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中途ダイレクトリクルーティング媒体28選!媒体の費用やメリット・デメリットを解説

候補者に直接アプローチできる手法として注目されている「ダイレクトリクルーティング」。

最近では職種に特化したり、年収制限を設けているなど、各媒体ごとに持っている特性が異なっており、メリットがある反面、媒体の数が多すぎてどれを活用すればいいか頭を抱えている人事担当者も多いのではないでしょうか。

本記事では、中途採用でおすすめのダイレクトリクルーティングサービスについて、ジャンル別にご紹介しています。この記事を参考に自社に適した媒体を見つけてみてください!

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目次
  1. 【全職種共通】おすすめダイレクトリクルーティング媒体12選
    1. タレントスクエア
    2. BizReach(ビズリーチ)
    3. Green(グリーン)
    4. dodaダイレクト
    5. エン転職ダイレクト
    6. LinkedIn
    7.  OpenWork
    8. Eight Career Design
    9. PaceBox
    10. リクルートダイレクトスカウト
    11. 日経転職版
    12. ミドルの転職
  2. 【エンジニア特化】おすすめダイレクトリクルーティング8選
    1. paiza(パイザ)
    2. Offers(オファーズ)
    3. Forkwell Jobs(フォークウェル ジョブズ)
    4. LAPRAS SCOUT(ラプラススカウト)
    5. Qiita Jobs
    6. 転職ドラフト
    7. Findy Enterprise
    8. レバテックダイレクト
  3. 【若手ハイレイヤー】おすすめダイレクトリクルーティング3選
    1. AMBI(アンビ)
    2. Liiga(リーガ)
    3. キャリオク
  4. 【ベンチャー・スタートアップ】おすすめダイレクトリクルーティング3選
    1. アマテラス
    2. YOUTRUST(ユートラスト)
    3. Wantedly(ウォンテッドリー)
  5. 【その他】おすすめダイレクトリクルーティング2選
    1. LiBZ(リブズ)
    2. CareerCross(キャリアクロス)
  6. ダイレクトリクルーティングのメリット
    1. 転職潜在層へのアプローチが可能
    2. ターゲットの人材に直接アプローチできる
    3. 採用コストの削減
    4. 知名度が低い企業に有利
  7. ダイレクトリクルーティング媒体のデメリット
    1. 媒体知識が必要
    2. スカウトのパーソナライズ化に工数がかかる
    3. 長期的な目線で取り組む必要がある
  8. ダイレクトリクルーティングの成功のコツ
    1. ①候補者のレジュメからパーソナライズ化部分を作成する
    2. ②返信ではなく「開封」を目標にする
    3. ③ペルソナを設計する
  9. さいごに

【全職種共通】おすすめダイレクトリクルーティング媒体12選

全職種で活用できるダイレクトリクルーティングの媒体を12選ご紹介します。

タレントスクエア

引用:タレントスクエア公式サイト

特徴

タレントスクエアは、20代・30代に特化したスカウト型求人媒体です。特定の業界や職種に限定せず幅広く求職者を集客している媒体ですが、業界軸ではIT・通信業界が約20%、職種軸ではIT・通信・Web・ゲームの技術系専門職が約12%を占めています。

料金

  • 初期費用・・・0円
  • 固定費・・・0円
  • 更新料・・・0円
  • 成果報酬・・・人材紹介料の20%

メリット

初期費用や固定費が一切かからず、求人掲載やスカウト送信も無制限と自由度の高い媒体です。成功報酬の単価も人材紹介料の20%と安いため、コストを抑えながら利用媒体を広げたい人材紹介会社様に向いています。

デメリット

若手層に強みを持つ一方、マネジメント経験や高度な専門スキルを持つハイクラス人材の割合は少なく、事業責任者クラスの即戦力人材を集客したい場合には向いていません。

BizReach(ビズリーチ)

引用:BizReach 公式HP

特徴

Bizreach(ビズリーチ)は、150万人以上のメンバーを有するハイレイヤー向けのスカウト媒体です。元々登録者の年収を「1,000万円以上」と規定を設けたことで、ハイクラスの管理職やグローバル人材が多く登録していました。

料金

「スタンダードプラン」と「プレミアムプラン」の2種類があり、プランによってスカウトの付与数が異なります。

スタンダードプラン
6ヶ月契約・・・利用料85万円/成功報酬理論年収の15%
12ヶ月契約・・・利用料153万円/成功報酬理論年収の15%

プレミアムプラン
6ヶ月契約・・・利用料140万円/成功報酬理論年収の15%
12ヶ月契約・・・利用料252万円/成功報酬理論年収の15%

メリット

経営幹部、管理職、専門職など、ハイレイヤー人材が多数登録しているため、即戦力人材の採用に非常に適しています。またどの年収の層を採用しても、一律15%の成功報酬なため、ハイレイヤー人材の採用の割にコストを抑えることができます。

デメリット

ハイレイヤー人材の競争倍率が激しいため、他社より魅力的なスカウト文や募集記事を作成をする必要があります。また、高年収を求めているユーザーが登録しているので、提示年収が低すぎると母集団が形成できない可能性があります。

