20代から30代の若手IT人材が多く登録しており、「エンジニア採用に強い採用媒体」として知られているGreen。
業界初の成功報酬型サービスかつIT/Web業界の経験者採用を得意としているGreenは、エンジニア採用が年々難化している今とても注目を集めており、累計登録者は120万人を突破しています。(2023年5月現在)
そこで、本記事ではGreenの認定公式パートナーである弊社がこれまでの支援実績を元にGreenの特徴や料金プラン、優秀な人材を採用する方法などを詳しく解説いたします。
すでにGreenを導入していて、「今の運用方法が正解かわからない」「もっと成果を出したい」と感じている方は、こちらのGreenの活用方法のすべてを集約したnoteをご覧ください!
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若手IT人材の採用に強い!「Green(グリーン)」とは?
「Green」は、株式会社アトラエが2006年に立ち上げた、業界初の成功報酬型の料金体系を採用した媒体です。登録者は累計100万人を突破しており、その50%以上がIT人材かつ20~30代です。もちろん、IT人材だけではなくビジネス職やバックオフィスの採用にも活用されています。
最も大きな特徴は、最初の初期費用を支払えば、あとは成功報酬だけで半永久的に利用できる点です。月額制の採用媒体コストに悩まされている企業にとっては、ぜひおすすめしたい媒体です。
Green(グリーン)の特徴
「IT/Web業界の採用に強い」ということで有名なGreen(グリーン)ですが、そのほかにも他媒体とは全く異なる特徴を持っています。
以下では、Greenについてよく知られている特徴から、実際に多くの企業の採用を支援している弊社だからこそわかるポイントをご紹介していきます。
IT/Web系の採用に強い
先述の通り、Greenの登録者は約50%がIT・Web系の経験者人材です。
他の求人サイトと比べても、圧倒的にIT・Web系の人材が多く、「エンジニア採用ならGreen」というイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
IT業界・Web業界に特化しているため、検索機能においても「エンジニア採用」が意識されています。
具体的には、60以上のプログラム言語や100以上ものエンジニアスキル(フレームワークやDBなど)を選択可能して絞り込むことができます。一言でエンジニアと言っても、スキルはさまざまなので一般的な採用媒体だと検索しづらい要件の採用ターゲットでも、Greenなら非常に見つけやすくなっています。
また、しっかり候補者のスキルや経験を判断することができるので、エンジニア採用でよくある「企業が求めているスキルと求職者のスキルが合っていない」といった採用のミスマッチも未然に防ぐことができます。
採用広報機能がついておりアトラクトしやすい
Greenにある4つプランのうち、2番目のベーシックプラン以上は採用広報機能を利用することができます。
少子高齢化に伴って採用市場が超売り手市場となっている今、企業から候補者に積極的にアプローチすることが必須になっていますが、そのうちの有効な手段の一つが「採用広報」です。
通常、採用広報はSNSや企業HPの特設サイトを利用しますが、Greenはそういったチャネルを開拓しなくても媒体の中で採用広報を簡単に始めることができます。また、「PR」「インタビュー」「社員の声」という3つの採用広報機能は、それぞれが目立つ仕様になっているので、効率よく自社の魅力を発信することができます。
3つの採用広報機能について、下記で詳しくご紹介します。
PRタブ
名前の通り自社をPRするページで、大きく2つの使い方があります。
・自社で現在活躍している社員5名にインタビューを行う
・自社が強みと感じている部分(資金調達、プロダクトへの想いなど)を5つ載せる
どちらの形でも問題ありませんが、自社の魅力をより濃く語れる方を選ぶのをおすすめします。
インタビュータブ
インタビュー代表者を一名決めて掲載します。
1800文字×5枠とPRタブと仕様は同じですが、全9000文字というボリュームなので、代表や取締役など自社のことを豊富な視点で語ることができ、想いが強い人ではないとインタビュー内容が薄くなってしまいます。
プロのライターが記事の取材から執筆まで行なってくれるので、経営陣ではなくても、自社で活躍している社員や長く勤めているメンバーに協力を依頼してインタビューを作成するのもおすすめです。
社員の声
自社に勤めている社員に「現職のやりがい」や「今の自社の課題」などを、赤裸々に語ってもらう項目です。
