヤー人材が多く登録していることから競争倍率が激しく、他社より魅力的なスカウト文章を送ったり、候補者が求める条件を提示する必要があります。そのため、事前にターゲットが求めている条件を調べて、給与や待遇を設定しましょう。

2. Green(グリーン)

画像:Green 公式サイト

特徴

Greenはエンジニア採用に強いダイレクトリクルーティング媒体です。現在はエンジニア以外の職種でも利用されることが多いですが、いまだに「エンジニア採用といえばGreen」と言われているほど、人気の高い媒体です。

料金

「ライト」「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の、4つのプランがあり、利用できる機能によって金額が異なります。

ライトプラン
初期費用・・・60万円
成功報酬・・・120万円/90万円/60万円(※職種によって異なります)

ベーシックプラン
初期費用・・・75万円
成功報酬・・・120万円/90万円/60万円(※職種によって異なります)

スタンダードプラン
初期費用・・・90万円
成功報酬・・・120万円/90万円/60万円(※職種によって異なります)

プレミアムプラン

初期費用・・・120万円
成功報酬・・・120万円/90万円/60万円(※職種によって異なります)

メリット

「スカウト」以外にも「気になる」「会いたい」機能がついているため、ターゲットの候補者に複数回のアプローチをすることができます。中でも「会いたい」の返信率は50%以上と非常に高い数値となっています。

デメリット

企業は毎月1000通のスカウトが付与され、他媒体と比較してもスカウト流通量が非常に多いです。そのため、採用が難しい職種ほど、開封率や返信率が低い傾向にあります。

3. doda  Recruiters(デューダ リクルーターズ)

画像:doda  Recruiters 公式サイト

特徴

doda  Recruitersは日本最大級の候補者のデータベースを保持しており、約317万人の方が登録しています。求人票を無制限に掲載できる、且つ成功報酬が無いため、契約期間内に採用すればするほど、一名あたりの採用単価を抑えることができます。

料金

「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3つのプランがあります。プランによってスカウト通数が異なります。

ライトプラン(2ヶ月)
基本利用料・・・80万円

スタンダードプラン(6ヶ月)
基本利用料・・・180万円

プレミアムプラン(1年)
基本利用料・・・330万円

メリット

日本最大級の候補者データベースを持っているため、多種多様な人材に出会うことができます。量を重視した採用や、幅広いターゲット職種を採用したい場合は、doda  Recruitersを導入することを推奨します。

デメリット

何かに特化している媒体ではないので、企業が求めているニーズを満たしている候補者が少ないです。そのため、理想のターゲットに出会うまで時間がかかる可能性があります。

4. エン転職ダイレクト

画像:エン転職ダイレクト 公式サイト

特徴

求人サイト『エン転職』が運営する、ダイレクトリクルーティングサービスです。専属のCSがサポートについているため、初めてダイレクトリクルーティングを活用する企業でも安心して使うことができます。

料金

「ベーシック」「アドバンス」「プロ」の3つのプランがあります。プランによってスカウト通数が異なります。

ベーシックプラン (3ヶ月)
基本利用料・・・80万円

アドバンスプラン (6ヶ月)
基本利用料・・・180万円

プロプラン (1年)
基本利用料・・・330万円

メリット

エン転職ダイレクトでは、「シークレットスカウト」の機能があり、 通常のスカウトとは異なるレア感のあるスカウトを演出できます。一般のスカウトと比較しても、シークレットスカウトの方が返信率が高いです。

デメリット

スカウトを送付する際に求人票の紐付けができないため、都度選択する手間が発生します。また、条件検索で職種を選択する際に「営業職」といった広範なカテゴリではなく、法人営業、個人営業、代理店営業など、より具体的な条件指定が要求されます。

5. LinkedIn(リンクトイン)

画像:LinkedIn 公式サイト

特徴

Linkedinとはアメリカ発のビジネス特化型SNSです。候補者のプロフィールには、過去の経歴や現職について記載されており、企業はその内容をもとにスカウトを送付します。無料プランの場合は繋がりがないと送れないですが、有料プランは繋がりがなくてもスカウトを送ることができます。

料金

詳しい料金は、お問い合わせください。

メリット

登録しているユーザーのほとんどが、CxOなどの幹部クラスや、外資系企業に勤めているグローバルな人材が多いです。また、求人票を英語で作成することができるため、今後グローバル人材の採用に力を入れたい企業には非常にマッチしているでしょう。

デメリット

Linkdinのユーザーは、アメリカが2億2千万人に対し、日本は300万人しかいません。まだ日本では、LinkedInを採用媒体として認識している企業や候補者が少なく、安定して母集団形成を行うことが難しいです。

6. openwork(オープンワーク)

画像:openwork 公式サイト

特徴

現職または前職のリアルな口コミが掲載されているプラットフォームです。無料プランを利用する場合、口コミの評価に応じて付与されるスカウト通数が異なります。口コミが高い企業は付与されるスカウト通数が多く、低い企業は少ないです。

料金

「中途採用」と「新卒採用」で、成功報酬の料金が異なります。その他の初期費用・月額費用・スカウト送付などは、全て無料で利用できます。

中途採用・・・80万円/人
新卒採用・・・40万円/人

メリット

一律80万円の完全成功報酬なので、候補者のレイヤーや年収に応じて報酬額が変わりません。また、口コミが高い企業からのスカウトは、候補者から返信が返ってきやすいです。

デメリット

ベンチャー・スタートアップ企業は口コミのデータが少ないため、無料で利用することが難しいです。また、口コミの悪さは返信率に比例するため、新メンバーの採用に注力するだけでなく、現社員のケアも重要になります。

7. Eight Career Design(エイトキャリアデザイン)

画像:Eight Career Design 公式サイト

特徴

Eight Career Designは、名刺アプリ「Eight」を活用したダイレクト/リファラル採用のプラットフォームです。 Eightユーザーの中から条件にマッチする人材を抽出し、スカウトを送付したり、タレントプールに追加することで、候補者を一元管理することができます。