Green(グリーン)

引用:Green 公式HP

特徴

Greenは、登録ユーザー数は累計100万人を突破しており、豊富なデータベースを所持しているのが強みです。昔はエンジニア採用に強い媒体として知られていましたが、現在は営業職やバックオフィスの採用なども強く、全職種共通の媒体として人気を誇っています。

料金

「ライト」「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」と、4つのプランが用意されており、利用できる機能によって金額が異なります。

ライトプラン
初期費用・・・60万円
成功報酬・・・120万円/90万円/60万円(※職種によって異なります)

ベーシックプラン
初期費用・・・75万円
成功報酬・・・120万円/90万円/60万円(※職種によって異なります)

スタンダードプラン
初期費用・・・90万円
成功報酬・・・120万円/90万円/60万円(※職種によって異なります)

プレミアムプラン
初期費用・・・120万円
成功報酬・・・120万円/90万円/60万円(※職種によって異なります)

メリット

「スカウト」だけでなく、「気になる」「会いたい」機能もついているため、気になる候補者に対して複数回のアプローチを行うことができます。さらに一度ランニングコストを支払えば、半永久的に利用できるため、他の媒体と比較しても利用料が安いです。

デメリット

スカウト流通量が多く、開封率や返信率は他の媒体に比べて低い傾向があります。そのため、スカウトの質だけでなく、量も確保しなければなりません。また、利用できる機能が多いため、使いこなすまで時間がかかります。

dodaダイレクト

引用:doda ダイレクト 公式HP

特徴

doda  Recruitersは日本最大級のデータベースを保持しており、約317万人の方が登録しています。また、求人票の作成に関するサポートシステムがついているため、初めてダイレクトリクルーティングを使う人材担当者でも、安心して利用することができます。

料金

「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3つのプランがあります。プランによってスカウト通数が変わります。

ライトプラン(2ヶ月)・・・80万円
スタンダードプラン(6ヶ月)・・・180万円
プレミアムプラン(12ヶ月)・・・330万円

メリット

候補者のデータベースを豊富に所持しているため、その分アプローチの幅が広がります。また、採用に対する成功報酬が発生しないため、期間内であれば何名採用しても追加費用が発生しません。

デメリット

媒体が何かに特化しているわけではないため、企業が求めているニーズを満たしている候補者が少ない傾向にあります。オープンポジションなど、職種に縛りがない採用はメリットを感じやすいですが、すでに採用したいポジションやスキルが決まっている場合は適さないです。

エン転職ダイレクト

引用:エン転職ダイレクト

特徴

エン・ジャパン株式会社が2022年に開始した、ダイレクトリクルーティングサービスです。エン・ジャパン株式会社は、これ以外に5つの人材サービスを提供しているため、そこで培ったノウハウが活かされているサービスでしょう。

料金

「ベーシック」「アドバンス」「プロ」の3つのプランがあります。プランによってスカウト通数が変わります。

ベーシック
3ヶ月契約・・・80万円
スカウト通数・・・最大400通

アドバンス
6ヶ月契約・・・180万円
スカウト通数・・・最大1000通

プロ
1年契約・・・330万円
スカウト通数・・・最大2000通

メリット

エン転職ダイレクトは、シークレットスカウト機能がついており、 レア感のあるスカウトを演出できます。通常のスカウトよりも開封率が高いため、ターゲットとなるユーザーに使うといいでしょう。

デメリット

スカウトを送付する際に求人票の紐付けができないため、都度選択をしないといけない手間が発生します。また、職種を選択する際に、例えば「営業職」という大きい括りでは選べず、法人営業、個人営業、代理店営業…など、細かく指定しないといけません。

LinkedIn

引用:LinkedIn 公式HP

特徴

ビジネス特化のSNSとして利用されているLinkedinは、世界中で利用されているグローバルな採用ツールです。日本ではまだそれほど広まっていませんが、外資系企業やグローバルな人材を求める企業はどんどん導入を進めています。

料金

詳しい料金は非公開です。詳細はお問い合わせフォームからご相談ください。

メリット

LinkedInに登録しているユーザーのプロフィールには、これまでの職歴や培ってきたスキルが記載されているため、その情報を元にスカウトを送付することができます。また、利用している企業が少ないため、普通のダイレクトリクルーティングよりも競争倍率が低く、双方の条件がマッチすればスムーズに採用まで持っていくことが可能です。

デメリット

日本での利用者数が少ないため、母集団形成に苦戦する可能性があります。また、アカウントを持っていても使っていないユーザーが多く、スカウト送付しても返信が来ないこともあります。

 OpenWork

引用:OpenWork 公式HP

特徴

 OpenWorkは、現職または前職のリアルな口コミが見れるサービスです。無料プランを利用している場合、口コミの評価に応じて送付できる通数が異なり、口コミが高い企業はもらえるスカウト通数が多く、低い企業はもらえる通数が少ないです。