匿名で掲載できるのと、インタビューも10分ほどで終わるボリュームなので、社員からの協力を得やすいことも良いポイントです。
採用広報の重要さについては、最近注目されている採用広報とは?施策のフローやチャネルについての記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
管理画面が充実していてPDCAを回しやすい
Greenは、管理画面(ダッシュボード)が充実しており、PDCAを回しやすくなっています。
採用活動を効率よく行なっていくためには、施策の結果を定期的に確認して改善していく必要があります。そこでGreenでは企業側からのみ見ることができる管理画面で、ポジションごとのスカウト返信率などの数値を簡単に確認することができます。
▼実際に管理画面で見ることができる数値
- 活用度ランキング
- 会社ページPV数
- 応募率
- 気になるの受信率
- 各スカウトの既読率や返信率
求人掲載数に上限がない
Greenは職種も求人数にも上限がないため、募集しているポジションを全て掲載することができます。
また、エンジニア色以外にも、バックオフィスや営業、CxOクラスなど様々な職種に対応しているので、Green一つで求人を全て管理することもできます。
ただ、求人数が多すぎると、企業ページの見た目が複雑になってしまうので、候補者が混乱しない程度に掲載することをお勧めします。
スカウト機能の他にも様々なアプローチができる
一般的な採用媒体と同じく、企業から候補者にアプローチする機能としてスカウト機能がありますが、そのほかにも企業側の興味度に合わせて「気になる」「会いたい」という2つのアプローチ機能があります。
スカウト機能
スカウト機能は、企業だけが利用できる機能で、他のダイレクトリクルーティング媒体と基本的な仕組みの差はありませんが、下記のような特徴があります。
・プランに関わらず毎月400通まで送付が可能
・以前のスカウトから2週間経てば、再度スカウトを送ることができる
気になる機能
「気になる」の機能は、企業も候補者もどちらも利用することができる機能です。
『ド本命ではないけど、候補としてはありかも』と思うユーザーに対して活用することができます。
候補者心理:前向きに検討していて、企業のことをもっと知りたい
企業心理:ターゲットにドンピシャではないけど、候補のうちの一人
また、気になる送付の通数は無制限です。
極端な例ですが、もし120万人のユーザー全員にアプローチしたいのであれば、120万通気になるを送付することも可能です。ただ、一度気になるを送ってしまうと半年間は再送できませんので、採用ターゲットが狭い場合にむやみやたらと送付するのは危険です。
企業が「気になる」を送った後は、候補者が「気になる」を返してくれるパターンもあれば、「話を聞いてみたい」とより積極的な返事が返ってくることもあります。どちらにせよ、自社に興味を持ってもらえている証拠なので、候補者からの反応が来た場合はすぐにカジュアル面談に繋げましょう。
会いたい機能
会いたい機能は企業側のみが利用できる機能です。
候補者からの「気になる」に対して、「会いたい」ボタンを押すことができますが、前段階として候補者からの「気になる」というアクションがなければ「会いたい」の機能を使うことはできません。
「会いたい」を送付した際の返信率は平均で50%を超え、カジュアル面談が高確率で成立するので、自社の採用要件とマッチしている候補者であれば積極的に「会いたい」を活用していくことをおすすめします。
Green(グリーン)の登録者データ
2023/10月に弊社が実際のGreen管理画面を利用して調査した情報を元に、Greenに登録しているユーザーの割合や傾向について紹介していきます。
登録者数
まず、2024年03月13日時点で累計登録者数は120万人、導入企業数は10,000社を超えています。また、毎月新規登録者数が1万人以上いるため、常に新しい人材に対してアプローチを行うことができます。
「IT/web人材の採用に強い」と言われているだけあり、Greenは登録者の半数以上がエンジニアorクリエイティブ人材で、約80%が25~39歳なので、やはり若手IT人材のユーザーを多く保有していることがわかります。
Green(グリーン)の料金プラン
Greenの料金体系は初期費用+成果報酬型で設計されています。そのため、最初に初期費用を払えばその後は半永久的に利用することができ、完全に採用に至るまで無駄なコストが一切発生しません。
基本の4プラン
Greenにはライト・ベーシック・スタンダード・プレミアムと、4つのプランが用意されており、利用できる機能で金額が異なります。