料金

定額制(月額10万円〜)で利用可能。採用に伴う成功報酬は発生しません。

メリット

ダイレクトリクルーティングだけでなく、並行してリファラル採用も行えます。例えば、候補者と自社社員に繋がりがあった場合、自社の社員に候補者のスキルや経歴に関する情報を事前に確認したり、社員を介して候補者にアプローチすることが可能です。

デメリット

「キャリアサマリ」という職務経歴書を登録していないユーザーに関しては、名刺に載っている情報だけで判断しないといけません。そのため、面談後に条件とマッチしない場合は、無駄な工数となってしまうケースもあります。

8. PaceBox(ペースボックス

画像:PaceBox 公式サイト

特徴

PaceBoxは、20代・30代向けの若手に特化した転職サービスです。一名あたりの採用単価を50万円に統一しているため、採用単価を大幅に抑えることができます。

料金

初期費用と成功報酬の料金体系です。

アカウント開設費用・・・30万円
プラットフォーム利用料・・・30万円/年
成功報酬・・・50万円/人

メリット

キャリアアドバイザーが求職者の特性を引き出し、レジュメを作成してくれます。選考に必要な情報をヒアリングしてくれるため、候補者が単独で作成したものよりも情報量が多いです。

デメリット

2022年にリリースしたため、求職者からの認知が薄いです。そのため十分な母集団がおらず、大量採用したい企業にはあまりマッチしない可能性があります。大量採用する際には、別の媒体も同時に活用することをおすすめします。

9. リクルートダイレクトスカウト

画像:リクルートダイレクトスカウト 公式サイト

特徴

60年以上の歴史を誇る株式会社リクルートが提供するダイレクトリクルーティングサービスです。求人メディア事業や人材紹介事業などで培ったノウハウから誕生したサービスということもあり、非常に性能が期待できるサービスです。

料金

プランごとの料金は設けておらず、初年度と2年目以降で料金が異なります。

初年度
初期費用0円+成功報酬額(エージェントサービスの半分程度)

2年目以降
データベース費用150万円/年+成功報酬額(エージェントサービスの半分程度)

メリット

スカウト送付数に制限が設けられておらず、契約期間中は対象の候補者がいるかぎり送付することができます。 さらに、求人も無制限に掲載できるため、複数のポジションを同時に採用したい企業に適しています。

デメリット

スカウトを送付する際にデフォルトで求人票を紐付けることができません。送付の度に求人票の設定が必要になるので、ミスが生じる可能性があります。そのため、送付時には細かいチェックが不可欠です。

10. 日経転職版

画像:日経転職版 公式サイト

特徴

日経転職版は、日経HRが運営する転職サイトです。日本最大級のビジネスパーソン向けプラットフォームを活かし、日経グループの多岐にわたる事業やサービスと連携しています。また、会員数は約1000万人を誇ることから、さまざまなビジネスパーソンへアプローチが可能です。

料金

「基本企画」「チケット」「長期掲載」と3つのプランが用意されており、最低30万円〜利用することができます。

詳しい料金は、お問い合わせください。

メリット

30代〜40代の中堅層が全体の約46%を占めており、大手企業の管理職や専門的なスキルを持つ即戦力人材が多く登録しています。さらに、日経サービスを利用する1000万人以上のユーザーにアプローチが可能なため、豊富なリストからターゲットを選定することができます。

デメリット

30題以上のミドル層や即戦力人材が多いため、若手人材や未経験者の採用を計画している企業には適していないでしょう。

11. ミドルの転職

画像:ミドルの転職 公式サイト

特徴

ミドルの転職は、エンジャパン株式会社が提供する30〜40代のミドル世代を対象とした転職サイトです。掲載求人はハイクラス向けが多く、年収1,000万円レイヤーも多数登録しています。

料金

無料で利用することができます。

メリット

無料で利用することができるのがいちばんの魅力です。エージェント(人材紹介会社)の紹介手数料も基本的に無料なので、採用のコストを抑えたい企業にとっては非常にマッチしているでしょう。

デメリット

無料ということから、多くの企業が利用しています。これにより、スカウト開封率は他媒体と比べて低い傾向にあります。

12. CareerCross(キャリアクロス)

画像:CareerCross 公式サイト

特徴

CareerCrossは、グローバルな人材に焦点を当てており、ビジネスレベル以上の英語力を持つ人材が多数登録しています。幹部クラスや高学歴の求職者が多く、キャリアアップを図りたいハイクラス人材が多数登録しています。

料金

「掲載課金型」と「成功報酬型」の2種類があります。
詳しい料金は、お問い合わせください。

メリット

CareerCrossは、外資系やグローバル企業を中心に利用されているダイレクトリクルーティング媒体です。求人情報を英語で掲載できるため、バイリンガルの候補者やグローバルな環境で働くことを望んでいる人材が集まりやすいです。