料金

完全成功報酬型で「中途採用」「新卒採用」で料金が異なります。その他の初期費用・月額費用・スカウト送付など全て0円で利用できます。

中途採用・・・80万円/人

新卒採用・・・40万円/人

メリット

一般的なダイレクトリクルーティングは、職種や候補者の年収によって成功報酬額が異なりますが、openworkはどんなレイヤーの人材を採用しても一律80万円の成功報酬のため、採用単価を抑えることができます。

デメリット

創業してまだ浅い企業は口コミのデータが少ないため、無料スカウトを活用することができません。また、悪い口コミが多い場合には、返信率にも影響します。そのため採用だけでなく、普段から既存社員のケアも行うことを推奨します。

Eight Career Design

引用:Eight Career Design 公式HP

特徴

Sansan株式会社が提供するEight Career Design(エイトキャリアデザイン)は、名刺アプリ「Eight」を活用したダイレクト・リファラル採用サービスです。 Eightユーザーの中から条件に適合する人材を抽出し、スカウトを送信したり、タレントプールに追加して一元管理することが可能です。

料金

定額制(月額10万円〜)で利用することができ、採用に伴う成功報酬は発生しません。

メリット

ダイレクトリクルーティングとリファラル採用を並行して進められることが特徴的です。
名刺管理ツールの独自の特性を活かし、求める人材と自社社員のつながりを確認できます。もしつながりがあれば、その社員に対して候補者のスキルや経歴に関する情報を事前に確認でき、その後、社員を介して候補者にアプローチすることも可能です。

デメリット

「キャリアサマリ」という職務経歴書を登録していないユーザーに関しては、名刺に載っている社名や役職名だけで詳細なスキルなどを把握することが難しいです。そのため、面接を行なってみたけど、想像していた人材じゃなかったパターンもあり得ます。

PaceBox

引用:PaceBox 公式HP

特徴

PaceBoxは、20代・30代向けの若手人材やはじめて転職する人材に特化した採用サービスです。一名採用あたりの採用単価を50万円に統一しているため、採用単価を抑えることができます。

料金

PaceBoxは、プランに関わらず一律の料金を設定しています。

アカウント開設費用・・・30万円
プラットフォーム利用料・・・30万円/年
成功報酬・・・50万円/人

メリット

キャリアアドバイザーが求職者の特性を引き出し、レジュメを補完します。このレジュメは企業にとって判断材料となるため、大変役に立つでしょう。また、非公開求人を設定することができるので、他社にバレずに興味を持つ求職者にのみ焦点を当てて直接アプローチすることができます。

デメリット

2022年にリリースしたサービスなので、まだ求職者にあまり認知されていません。そのため安定した母集団形成が難しく、もし採用予定人数が多い場合は、別の媒体も並行して活用することがおすすめです。

リクルートダイレクトスカウト

引用:リクルートダイレクトスカウト 公式HP

特徴

リクルートダイレクトスカウトは、60年以上の歴史を持つ株式会社リクルートが提供するダイレクトリクルーティングサービスです。リクルートはこれまでに求人メディア事業や人材紹介事業などのサービスも展開しており、そこで培ってきたノウハウを結集しています。

料金

初年度と2年目以降で料金が異なります。

初年度
初期費用0円+成功報酬額(エージェントサービスの半分程度)

2年目以降
データベース費用150万円/年+成功報酬額(エージェントサービスの半分程度)

メリット

スカウト送信数に制限はありません。契約期間中は対象の候補者がいるかぎり、スカウトを送付することができます。 さらに、求人の掲載数も無制限ですので、「急募ではないけれど、優れた人材が見つかればいい」という要望にも対応可能です。

デメリット

スカウトを送付する際にデフォルトで求人票の設定ができません。そのため送付するたびに求人票の設定が必要になり、ミスが生じる可能性があります。送付前に選択した求人票が間違っていないかチェックしましょう。

日経転職版

引用:日経転職版 公式HP

特徴

日経転職版は、株式会社日経HRが運営する転職サイトです。日本最大級のビジネスパーソン向けオーディエンス・プラットフォームを活かし、日経グループの多岐にわたる事業やサービスと連携しています。

日経ならではの価値ある情報とサービスを提供し、ビジネスパーソンの転職とキャリア形成をサポートする求人情報提供サイトとして運営されています。日経転職版の日経ID会員数は約1000万人を誇り、広範なビジネスパーソンへのアプローチが可能です。

料金

「基本企画」「チケット」「長期掲載」と3つのプランが用意されており、最低30万円〜利用することができます。
掲載期間やプラン内容によって料金が変わるため、詳しくはお問い合わせください。

メリット

日経転職版は、30代から40代の中堅層が全体の約46%を占めており、大手企業の管理職や専門的なスキルを持つビジネスパーソンなど、即戦力人材が多く存在します。さらに、日経サービスを利用する1000万人以上のユーザーにアプローチが可能なため、豊富なデータベースの中からターゲットを選定することができます。

デメリット

年齢層が高く、即戦力人材を採用したケースが多いため、若手の人材や未経験者の採用を計画している企業にはマッチしづらいのが難点です。ターゲットの年齢層を定めた上で、ハイレイヤーなどを狙う際におすすめです。