プラン | 初期費用 | 基本機能 | オプション機能 |
---|---|---|---|
ライト | 要問い合わせ | あり | なし |
ベーシック | 要問い合わせ | あり | 「PRタブ」または「インタビュータブ」のどちらか一方 |
スタンダード | 要問い合わせ | あり | 「PRタブ」+「インタビュータブ」 |
プレミアム | 要問い合わせ | あり | 「PRタブ」+「インタビュータブ」+「求人検索上位表示×3回」+「メルマガ2回」 |
また、どのプランも利用できる基本の機能は下記の通りです。
- データベースからの求職者検索
- スカウト月間400通無料(全体の送付件数は無制限)
- 気になる送付無制限
- 求人掲載数無制限
- 企業ブランディング用の記事作成+写真撮影
採用後の成果報酬費用
Greenの成果報酬は、想定年収に関わらず採用する職種によって一律に定められています。
採用難易度や平均的な年収を元に60万円から120万円の中で3段階に分けて設定されており、エンジニアやCxOポジションが最も報酬が高くなっています。
募集求人の職種分類 | 基本の成功報酬 |
---|---|
・エンジニア / 技術職(システム/ネットワーク) ・経営 / CxO職 | 120万円 |
・営業職 ・企画 / マーケティング職 ・経理 / 管理 / バックオフィス職 ・専門職(金融 / 不動産 / コンサルタント / 士業) ・クリエイティブ職(Web) ・クリエティブ職(ゲーム / マルチメディア) ・エンジニア / 技術職(電気 / 電子 / 機械 / 半導体) | 90万円 |
・アシスタント / 事務職 / オフィスワーク ・サービス職(人材 / 店舗 / 医療) ・建築設計/ 土木 / プラント職 | 60万円 |
返金保証制度があるので採用後リスクが少ない
Greenは入社後30日以内に退職者が出てしまった場合、成功報酬の50%を返金してくれる制度があります。
返金制度があることに対して、早期離職者が多いのではないかと懸念されている企業様もいらっしゃいますが、弊社がご支援している顧客様の中では一度も早期離職が起こったことがない媒体ですので、安心して導入いただけます。
Green(グリーン)を導入した企業からの評判
実際に弊社が採用支援させていただいた企業様の中で、Greenを活用して採用に成功した企業様の導入事例を一部抜粋してご紹介いたします。
創設2年目の企業ですが、1年間で4名の採用を実現できました 。
採用した方は優秀な人材ばかり。普段エージェントを利用しておりますが、恐らく弊社には紹介してもらえないようなレベル感です。アプローチの利用期限・制限が無い点は強い魅力です。
(設立2年目/20名規模/IT企業)
エンジニア以外にも営業、財務部長と多くの人材をコスパ良く採用できました。
当社はフルスタックエンジニアとバックエンドエンジニアの採用を目的として導入しましたが、意外とビジネス職の方も多く、結果的にはエンジニア9名とセールス、バックオフィスの採用もできました。今後も利用していきます。
(設立10年以上/50名規模/自社サービス企業)
Green(グリーン)でエンジニア採用を成功させる方法
ここからは、実際にGreenでエンジニア採用を成功させるためのポイントについて解説します。
スカウトのアプローチ数を増やす
Greenはスカウト流通量が非常に高い媒体であるため、スカウトを送付しても埋もれてしまうことが多いです。
そのため、スカウト以外にも「気になる送付」や「会いたい送付」などの機能も積極的に活用しましょう。また、一度スカウトを送った後も、再度スカウトを活用したり、複数回のアプローチを行うことが重要です。
ただし、スカウトには毎月そうできる数が決まっているため、一度に大量のスカウトを送ってしまうと、月末に求めている条件に近しい候補者が現れた際に、アプローチをかけることができません。そのため、スカウトの通数を考慮しながら、バランスを保ったアプローチを心がけましょう。
候補者のレジュメに合わせてパーソナライズ化を行う
スカウト機能を使う際には、求職者に適したメッセージを送ることが重要です。求職者の履歴やスキルを確認し、メッセージを個別にカスタマイズすることで、返信率を向上させることができます。
求職者の経験やスキルに焦点を当て、なぜ彼らをスカウトしたのかを説明することが重要です。また、求職者の興味ややりたいことに基づいて、自社の事業展開や魅力を紹介すると効果的です。
さらに、メッセージには個人名を記載し、定型文を極力減らすよう心がけましょう。求職者が「企業が自分に興味を持ってくれている」と感じることが、スカウト成功の鍵です。