デメリット

CareerCrossは主にビジネスプロフェッショナルや高度なスキルを持つ人材を対象としているため、一般的なポジションの採用を行う企業にはあまり適していません。

【エンジニア特化】ダイレクトリクルーティング8選

媒体     特徴料金        メリットデメリット
Paiza独自のプログラミングスキルテストで候補者のランクが変わり、そのランクによって成功報酬額が異なる。S:理論年収の35%
A/B:理論年収の30%
C以下:理論年収25%
依頼すればPaizaのCSがスカウト代行をしてくれるので、工数削減に繋がる。スカウトの種類が多いので、使い慣れるまで時間がかかる。
Offers登録者数の半数以上が副業志望人材。利用料:7.5万円~/月
成功報酬:35~50万円
副業スカウトの返信率は25%前後。副業探しで利用している候補者が多いので、正社員の母数が圧倒的に少ない。
Forkwell Jobs約5万人の登録者全員がプログラミング経験者。利用料:60~100万円
成功報酬:20~25%
週に20通までしかスカウトを送れないため、埋もれる心配がない。一斉送付機能がないので、一通一通パーソナライズ化しないといえけない。
LAPRAS SCOUTエンジニア特化のスカウト媒体の中では珍しい月額制。初期費用:0円〜30万円
月額利用料:15万円
GitHubやXなど、ネット上の情報をクローリングして、媒体に登録していない潜在層の候補者にアプローチすることができる。潜在層にスカウトを送る場合、レジュメがないためGitHubを読み解くスキルが必要。
Qiita Jobs日本最大のエンジニアコミュニティ”Qiita”が提供する採用プラットフォーム成功報酬:30~150万円
※初期費用なし
日本最大級のエンジニアコミュニティであることから、エンジニアの登録者数が多い。まだ利用者が少ないため、返信率が低い。
転職ドラフトドラフト型の転職サービス。企業も候補者も登録時に審査が必要。利用料:50万円
成功報酬:30~160万円
平均年収739万円と、ハイレイヤーの人材が多く、面談承諾率も30%以上と高い。スカウト文章の審査が非常に厳しく、AIの審査に落ちた場合は送付を阻止される。
Findy EnterpriseGitHubの活動記録を分析し、エンジニアのスキルを可視化してくれる。利用料:36~90万円
成功報酬:理論年収の30~35%
FindyのCSが無料で気になる送付をしてくれるため、スカウトの工数を削減することができる。気になる送付に対して、反応があった候補者にのみスカウトを送れるので、アプローチの幅が少ない。
レバテックダイレクトエンジニア、デザイナー特化のダイレクトリクルーティングサービスお問い合わせフォームにてご連絡ください。企業と求職者のマッチ度を判定するAIが組み込まれているので、質の高い母集団形成が可能。誤ってターゲットでない候補者に面接確約のスカウトを送ってしまうと、必ず面接を行わないといけないため、工数に繋がる。

続いてエンジニア採用に特化したダイレクトリクルーティングについて解説してまいります。

13. paiza(パイザ)

写真:Paiza 公式サイト

特徴

paizaは、独自のプログラミングスキルテストの結果に基づいてランクが割り当てられ、そのランクによって成功報酬が異なります。ユーザーは登録する際に、プログラミングテストを受けることが義務付けられているため、あまり手を動かさないインフラエンジニアやPMなどの母数は少ない傾向にあります。

料金

「中途採用」と「新卒採用」で料金が異なります。成果報酬はプログラミングテストでランクが振り分けられ、そのランクによって成功報酬が変動します。

中途採用
Sランク・・・理論年収の35%
A・Bランク・・・理論年収の30%
Cランク以下・・・理論年収の25%

メリット

「条件マッチスカウト」「ゴールデンスカウト」「プラチナスカウト」の3種類あります。プラチナスカウトは候補者が気になるアクションした場合のみ送信可能ですが、残りの2つは毎月最大800通まで送付することができます。また、条件マッチスカウトはPaizaのCSが代行してくれるため、スカウトの工数削減に繋がります。

デメリット

返信率30%前後と言われているプラチナスカウトは、候補者のアクションがないと送ることができません。プラチナスカウトをたくさん送るためにも、求人票から読み取れるプロダクト内容や給与、待遇などの条件は、他社より良い条件で書くと良いでしょう。

14. Offers(オファーズ)

画像:Offers 公式サイト

特徴

Offersはエンジニア・デザイナー採用に特化したプラットフォームです。登録者数の半数以上が副業志望のため、正社員採用にはあまり適していません。しかし、副業人材には非常に優秀な候補者が多く、候補者次第では副業から正社員採用できる可能性もあります。

料金

月額制+成功報酬の仕組みで、成功報酬は業務委託(副業)か正社員で料金が異なります。

月額料金
7.5万円〜

成功報酬
業務委託・・・35万円
正社員・・・50万円

メリット

副業のスカウトの返信率は25%前後と非常に高いです。また、時給5000円レベルの優秀なエンジニアが多数登録しているので、副業採用を検討している企業にはおすすめです。

デメリット

副業探しで利用している候補者が多いため、正社員志望の候補者が圧倒的に少ないです。また正社員の場合、ジュニア層〜ミドル層が多いので、ハイレイヤー採用では苦戦するでしょう。

15. Forkwell Jobs(フォークウェルジョブズ)

画像:Forkwell 公式サイト

特徴

Forkwell Jobsは、約5万人の登録者が全員プログラミング経験者であるため、即戦力の採用を期待できます。登録ユーザーは、毎週開催されるForkwell主催の技術イベントから流入することが多いため、学習意欲の高いエンジニアが多数登録しています。

料金

「スタンダードプラン」と「成功報酬0円プラン」の二つあります。

スタンダードプラン
6ヶ月契約・・・利用料60万円/成功報酬理論年収の25%
12ヶ月契約・・・利用料100万円/成功報酬理論年収の20%

成功報酬0円プラン
6ヶ月契約・・・利用料190万円
12ヶ月契約・・・利用料320万円

メリット

スカウトの送付数が週に20通と制限されているため、スカウトのスパム化や埋もれることを避けることができます。スカウト流通量が低いことから候補者は一通一通、目を通すことができるので、高い返信率を獲得することができます。

デメリット

スカウト送付量が限られているため、パーソナライズ化されたスカウトが求められます。一方で、エンジニアのレジュメからスカウト文章を考えないといけないため、エンジニア採用の知識をあまり持っていないと、パーソナライズ化に時間がかかってしまうでしょう。

16. LAPRAS SCOUT(ラプラススカウト)

画像:LAPRAS SCOUT 公式サイト

特徴

LAPRAS SCOUTは、エンジニア特化のスカウト媒体で、業界の中では珍しい月額制の媒体です。「インターネット上の情報をクローリングして集めた候補者」と「LAPRASのユーザー」2パターンの候補者に出会うことができるため、潜在層と顕在層どちらにもアプローチすることができます。