ミドルの転職

引用:ミドルの転職 公式HP

特徴

ミドルの転職は、エンジャパン株式会社が提供する30〜40代を対象とした転職サイトで、その名の通りミドル世代の転職に特化しています。

直接企業に応募できる求人もありますが、エージェントを通して応募する求人も多く、好条件の非公開求人も充実しています。掲載求人は基本的にハイクラス向けで、年収1,000万円以上の求人も多数あります。管理職、マネージャー、経営幹部のポジションを採用する企業には非常にマッチする媒体でしょう。

料金

無料で利用することができます。

メリット

無料で利用することができるのがいちばんの魅力です。エージェント(人材紹介会社)の紹介手数料も、ほとんどの場合無料となっているため、費用を抑えて採用したい企業にとっては大変嬉しい内容になります。

デメリット

ミドルの転職を謳っているだけあって、若手層の採用は難しいです。また、ミドルの転職を対象とする30~40代は、就職氷河期世代を経験しているため、相対的に希薄になっている母集団が少ない状況になっています。

【エンジニア特化】おすすめダイレクトリクルーティング8選

続いてエンジニア職に特化したダイレクトリクルーティングサービスについて見ていきましょう。

paiza(パイザ)

引用:paiza 公式HP

特徴

paiza(パイザ)は、paiza株式会社が提供する転職サイトで、自社独自のプログラミングスキルチェックの結果に基づいてランクが割り当てられます。登録者はこのプログラミングスキルチェックの試験を受験し、その結果によって書類選考を免除されたり、選考に進んだりすることができます。

料金

「中途採用」と「新卒採用」では料金が異なり、更にエンジニアのランクによっても料金が変動します。ただし、ランニングコストがかからないため、導入しやすいのが魅力ポイントです。

中途採用
Sランク・・・理論年収の35%
A・Bランク・・・理論年収の30%
Cランク以下・・・理論年収の25%

新卒採用
Sランク・・・100万円
A・Bランク・・・80万円
Cランク以下・・・40万円

メリット

「一斉送付スカウト」「ゴールデンスカウト」「プラチナスカウト」の3種類あります。プラチナスカウトは候補者の気になるアクションにのみ送信可能ですが、残りの2つは毎月最大800通まで送付することができるので、他媒体と比較してアクション数の幅が広いです。

デメリット

返信率30%前後と言われているプラチナスカウトは、候補者のアクションがないと送ることができません。求人票から読み取れるプロダクトの魅力や給与・待遇などの条件面から候補者がアクションを起こすため、求人票が薄かったり条件面があまり良くなかったらそもそもアクションを起こしてもらえません。

Offers(オファーズ)

引用:Offers 公式HP

特徴

Offersはエンジニア・デザイナー採用に特化したプラットフォームです。登録者数の半数以上が副業志望のため、正社員採用にはあまり適していませんが、副業の採用を視野に入れている企業にとってはメリットのある媒体です。

料金

月額制+成功報酬の仕組みで、成功報酬は業務委託(副業)か正社員で料金が異なります。

月額料金
7.5万円〜

成功報酬
業務委託:35万円
正社員:50万円

メリット

副業のスカウトだと返信率が25%前後と非常に高い数値です。副業希望の候補者はハイレイヤーも多く、即戦力人材を採用することができるでしょう。また、候補者も最初から正社員よりかは、副業で携わってからの方が転職のハードルが下がります。今後、副業採用を検討している企業にはおすすめです。

デメリット

副業探しで利用している候補者が多いため、正社員の母数が圧倒的に少ないです。また正社員の場合、ジュニア層〜ミドル層が多くあまり即戦力人材は見られません。SES企業や未経験エンジニアを採用する分にはいいですが、ハイレイヤー採用では苦戦するでしょう。

Forkwell Jobs(フォークウェル ジョブズ)

引用:Forkwell Jobs 公式HP

特徴

Forkwell Jobsは、エンジニアに特化したダイレクトリクルーティングサービスです。約5万人の登録者が全員プログラミング経験者であるため、即戦力の採用を期待できます。

媒体登録者は、毎週開催されるForkwell主催の技術イベントから流入することが多いため、学習意欲の高いエンジニアが多数参加しています。

料金

「スタンダードプラン」と「成功報酬0円プラン」の二つあります。成功報酬0円プランは何名採用してもコストがかからないため、運用のリソースが余っている企業はおすすめです。

スタンダードプラン
6ヶ月契約・・・利用料60万円/成功報酬理論年収の25%
12ヶ月契約・・・利用料100万円/成功報酬理論年収の20%

成功報酬0円プラン
6ヶ月契約・・・利用料が190万円
12ヶ月契約・・・利用料320万円

メリット

Forkwell主催の技術イベントからの流入数が最も多いため、質の高いエンジニアが集まりやすいです。また週に20通とスカウトの送付制限が設けられているため、スカウトが埋もれることが少なく、高い返信率を期待することができます。

デメリット

スカウト送付量が他媒体と比較して少ないため、一通一通丁寧にパーソナライズ化されたスカウト文章が求められます。エンジニアのレジュメからパーソナライズの内容を読み取るため、エンジニアの知識が不足しているとパーソナライズ化に時間がかかってしまうでしょう。