社員・求職者の口コミ数を増やす
Greenには「社員の声」機能があり、ここに掲載されることで企業のリアルな雰囲気や働きやすさを伝えることができます。
また、選考に参加した候補者が、企業の口コミを記載することができる、「求職者の声」という機能もあり、面接官の印象や選考の雰囲気などが伝わりやすいです。「求職者の声」は悪い口コミが書かれる可能性もあるため、企業の印象を下げないよう真摯に面接に取り組みましょう。
上記のような口コミ数が増えることで、候補者は企業の実態や雰囲気を把握しやすくなり、応募のハードルが下がるでしょう。
採用広報機能を充実させる
Greenは、企業ページに力を入れている求人媒体なので、採用広報機能を追加することで、候補者の関心を引くことができます。
採用広報は主に取締役や社員のインタビュー記事を掲載するのですが、インタビュー記事は求人票で知ることのできなかった、社員から見た企業の魅力やキャリアパスなどを知ることができます。また企業名を検索すると、上位にGreenがヒットすることが多いので、Greenからの流入以外にも自社を知ってもらうことができます。
インタビュー対象者は、CTOやエンジニアメンバーなど、エンジニア採用に関連性のあるメンバーをアサインすると良いでしょう。
気になる機能の活用
スカウトを送る前に、最初に「気になる」機能を使うのがGreen運用のコツです。この機能は気軽なアプローチ方法なので、返信率が比較的高い傾向にあります。
すべてのユーザーに対してスカウトを送るよりも、「気になる」に返信があったユーザーにスカウトを送る方が、採用プロセスの時間を短縮できます。さらに、一括でアプローチできる機能を活用すれば、より多くの求職者にコンタクトを取ることができます。
リソースを適切に管理することで、スカウトの質を向上させることができます。
Green内のアルゴリズムを理解する
Greenは活用度ランキングが上位にあればあるほど、募集記事が上位に表示されやすい仕組みになっています。
活用度ランキングを上位に上げるためには、求職者へのこまめなアプローチだけでなく、「求人の更新」が重要になります。
求人更新を毎日行うことで、既存の求人も新規求人として扱われ、上位に表示されやすくなります。理想は一日一回ですが、最低でも一週間に一度は更新することを推奨します。
よくある質問
契約から掲載開始までの期間はどれくらいですか?
採用広報ページの取材・撮影など含め、ご契約成立から約3週間で掲載ができます。
「簡易掲載」という形で最短2日で掲載が可能ですが、採用ターゲットに刺さる求人の作成や初期設定を含めもっと速く運用を開始したい方はコチラから弊社にご相談ください。
IT系人材以外は採用できないのですか?
ビジネス職やバックオフィスなど、IT系の職種以外も採用可能です。
登録者の割合的にITやクリエイティブ人材が多いので採用しやすいのはエンジニア、デザイナーなどですが、Greenが「IT/web業界に強い」と知られているため、実際の求人倍率的にマーケティングやバックオフィスの人材は穴場で採用しやすくなっています。
採用広報コンテンツの取材や撮影はオフラインですか?
企業のニーズに合わせて、オンライン・オフラインともに対応可能です。
無料・トライアルプランはありますか?
Greenには、無料プランやトライアルプランはありません。
しかし、毎週金曜日に開催される「Greenオンラインセミナー」にて、デモ画面を使用して自社が求める採用ターゲットを検索したり、競合他社の事例を確認することができます。
Greenを活用して優秀なエンジニアを採用しよう
Greenはスカウト・アプローチ機能が充実しており、エンジニアやデザイナー中心にIT人材の採用に強い媒体です。
エンジニアはミドルからハイレイヤーまで幅広い人材登録しているので、ほとんどの企業が採用ターゲットに巡り合えるでしょう。
そんなGreenで優秀な人材の採用を成功させるには、とにかく積極的に活用し続けることです。気になるボタンやスカウト機能、採用広報機能などを駆使して、いち早くターゲット人材にアプローチしましょう。
Greenなど採用媒体を問わず、エンジニア採用を強化されたい方はぜひ下の記事もご覧ください。
またエンジニア採用の品質を向上させたい方は、ぜひ採用代行サービスの活用も検討してみてください。
Green以外にも、複数の採用サイトや手法を組み合わせることで、採用コストに対して成果を最大化させることができます。
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