料金

「6ヶ月プラン」「1年プラン」「2年プラン」の三つがあり、月額制の料金体系になっています。そのため、期間内に採用すればするほど採用単価を抑えることができます。

6ヶ月プラン
初期費用30万円/月額料金15万円

1年プラン
初期費用15万円/月額料金15万円

2年プラン
初期費用0円/月額料金15万円

メリット

媒体に登録していない潜在層の候補者にアプローチすることができます。ハイレイヤーのエンジニアほど、転職意欲が低かったり媒体に登録していないため、なかなか接点を持つことが難しいですが、LAPRASは独自の技術で潜在層を探すことができます。

デメリット

潜在層にスカウトを送る場合、レジュメがないためGitHubを読み解くスキルが必要です。また、スカウトのクオリティはLAPRAS側で厳密にチェックされており、場合によっては書き直しやスカウト送付の停止などの措置を取られる可能性もあります。

17. Qiita Jobs(キータジョブズ)

画像:Qiita Jobs 公式サイト

特徴

Qiita Jobsは、日本最大級のエンジニアコミュニティの「Qiita」が運営しているプラットフォームです。エンジニアが日常的に利用するQiitaのデータを活かし、「チャットリクエスト」を送ることができます。ユーザーの活動データには、会社名や保有スキル、興味のある言語などが含まれており、採用担当者はこの情報をもとにターゲットのエンジニアにアプローチすることができます。

料金

初期費用なしの、完全成功報酬型です。

正社員/契約社員
成功報酬・・・150万円

業務委託
成功報酬・・・30万円

メリット

日本最大級のエンジニアコミュニティであることから、さまざまなエンジニアにアプローチをかけることができます。また、ブログの内容から候補者のスキルだけでなく、プログラミングに対する関心度合や、自走力などを判断することができます。

デメリット

まだ利用者数が少ないため、エンジニアから返信が返ってこなかったり、時間がかかってしまう事があります。また、ブログの内容はエンジニア向けのため、人事が読んでも理解できないことが多いです。そのため、技術周りに詳しいエンジニアに協力を依頼した方がいいでしょう。

18. 転職ドラフト

画像:転職ドラフト 公式サイト

特徴

転職ドラフトはエンジニアに特化したドラフト型の転職サービスです。企業も候補者も登録するには審査が必要です。この審査制を設けていることで、ハイレベルな人材が集まりやすいです。また、毎月ドラフトを開催するため、常に転職に積極的な顕在層の候補者に出会うことができます。

料金

プランは成功報酬型の一種類のみです。利用料は毎年かかる費用ですが、他媒体と比較してもコストが低いです。

利用料・・・50万円(一年ごとにお支払い)
※2023年以内までにお申し込みした企業様は20万円

成功報酬料・・・
正社員:160万円/業務委託:30万円

メリット

平均年収739万円と、ハイレイヤーの人材が多数登録しています。また候補者のほとんどは転職に対して前向きであり、スカウトに対する面談承諾率は30%以上と、非常に高い数値です。ハイレイヤーエンジニアを確実に採用したい企業におすすめの媒体です。

デメリット

スカウト文章の審査が非常に厳しく、AIによる判定で他の候補者と類似したスカウト文章を送っていたり、同じような文言を何度も使っていた場合は、送付ができません。そのため、スカウト作成に膨大な時間がかかり、平均で40分ほどの時間を要します。

19. Findy(ファインディー)

画像:Findy 公式サイト

特徴

FindyはGitHubの活動記録を分析し、エンジニアのスキルを可視化してくれます。この結果をもとにユーザーの実力を定量的に評価し、判断することができます。また、双方で「いいね」した場合のみスカウトを送れる仕組みのため、無駄なアプローチ工数を省くことができます。

料金

「ベーシックプラン」と「プレミアムプラン」があります。プレミアムプランは、求人票の下限年収が600万円以上と決まっているいため、ハイレイヤー人材に集中してアプローチすることができます。

ベーシックプランプラン
6ヶ月契約・・・基本利用料:36万円/成功報酬:理論年収の30%
12ヶ月契約・・・基本利用料:54万円/成功報酬:理論年収の30%

プレミアムプラン
6ヶ月契約・・・基本利用料:60万円/成功報酬:理論年収の35%
12ヶ月契約・・・基本利用料:90万円/成功報酬:理論年収の35%

メリット

Findyのカスタマーサクセスが無料で気になるの送付をしてくれるため、工数を削減することができます。双方マッチした後のスカウト返信率は60%以上と非常に高く、タイミングが良ければ最短で内定まで持っていくことができます。

デメリット

企業が送った気になる送付に対して、反応が返ってきた候補者のみにスカウトを送付することができます。また週に35通と、送れる数も限られています。

20. レバテックダイレクト

画像:レバテックダイレクト 公式サイト

特徴

レバテックダイレクトとは、エンジニア、デザイナー特化のダイレクトリクルーティングサービスです。15年間のエンジニアサポート実績があり、そこで培ったノウハウが詰まっています。

料金

「初回契約料」「成約料」「スカウト送信料」の3種類から成り立っています。
詳しい料金は、お問い合わせください。

メリット

レバテックダイレクトには、企業と候補者のマッチ度を判定できるAIが組み込まれています。これにより自然とのマッチ度が高い人材と出会うことができます。

デメリット

面接確約のスカウトを送ることで、候補者との高いマッチを実現できます。しかし、誤ってターゲットでない候補者に面接確約のスカウトを送ってしまうと、必ず面接を行わないといけないため、工数につながる場合もあります。

【若手ハイレイヤー特化】ダイレクトリクルーティング3選

若手ハイレイヤーの採用に強いダイレクトリクルーティングを紹介します。

21. AMBI(アンビ)

画像:AMBI 公式サイト

特徴

AMBIは、エン・ジャパン株式会社が2017年にリリースした、若手ハイキャリア向けの転職プラットフォームです。ユーザーの登録年収、掲載求人の年収の下限が400万円と規定があるため、ハイレイヤー人材が集まりやすい仕組みになっています。