LAPRAS SCOUT(ラプラススカウト)

引用:LAPRAS SCOUT 公式HP

特徴

LAPRAS SCOUTは、エンジニア特化のスカウト媒体では珍しい月額制の媒体です。「インターネット上の情報をクローリングして集めた候補者」と「LAPRASのユーザー」2パターンの候補者に出会うことができるため、潜在層と顕在層どちらにもアプローチすることができます。

料金

「6ヶ月プラン」「1年プラン」「2年プラン」の三つがあり、月額制の料金体系になっています。そのため、期間内に採用すればするほど採用単価を抑えることができます。

6ヶ月プラン
初期費用:30万円/月額料金:15万円

1年プラン
初期費用:15万円/月額料金:15万円

2年プラン
初期費用:0円/月額料金:15万円

メリット

媒体に登録していない潜在層の候補者にアプローチすることができます。ハイレイヤーのエンジニアほど、転職意欲が低かったり媒体に登録していないため、LAPRAS独自の技術で潜在層を探すことができるのは、非常に魅力的なポイントです。

デメリット

潜在層にスカウトを送る場合、レジュメがないためGitHubを読み解くスキルが必要になります。また、スカウトの品質はLAPRAS側で厳密にチェックされており、書き直しやスカウト配信の停止などの措置が取られることもあります。

Qiita Jobs

引用:Qiita Jobs 公式HP

特徴

Qiitaは登録者数は70万人以上日本最大級のエンジニアコミュニティです。そんなQiitaが提供するQiita Jobsは、「チャットリクエスト」でアプローチします。ユーザーの活動データには、会社名や保有スキル、学習の量、興味のある技術領域などが含まれています。

料金

初期費用なしの、完全成功報酬型です。

正社員/契約社員
成功報酬:150万円

業務委託
成功報酬:30万円

メリット

日本最大級のエンジニアコミュニティであることから、さまざまなエンジニアにアプローチをかけることができます。また、ブログの内容から候補者のスキルだけでなく、勉強に対する熱心度や、知識量を見ることができます。

デメリット

Qiitaのブログの内容を理解できないと、どの人材が優秀なのか、そうでないのか見分けることが難しいです。そのためスカウトを送る担当者は、エンジニアの知識が必須となります。もし知識を持っていない場合は、現場のエンジニアに協力してもらいながら、候補者のスクリーニングを行いましょう。

転職ドラフト

引用:転職ドラフト 公式HP

特徴

転職ドラフトはエンジニアに特化したドラフト型の転職サービスです。企業も候補者も登録するには審査が必要なため、ハイレベルな人材が集まりやすいです。毎月ドラフトを開催するため、候補者と企業のバリエーションも毎月異なります。

料金

プランは成功報酬型の一種類のみです。利用料は毎年かかる費用ですが、他媒体と比較してもコストが低いです、

利用料・・・50万円(一年ごとにお支払い)
※2023年以内までにお申し込みした企業様は20万円

成功報酬料・・・正社員:160万円/業務委託:30万円

メリット

企業だけでなく候補者も審査制のため、ハイレベルな人材と出会うことができます。また毎月ドラフトが開催されることから、媒体で良くある「登録したけど活用していない」といった、アクティブ率の低い候補者を省くことができます。

デメリット

転職ドラフトに登録している候補者の転職軸は年収や待遇のことが多いです。というのも、指名の際には年収提示が必要であり、この年収提示の額が低いと候補者に選ばれない可能性があるからです。そのため、スキルに対してあまり高い年収を提示できない企業は採用に苦戦するかもしれません。

Findy Enterprise

引用:Findy Enterprise

特徴

Findyはハイスキルなエンジニアと企業をマッチングする転職サービスです。Findy独自のAIがGitHub上の活動記録を分析し、ユーザーのスキルや偏差値を算出します。企業はこれを通じて、ユーザーの実力を定量的に評価し、判断することができます。

料金

「ベーシックプラン」と「プレミアムプラン」があります。プレミアムプランは、求人票の下限年収が600万円以上と決まっているいため、ハイレイヤー人材に集中してアプローチすることができます。

ベーシックプランプラン
6ヶ月契約・・・基本利用料:36万円/成功報酬:理論年収の30%
12ヶ月契約・・・基本利用料:54万円/成功報酬:理論年収の30%

プレミアムプラン
6ヶ月契約・・・基本利用料:60万円/成功報酬:理論年収の35%
12ヶ月契約・・・基本利用料:90万円/成功報酬:理論年収の35%

メリット

FindyのCSが無料で気になる送付の代行を行ってくれるため、工数を削減しながら媒体を運用することができます。特にエンジニア職は媒体の運用次第で母集団に影響が出るため、積極的な運用が必要になります。この工数につながる運用の一部を代行してくれるのは非常に嬉しい内容です。