料金

「ライト」「レギュラー」「プレミアム」の3種類あります。プランが高いほど、スカウト付与数が増えます。また、12ヶ月のプランしか用意していないのも特徴です。

ライトプラン
利用料・・・60万円
成功報酬・・・理論年収の20%

レギュラープラン
利用料・・・90万円
成功報酬・・・理論年収の20%

プレミアムプラン
利用料・・・120万円
成功報酬・・・理論年収の20%

メリット

現年収400万円以上の候補者しか登録する事ができないため、自然とハイレイヤー人材が集まりやすく、若手の優秀な人材を採用したい企業に適している媒体です。

デメリット

AMBIは様々な職種に対応していますが、エンジニア職の採用は弱い傾向にあります。もちろん優秀な若手エンジニアもいますが、そもそもの母数が少ないため、もしAMBIでエンジニアを採用したいのであれば、競合に勝るような条件を提示する必要があります。

22. Liiga(リーガ)

画像: Liiga 公式サイト

特徴

Liigaは、外資系企業や日系大手企業、メガベンチャーなどで経験を積んだハイクラス人材が約4万人ほど登録しており、そのうちの75%以上はMARCH/関関同立以上の高学歴人材です。年齢層も20代が多く、若手の採用に非常にマッチしています。

料金

「初期費用+月額制」の料金体制を採用しています。
詳しい料金は、お問い合わせください。

メリット

新卒からコンサルや金融業界など、日本を代表する企業での経験を積んだ優秀な20代と出会うことができます。具体的にはBIG4や外資系金融企業のを前職としている方です。学歴重視の採用を行なっている企業や、ある程度の経験を積んでいる20代と出会いたい企業は、マッチする媒体でしょう。

デメリット

レジュメを必須項目だけ設定している事が多く、詳細な自己紹介の部分は空白な候補者が多いです。情報量が少ないことから、どのような人材か把握することは難しく、ある情報だけで判断する事が難しいです。

23. キャリオク

特徴:キャリオク 公式サイト

特徴

業界初のオークションシステムを掛け合わせたダイレクトリクルーティングサービスです。詳細には「スカウト式」と「オークション式」の2種類があります。スカウト式は普通のダイレクトリクルーティングと同じ仕組みです。オークション式は候補者が希望条件を記載したレジュメをオークションに出品し、企業は出品されているレジュメからお気に入りを入札します。

料金

「ライト」「スタンダード」「ハイエンド」「プレミアム」の4つのプランが用意されています。ポイント付与され、「入札応諾→2ポイント消化」「面接依頼→1ポイント」消化される仕組みで、このポイントの数で料金が異なります。

ライト(1ヶ月)
15P/30万円
スタンダード(2ヶ月)
30P/45万円
ハイエンド(3ヶ月)
50P/65万円
プレミアム(4ヶ月)
100P/100万円

メリット

オークション式に申し込む求職者は、転職に対する意欲が高く、双方の条件がマッチすれば最短で入社に繋げる事ができます。加えて、候補者は事前に希望条件を明示するため、入社後のミスマッチを減らす事ができます。

デメリット

候補者から企業にアプローチすることができないため、企業からのアプローチがないと候補者と繋がることができません。

【ベンチャー・スタートアップ特化】ダイレクトリクルーティング3選

知名度が低いベンチャーは採用につながりにくいことがあります。そんなベンチャー・スタートアップ企業でも、採用に繋げやすいダイレクトリクルーティング媒体を紹介します。

24. アマテラス

画像:アマテラス 公式サイト

特徴

アマテラスは、ベンチャー・スタートアップ企業を志望している人だけ登録できる媒体です。 登録ユーザーのうち60%以上は、スタートアップのマネージャーまたは幹部候補となる20代後半から30代のメンバーです。

料金

「ライト」「ベーシック」「プレミアム」の3つのプランが用意されています。期間やオプションで料金が異なります。

ライト(6ヶ月)
登録料15万円/利用料60万円

ベーシック(1年)
登録料15万円/利用料102万円

プレミアム(1年6ヶ月)
登録料15万円/利用料153万円

メリット

「ベンチャースピリッツ宣誓」に同意したユーザーのみが登録しているため、自走力が高いメンバーが多い傾向にあります。そのため、入社後のミスマッチも少なく、自社にコミットしてくれるメンバーを採用することができます。

デメリット

登録者のほとんどがマネジメント経験を持っているため、メンバー層の採用は適していません。どちらかというと即戦力人材を採用したい企業にマッチしています。

25. YOUTRUST

画像:YOUTRUST 公式サイト

特徴

YOUTRUSTはリファラル転職プラットフォームであり、有料プランは「友達の友達」までプロフィールを閲覧し、スカウトを送信することが可能です。無料プランでも求人票の掲載や一次つながりであればスカウトを送付できるため、企業は採用のコストを抑えながら優秀な人材を見つけることができます。

料金

「スタンダード」「スタンダードPlus」「プレミアム」「ダイヤモンド」の4つのプランがあります。どのプランも期間は12ヶ月と決まっており、スカウト通数によって金額が変わります。

スタンダード
初期費用10万円+月額料金20万円

スタンダードPlus
初期費用10万円+月額料金25万円

プレミアム
初期費用10万円+月額料金35万円

ダイヤモンド
初期費用10万円+月額料金50万円

メリット

YOUTRUSTには主にインターネット業界の人材が登録しており、エンジニアを中心に様々な職種のユーザーが存在します。起業経験者や上場経験者も多く、20代後半から30代を中心に質の高い母集団形成をすることができます。

デメリット

有料プランでないと「友達の友達」までプロフィールを閲覧できません。また、YOUTRUSTにはハイレベルなユーザーが多く登録しているため、スカウトの競争が激しいことがあります。優秀な人材の獲得には、他社よりも魅力的な条件提示が求められます。

26. Wantedly

画像:Wantedly 公式サイト

特徴

Wantedlyは「共感の採用」を掲げており、企業のカルチャーや価値観を重視しています。給与や待遇を掲載できないため、カルチャーマッチ採用をする事ができます。また、採用広報機能が強く、自社のコーポレートサイトを持っていない企業でも、Wantedlyを通じてアピールがする事が可能です。

料金

初期費用なしの月額制の媒体で、「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3種類のプランがあります。プランによってスカウト付与数が異なります。

ライトプラン
6ヶ月契約・・・利用料30万円/毎月5万
12ヶ月契約・・・利用料54万円/毎月4.5万
24ヶ月契約・・・利用料96万円/毎月4万

レギュラープラン
6ヶ月契約・・・利用料60万円/毎月10万
12ヶ月契約・・・利用料108万円/毎月9万
24ヶ月契約・・・利用料192万円/毎月8万

プレミアムプラン
6ヶ月契約・・・利用料120万円/毎月20万
12ヶ月契約・・・利用料204万円/毎月17万
24ヶ月契約・・・利用料336万円/毎月14万

メリット

月額制のため、何名採用しても成果報酬が一切かからないのがメリットです。また、ハイレベルな人材が多数登録しているため、破格的な採用コストで優秀な人材を採用できます。

デメリット

求人票、ストーリー記事、アイキャッチ画像など、定期的に採用広報を更新することが求められます。他の求人媒体に比べ、継続的な情報のアップデートが必要であるため、非常に工数がかかってしまいます。

【新卒】ダイレクトリクルーティング11選


新卒採用でよく使われるダイレクトリクルーティングについてみていきましょう。

27. OfferBox(オファーボックス)

画像:OfferBox 公式サイト

特徴

OfferBox(オファーボックス)は、気になる学生に直接オファーを送信できるダイレクトリクルーティング媒体です。大手企業からベンチャー企業まで、多くの企業が活用しています。

料金

成功報酬型プランと早期型プランの2種類があります。

成功報酬プラン・・・38万円/1名

早期定額型プラン・・・3名枠:75万円/5名枠:125万円/10名枠:250万円
※採用予定人数を超過した場合は1名につき38万円のお支払いが必要です。

メリット

送れる通数が限られているので、スカウトが埋もれることなく、目を通してもらいやすいです。そのためベンチャー・スタートアップ企業のような知名度が低い企業でも、スカウトを通じて認知を獲得する事ができます。

デメリット

人気の学生はオファー枠がすぐに埋まってしまうため、適宜オファー枠が空いたかどうか確認しないといけません。ターゲットの学生を逃さないためにも、検討中リストに入れておく必要があります。

28. キミスカ

画像:キミスカ 公式サイト

特徴

キミスカが登録者の6割以上が、国公立・GMARCH出身の学生です。スカウトは「ゴールド」「シルバー」「ノーマル」の3種類に分かれており、種類によって送れる数や希少度が異なります。

料金

成功報酬型プランと早期型プランの2種類があります。

成功報酬プラン・・・35万円/1名

早期定額型プラン・・・3名枠:75万円/5名枠:125万円/10名枠:250万円
※採用予定人数を超過した場合は1名につき38万円のお支払いが必要です。

メリット

「ゴールドスカウト:50通」「シルバースカウト:150通」「ノーマルスカウト:1,000通」の、3種類のスカウトをターゲットの学生に合わせて使い分けることができます。また、適性検査機能がついているので、志向性も把握する事ができます。

デメリット

スカウト流通量が多いため、パーソナライズ化してもスカウトメールが埋もれてしまうことがあります。そのため、初回の送付だけでなく、再送スカウトも積極的に活用し、候補者にアプローチすることが重要になります。

29. dodaキャンパス

画像:dodaキャンパス 公式サイト

特徴

対象者は新卒だけでなく、大学1年生から4年生まで登録することができるため、総登録者数は99万人と、幅広いデータベースを保有しています。また、オンラインイベントやセミナーを通じて企業と学生をつなげ、相互の理解を深める機会を提供しています。これにより、企業は学生と直接交流することができます。

料金

定額制プランと成功報酬制プランの2種類があります。例外で新規契約企業を対象に採用上限無制限の初年度限定プランがあります。

定額制プラン
3名枠:60万円/10名枠:110万円/初年度限定無制限:75万円

成功報酬制プラン
【早期】
初期費用30万円+1名採用につき30万円
【ノーマル】初期費用0円+1名採用につき30万円

メリット

豊富なデータベースを保有しているため、多くの学生にアプローチをかけることができます。さらに他の新卒媒体と比較して利用料が安いため、採用の予算を抑えたい企業にはおすすめです。

デメリット

学生の付与されるオファー枠が200通以上あるため、すべてのスカウトに目を通すことが難しく、埋もれてしまうことが多いです。スカウトはタイミングも大事なので、学生がよくスカウトを見る時間をABテストして送りましょう。

30. みん就スカウト

画像:みん就スカウト 公式サイト

特徴

日本最大級の新卒採用クチコミサイトとして活用されています。学生はプロフィールを登録する際に一問一答式の質問が渡され、大学や希望している職種・働き方などを指定します。企業はその答えをもとに、100個以上の項目からターゲットを絞ることができるます。

料金

詳しい料金は、お問い合わせください。

メリット

みん就スカウトは、100以上のセグメントからターゲットを厳密に絞り込むことができるため、自社の条件とマッチする学生を見つけやすいです。また、特別選考案内や説明会優先案内などの特典付きのスカウトを送付できるため、学生と直接会える機会を作ることができます。

デメリット

利用者の口コミが少ないため、あまり登録者数が多くない可能性があります。学生は媒体として活用しているよりかは、口コミサイトとして活用している可能性があります。みん就スカウトを導入検討する際には、他の媒体も同時に検討し、バランスよく活用することが良いでしょう。

31. LabBase(ラボベース)

画像:LabBase 公式サイト

特徴

「LabBase(ラボベース)就活」はデータベース上に登録された理系学生の研究内容やスキルを閲覧し、興味を持った学生に企業からスカウトを送ることができる、理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。これまでアプローチしにくかった、専門性を持った理系学生に直接アプローチすることが可能です。

料金

詳しい料金は、お問い合わせください。

メリット

スカウト開封率90%、平均返信率が40%前後と、返信率が高い媒体です。高確率でスカウトを読んでもらえるため、埋もれることもなく、多くの学生から認知を獲得する事ができます。