デメリット

企業が送った気になる送付に対して、反応が返ってきた候補者のみにスカウトを送付することができるため、アプローチできる数が少ないです。この気になる送付はFindyのCSが送ってくれるため工数を省くことができますが、送付に対しての反応は企業側がこまめに状況をチェックしたいといけないため、細かいチェックが必要です。

レバテックダイレクト

引用:レバテックダイレクト 公式HP

特徴

レバテックダイレクトとは、レバテック株式会社が2021年に開始した、エンジニア・デザイナー特化のダイレクトリクルーティングサービスです。15年にわたるITエンジニアをサポートしてきたノウハウと機械学習をもとに、入社後の成果と長期的な定着を重視したサービスとなっています。

料金

「初回契約料」「成約料」「スカウト送信料」の3種類から成り立っています。

詳しい情報に関しては、お問い合わせフォームからご相談ください。

メリット

レバテックダイレクトには、企業と求職者の適合度を判定できるAI技術が組み込まれており、求職者はおおよそ60の職種と90のスキルから求人検索を行えます。これにより、求職者の応募は自然と企業とのマッチ度が高い人材が集まることが期待できます。

デメリット

企業が候補者に送る全体の92%が面接確約のスカウトです。そのため、誤ってターゲットでない候補者に面接確約のスカウトを送ってしまうと、必ず面接を行わないといけないため、採用担当者の面接の工数に繋がります。

【若手ハイレイヤー】おすすめダイレクトリクルーティング3選

若手のハイレイヤー人材に特化した媒体もあります。どのような特徴を持っているか見ていきましょう。

AMBI(アンビ)

引用:AMBI 公式HP

特徴

AMBI(アンビ)は、エン・ジャパン株式会社が2017年4月から提供している、若手ハイキャリア向けの転職プラットフォームです。ユーザーの登録年収、掲載求人の年収、それぞれ下限を400万円と設けているため、ハイレイヤー人材が集まりやすい仕組みになっています。

料金

「ライト」「レギュラー」「プレミアム」の3種類あります。プランが高いほど、スカウト付与数が増えます。また、12ヶ月のプランしか用意していないのも特徴です。

ライトプラン
利用料:60万円
成功報酬:理論年収の20%

レギュラープラン
利用料:90万円
成功報酬:理論年収の20%

プレミアムプラン
利用料:120万円
成功報酬:理論年収の20%

メリット

20代で既に年収400万円以上の企業や職種に就いているような有望な若手人材を採用できます。

アプローチを行う場合だけでなく、ユーザーからの応募を待つ場合にも同様のメリットがあります。不特定多数からの応募ではなく、ある程度以上の優秀さが確保されたユーザーからの応募なので、選考にかかる労力を最小限に抑えることができます。

デメリット

AMBIは様々な職種に対応していますが、エンジニア職の採用は弱いです。エンジニアももちろん登録していますが、そもそもの数が少ないため競合に勝るような条件を提示する必要があるでしょう。

Liiga(リーガ)

引用:Liiga 公式HP

特徴

Liigaは、外資系金融企業から戦略コンサルティング企業、日系大手企業、メガベンチャー企業まで、約4万人の20代を中心としたハイクラス人材が登録しており、75%以上はMARCH/関関同立以上の高学歴人材です。

料金

「初期費用+月額制」の料金体制を採用しています。
詳細な金額はお問い合わせフォームからご連絡ください。

メリット

コンサルや金融業界出身の優秀な20代と出会うことができます。具体的にはBIG4や外資系金融企業のを前職としている方です。学歴や前職の企業を気にされている企業にとっては、ドンピシャなターゲットに出会うことができます。

デメリット

企業名と年齢、経験職種など、必須項目の設定をしているユーザーが多く、自己紹介文は空白な方が多いため、キーワードで検索してもなかなかヒットしません。そのため、レジュメだけでどのような人材か把握することは難しく、現職の企業名や学歴からスキルを判断する企業が多いです。

キャリオク

引用:キャリオク 公式HP

特徴

業界初のオークションシステムを採用したダイレクトリクルーティングサービスです。詳細には「オークション式」と「スカウト式」の2つの方法があります。

スカウト式は普通のダイレクトリクルーティングと同じ仕組みですが、オークション式は希望条件を記載したレジュメを候補者がオークションに出品し、その中から企業は気に入った候補者に対して入札する仕組みです。

料金

「ライト」「スタンダード」「ハイエンド」「プレミアム」の4つのプランが用意されています。ポイント付与され、「入札応諾:2ポイント消化」「面接依頼:1ポイント」消化される仕組みで、このポイントの数で料金が異なります。

ライト(1ヶ月)
15P/30万円

スタンダード(2ヶ月)
30P/45万円

ハイエンド(3ヶ月)
50P/65万円

プレミアム(4ヶ月)
100P/100万円

メリット

自らオークションに申し込む求職者は転職に対して熱量が高い方が多く、自社の条件とマッチしている場合は、すぐに入社までつなげることができます。また、事前に希望条件を伝えてくれるため、条件のミスマッチを減らすことができます。

デメリット

候補者には求人検索機能がついておらず、企業からのアプローチを待たないといけません。そのため、候補者とコンタクトを取るには、全て企業側からアクションをかけないといけないため、採用担当者の負担が増えてしまいます。