デメリット

LabBaseはスマホアプリがないため、都度ウェブブラウザを利用する必要があります。この即座に利用できない点が不便と感じ、離脱する学生も一部存在します。

32. iroots(アイルーツ

画像:iroots 公式サイト

特徴

旧帝大やMARCH以上などの優秀な学生が多く登録しています。また、プログラミングスキルや保有資格に基づいて学生を検索できるため、専門的なスキルを持っている学生と出会うことができます。研究職やエンジニア職を採用したい企業には適しています。

料金

詳しい料金は、お問い合わせください。

メリット

学生はプロフィールを最大6,000文字まで入力する事ができます。これにより通常の面接やエントリーシートでは捉えにくい学生の真意や人物像をなど、深い部分まで理解することができます。また、スカウト開封率は約90%、スカウト応募率約35%と高い数値を担保しています。

デメリット

審査に受かった企業のみ利用することができる媒体です。審査基準は「会社の将来性」や「20代の成長環境」など、総合的な評価のもと決まります。

33. ONE CAREER CLOUD(ワンキャリアクラウド)

画像:ONE CAREER CLOUD 公式サイト

特徴

大手企業から中小企業、ベンチャーまで、企業規模を問わず幅広く活用されている媒体です。加えて、学生の利用率も高く、就活生の60%以上がこのサービスを活用しています。また、「LINE接続機能」が組み込まれているため、通常のスカウトサービスよりも開封率が高い傾向にあります。

料金

「ライトプラン」と「スタンダードプラン」と2つのプランがあります。イベントの掲載数や、注目企業の掲載有無によって料金が異なります。

ライトプラン
初期費用30万円+利用料10万円/月

スタンダードプラン
初期費用30万円+利用料30万円/月

メリット

リアルな選考体験のクチコミを見ることができるため、学生の利用率が高い媒体です。口コミが高い企業は、スカウト返信率が高い傾向にあります。

デメリット

口コミは必ずしも肯定的な評価ばかりではありません。中には悪い口コミもあり、応募数に影響する可能性もあります。

34. Matcher Scout(マッチャースカウト)

画像:Matcher Scout 公式サイト

特徴

OB・OG訪問のマッチングサービス「Matcher」のデータベースを利用したスカウトサービスです。登録している学生のほとんどがOB・OG訪問を目的としているため、積極的で行動力の高い人材が多い特長があります。

料金

初期費用は一切かからず、プランは成功報酬のみ用意されています。

成功報酬費用・・・80万円/人

メリット

日程調整やスカウト送付などのノンコア業務はすべてCSが代行してくれるため、人事の負担が軽減されます。リソースが不足している企業や、コア業務に専念したい人事にとっては、非常にメリットを感じる媒体です。

デメリット

ノンコア業務を負担してくれるということもあり、採用単価が他媒体と比較して高いです。また、登録社数も5万人程ですので、大量採用を予定している場合は、他の媒体と併用することをおすすめします。

35. CheerCareer(チアキャリア)

画像:CheerCareer 公式サイト

特徴

「CheerCareer」は、ベンチャー・スタートアップ企業を希望する学生が多い、ダイレクトリクルーティングサービスです。ユーザー層の特徴として、安定性や給与よりも自己成長や働きがいを求めている学生が多いです。

料金

「ライト」「ベーシック」「プレミアム」の3つのプランが用意されており、募集記事の掲載数や条件の絞り込みによって料金が異なります。

ライト・・・3万円/月
ベーシック・・・5万円/月
プレミアム・・・9万円/月

メリット

ベンチャー・スタートアップ企業にフォーカスを当てた就職メディアということもあり、カルチャーマッチした学生を採用することができます。また、説明会などへの無断欠席に対する通報機能などがあり、母集団の質を保つことができます。

デメリット

給与や待遇を訴求軸においている企業の場合は、あまりマッチしない傾向にあります。中小・大手企業の場合は、リクナビやマイナビなどの大手転職サイトを活用した方が母集団形成ができるでしょう。

36. JOBRASS新卒(ジョブラス

画像:JOBRASS新卒 公式サイト

特徴

JOBRASS新卒は、GMARCHや関関同立以上の大学に在籍する高水準な学生が多く登録している、就活プラットフォームです。また、ジョブラスには求人サイトのほかに、学生向けに提供されるマンツーマンのキャリア面談などを行うエージェントサービスも存在します。

料金

「オファープラン」と「紹介プラン」の2つのプランが用意されています。紹介プランはエージェントが紹介してくれる制度のため、ダイレクトリクルーティングとは異なりますが、オファープラント併用して活用している企業が多いです。

オファープラン
年間システム利用料:20万円
月額掲載料金:5万円

メリット

「スペシャルオファー」「マッチングオファー」「インターンオファー」の3種類のオファー機能があり、目的に応じて使い分けができます。さらに、新卒だけでなく、大学1、2年生にもリーチできるため、新卒採用と並行してインターン採用を行うことができます。

デメリット

社員のインタビュー記事や説明会などのイベントを掲載する場合、別途オプション料金がかかります。採用コストを抑えたい企業は、広報機能が使えないため、スカウトを通じてアピールする事が求められます。

37. TECH OFFER(テックオファー)

画像:TECH OFFER 公式サイト

特徴

TECH OFFERは理系学生の採用を得意としており、研究室への招待状やOB・OGとの強いネットワーク構築から理系の学生を集めています。100万件の検索技術キーワードを活用して学生を絞り込むことができるため、ターゲットをピンポイントで見つけることができます。

料金

ミニマムプラン・・・150万円
ライトプラン・・・180万円
ベーシックプラン・・・240万円
エンタープライズプラン・・・480万円
成功報酬プラン・・・49.8万円+成功報酬85万円/人

「ミニマム」「ライト」「ベーシック」「エンタープライズ」「成功報酬」の5つのプランが用意されています。オファー件数によって金額が異なります。

メリット

登録学生のうち約47%がプログラミングスキルを有しているため、入社後の教育コストを減らすことができます。また、自動オファー機能が備わっているため、スカウトにかかる手間も軽減することができます。

デメリット

理系学生の登録が多いことから、文系の学生やオープンポジションで採用したい企業にはあまりマッチしていないです。

ダイレクトリクルーティング媒体のメリット

ここまで新卒・中途別にダイレクトリクルーティングを紹介しました。続いては実際に利用してみて感じる「メリット」について紹介していきます。

転職潜在層へのアプローチが可能

媒体に登録している全てのターゲットが、就活や転職に積極的なわけではありません。なんとなく登録している潜在層のユーザーもいます。

ダイレクトリクルーティングは、このような潜在層のターゲットにもアプローチすることが可能です。応募意欲を引き出すだけでなく、企業の認知を獲得することも可能です。

そのため、スカウトを送付する際には、ターゲットのグリップを握るような魅力的な文章を送る必要があります。

ターゲットに直接アプローチできる

前職の経歴やスキル、希望条件などを絞り込むことで、ターゲットとなる人材を効率的に見つけることができます。また、具体的に条件を絞ることで、不要なアプローチを減らし、本当に条件に合致した候補者にのみスカウトを送ることができます。

さらに、最新のダイレクトリクルーティング媒体では、適性検査が組み込まれていることが多く、表面的なスキルだけでなく、候補者の志向性も評価して、自社に最適な人材を見つけることが可能です。

採用コストの削減

従来の採用手法では、求人広告や人材紹介が一般的でした。

求人広告はクリックごとにコストが発生しましたが、このクリックが必ずしも応募につながるとは限りません。そのため、クリックに対する採用単価が割に合わないケースも多発していました。一方のダイレクトリクルーティングは、固定の費用で利用することができるため、採用コストを削減できます。

さらに、月額制のダイレクトリクルーティング媒体は、採用が進むにつれて単価を下げることができるため、予算が限られている企業には月額制の媒体がおすすめです。

知名度が低い企業に有利

既に知名度がある大手企業やメガベンチャーは、企業側からの積極的なアプローチがなくても一定の応募数を獲得できますが、ベンチャー・スタートアップ企業は知名度が低いため、従来の採用手法では母集団の形成が難しいです。

しかし、ダイレクトリクルーティングは、スカウトを通じて候補者の「認知」から「興味」まで引き寄せることができるため、知名度が課題となっている企業は、一度検討してみる価値があります。

ダイレクトリクルーティング媒体のデメリット

ダイレクトリクルーティングのデメリットについてもみていきましょう。

媒体の知識が必要

各媒体ごとに異なる特性やアルゴリズムが存在するため、単にスカウトを送るだけでは大きな成果を期待できません。効果的な運用を行うためには、各媒体のCSに問い合わせて、使い方や特性について聞いてみましょう。

また、媒体は日々アップデートされるため、一度覚えたら終わりではなく、常に情報のキャッチアップが求められます。そのため、仕組みだけでなく、ユーザー視点でのUI/UXの理解も重要です。

スカウトのパーソナライズ化にかかる工数

近年では、ダイレクトリクルーティングが当たり前の存在となってきているため、候補者にアプローチする際には、パーソナライズ化されたスカウトが求められています。パーソナライズ化をすることで、「なぜその候補者が欲しいのか」企業の想いを伝える事ができます。

しかし、一人ひとりのレジュメを確認してスカウトを送付するのは、非常に時間と工数がかかります。そのため、スカウトに十分な時間を割けない採用担当者が多く、リソース不足が課題となっています。

リソースが足りない企業は、採用代行(RPO)を活用して、ノンコア業務を減らすことを検討すると良いでしょう。

採用に関わらずコストが発生

ダイレクトリクルーティングは、人材紹介にように成功報酬ではないため、媒体を導入する際にコストが発生します。料金体系は媒体によって異なりますが、初期費用が必要な媒体もあれば、毎月固定のコストがかかる媒体もあります。

そのため、採用に関わらず必ずコストが発生してしまいます。もし、自社のリソースやノウハウで媒体を運用できるか不安な企業は、採用代行(RPO)に依頼するまたは、人材紹介を活用すると良いでしょう。

媒体選定における抑えておくべきポイント


ペルソナを設計

採用は「ペルソナ設計」が成功の鍵となります。

ペルソナを設計することで、ターゲットの不一致を回避するだけでなく、候補者の視点から求人広告やコンテンツを制作できます。これにより、質の高い母集団を構築することができます。

また、明確なターゲットが定まっていれば、媒体選定のミスマッチをなくし、無駄な費用が発生することを防ぐ事ができます。

ペルソナを設計する際には、人事と現場担当者で求めるスキルや条件が異なることがありますので、双方の条件を調整しながら設計することが重要です。

リソースが足りない部分はアウトソースを検討する

同じダイレクトリクルーティングでも、手間がほとんどかからないものもあれば、絶えずブラッシュアップや更新が求められる媒体も存在します。

そのため、採用担当者のリソースを考慮せずに複数の媒体を同時に導入してしまうと、扱いきれず、中途半端な運用に陥る可能性があります。

こうした事態を回避するためにも、導入前にどれくらいの手間やリソースを確保できるのかを明確にし、その上で導入を決定することが重要です。

ダイレクトリクルーティングは、採用代行(RPO)と併用すると効果が出やすい

今後、売り手市場が益々深刻化し、管理職やエンジニアなどの市場価値が高い職種はますます採用が難しくなるでしょう。このような状況下でも採用を成功させるためには、ダイレクトリクルーティングを活用して、候補者に積極的なアプローチをかける必要があります。

しかし、ダイレクトリクルーティングは運用に工数や時間がかかり、人事のリソースが足りないのが現実です。そこで、効果的に運用を行うためにも採用代行(RPO)を並行して使いましょう。

弊社、即戦力RPOは「母集団形成ができない」「どの媒体を活用すればいいかわからない」「人事のリソースが足りない」など、さまざまな採用課題を、マーケティング視点を用いて解決しています。

上記のような課題を抱えている企業は、無料相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業責任者を担い、これまでに80社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

目次