【ベンチャー・スタートアップ】おすすめダイレクトリクルーティング3選

カルチャーマッチの人材や、第一線で活躍しそうな即戦力の人材を採用できる、ベンチャー・スタートアップに特化した媒体についてみていきましょう。

アマテラス

引用:アマテラス 公式HP

特徴

アマテラスに登録しているユーザーは、スタートアップ志望者に限定されます。 登録ユーザーのうち60%以上は、スタートアップのマネージャーまたは幹部候補となる20代後半から30代のメンバーが占めています。また、登録している企業もアマテラス事務局による審査を通過した、成長可能性の高いスタートアップです。

料金

「ライト」「ベーシック」「プレミアム」の3つのプランが用意されています。期間やオプションで料金が異なります。

ライト(6ヶ月)
登録料15万円/利用料60万円

ベーシック(1年)
登録料15万円/利用料102万円

プレミアム(18ヶ月)
登録料15万円/利用料153万円

メリット

ベンチャー・スタートアップ企業に特化している転職媒体のため、登録する候補者もベンチャー思考が多いです。また、大手・中小企業で経験を積んだコアメンバーが多く、即戦力人材としての活躍を期待できます。

デメリット

登録者のほとんどがマネジメント経験を持っているベンチャー志向人材のため、メンバー層の採用で活用するのは適さない可能性があります。どちらかというと即戦力採用を行いたいベンチャー・スタートアップ企業向けの媒体です。

YOUTRUST(ユートラスト)

引用:YOUTRUST 公式HP

特徴

YOUTRUSTはリファラル転職プラットフォームで、有料プランでは「友達の友達」までのプロフィール閲覧とスカウト送信が可能です。無料プランでも求人票の作成や友達までのつながりを活かしてスカウトを送ることができ、企業が採用コストを抑えたい場合におすすめです。

料金

「スタンダード」「スタンダードPlus」「プレミアム」「ダイヤモンド」の4つのプランがあります。どのプランも期間は12ヶ月と決まっており、スカウト通数によって金額が変わります。

スタンダード
初期費用10万円+月額料金20万円

スタンダードPlus
初期費用10万円+月額料金25万円

プレミアム
初期費用10万円+月額料金35万円

ダイヤモンド
初期費用10万円+月額料金50万円

メリット

YOUTRUSTに登録しているユーザーの95%はインターネット業界出身です。中でもエンジニアが最も多く、そのほかにも起業経験者や上場企業での経験者も多数登録しています。高いスキルを持っている人材が集まっているため、質の良い母集団形成ができるでしょう。

デメリット

転職潜在層が多いため、短期間での採用が難しく、積極的なアプローチが必要になります。また、無料プランのみの利用ですと、直接つながっている友達にしかスカウトを送付できないため、友達申請に工数がかかる可能性があります。

Wantedly(ウォンテッドリー)

引用:Wantedly 公式HP

特徴

Wantedlyは、「共感の採用」を掲げる媒体で、給与や待遇の表記があえてできなくなっている採用媒体です。一見採用が難しそうな印象を持たれますが、条件マッチではないので「カルチャーマッチした人材」の獲得がしやすく、入社後のミスマッチが起きにくいのが特徴的です。また、採用広報機能が多様にあるので自社の採用サイトを持っていない企業にもおすすめです。

料金

初期費用なしの月額制の媒体で、「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3種類のプランがあります。プランによってスカウト付与数が異なります。▶︎Wantedlyの料金についてはコチラ

ライトプラン
6ヶ月契約・・・利用料30万円/毎月5万
12ヶ月契約・・・利用料54万円/毎月4.5万
24ヶ月契約・・・利用料96万円/毎月4万

レギュラープラン
6ヶ月契約・・・利用料60万円/毎月10万
12ヶ月契約・・・利用料108万円/毎月9万
24ヶ月契約・・・利用料192万円/毎月8万

プレミアムプラン
6ヶ月契約・・・利用料120万円/毎月20万
12ヶ月契約・・・利用料204万円/毎月17万
24ヶ月契約・・・利用料336万円/毎月14万

メリット

月額制のため、採用した人数に関わらず成果報酬が一切発生しないという大きなメリットがあります。また、Watendlyはハイレイヤー人材も多数登録しているため、優れた人材を破格の採用コストで獲得することができます。

デメリット

求人票、ストーリー記事、アイキャッチ画像など、設定すべき項目が多いため、初期設定に工数がかかります。また、Wantedlyは主に採用広報のためのプラットフォームであるため、こまめなアップデートや新しいコンテンツの追加が必要です。これにより、常に最新かつ魅力的な情報を提供することが求められ、他の媒体に比べて最も工数がかかる媒体の一つと言えます。

【その他】おすすめダイレクトリクルーティング2選

少し珍しい特徴を持っているダイレクトリクルーティング媒体です。

LiBZ(リブズ

引用:LiBZ 公式HP

特徴

LIBZは女性の転職を応援するダイレクトリクルーティングサービスで、登録者の年齢やキャリアの縛りがないことが特徴です。正社員以外にも業務委託での採用も可能なので、雇用形態に合わせて様々な求人票を掲載することが可能です。

料金

初期費用や月額料金なしの完全成功報酬型の媒体です。

成功報酬:理論年収の20%

メリット

どのレイヤーを採用しても、一律20%の成功報酬以外かからないので、非常にコスパよく採用できます。また、月額料金や代行業務も全て無料で利用することが可能なので、媒体運用にかかる工数も削減することができます。

デメリット

単に求人情報を掲載するだけでなく「なぜ女性の採用が必要か」という具体的な理由を記載することが重要です。そのため、なんとなく媒体を活用している企業はなかなか応募が集まらない可能性があります。

CareerCross(キャリアクロス)

引用:CareerCross 公式HP

特徴

CareerCrossは登録している人材の79%がビジネスレベル以上の英語力を持っている、グローバルな人材が多数登録しています。主にバイリンガルスキルを持つ方や外資系企業でのキャリアを志す人材が数多く見られます。

料金

「掲載課金型」と「成功報酬型」の2種類があります。

具体的な料金は非公開のため、詳しくはお問い合わせフォームからご連絡ください。

メリット

求人票は日本語だけでなく、英語で作成することも可能です。英語で作成することによって、より多くのグローバルな人材にアプローチをかけることができるでしょう。

デメリット

グローバルな人材が興味を惹きそうな事業内容やプロダクトを提示しないと、母集団形成につながりにくいです。というのも、外資系企業で勤務したい方や、英語やその他言語を活用したい候補者が多いため、もしグローバルな要素がない企業は候補者との条件マッチが厳しいです。

ダイレクトリクルーティングのメリット

ダイレクトリクルーティングを活用するメリットについて解説していきます。

転職潜在層へのアプローチが可能

転職潜在層とは、今すぐの転職を考えていないユーザーのことを指します。

これまでの日本には転職文化がなかったため、いまだ一社で長く勤めた人を賞賛する傾向にあり、転職をしたくてもすぐにアクションを起こせない人が多数います。そのため、媒体に登録しているユーザー全てが転職に積極的なわけではありません。

しかし、ダイレクトリクルーティングは、このような潜在層のユーザーにも直接的にアプローチすることが可能です。企業側から声をかけることによって、応募のハードルが下がり採用に繋がりやすくなります。

ターゲットの人材に直接アプローチできる

前職の経歴やスキル、求める働き方などの希望条件を具体的に設定することで、ターゲットの人材を絞り込んで探すことができ、採用要件を具体化することで本当に条件マッチした人物にだけピンポイントでスカウトを送ることができます。

また、最近のダイレクトリクルーティング媒体は、適性検査が組み込まれているものが多いため、単なるスキルだけでなく、候補者のマインド面にも焦点を当て、自社に最適な人材を見つけることができます。

採用コストの削減

これまでの採用手法は、求人広告や人材紹介(エージェント)を活用することが一般的でした。

しかし、求人広告は掲載する職種数や期間によって料金が発生し、一方の人材紹介はランニングコストがかからないものの、一名あたりの採用単価が非常に高いため、どちらも継続的に利用することを懸念に思う企業が多かったです。

一方でダイレクトリクルーティングは、固定の金額または月額制の料金体系が多く、数十万円のコストで一名採用できるため、従来の採用手法よりもはるかにコストを削減することができます。中でも、月額制は、何名採用しても追加のコストがかからないため、採用にあまり予算を割けない企業は月額制の媒体を導入することをおすすめします。

知名度が低い企業に有利

大手企業やメガベンチャーのように、すでに知名度がある会社は、企業から積極的なアプローチを行わなくとも一定の応募数を獲得することができますが、ベンチャー・スタートアップ企業は知名度が低いため、積極的なアプローチが必要不可欠です。

そんなベンチャー・スタートアップの企業にとって、ダイレクトリクルーティングは、候補者に刺さるスカウト文章や求人票を作成できれば、知名度が低くても優秀な人材を獲得できる可能性が非常に高い採用手法です。

知名度が低い企業は、ダイレクトリクルーティングを積極的に活用し、優秀な人材にアプローチしましょう。

ダイレクトリクルーティング媒体のデメリット

一方のデメリットについても解説していきます。

媒体知識が必要

今回ご紹介した媒体以外にも、ダイレクトリクルーティング媒体は世の中にたくさん存在します。

そして、媒体ごとに特性やアルゴリズムが異なるので、効果的な運用を行うためには、それぞれの媒体に対しての知識を入れる必要があります。

しかし、知識は一朝一夕で身につくものではないので、安定的な運用を行うまでに時間がかかってしまいます。もし使い方や仕組みがわからない場合には、媒体のCSやダイレクトリクルーティングの代行業者に相談するのもいいでしょう。

スカウトのパーソナライズ化に工数がかかる

これまでは一斉送付でスカウトを送付しても、一定数返信が返ってきましたが、最近は優秀な人材ほど返信率が低く、一通一通パーソナライズ化するスカウト文章が求められます。

しかし、一人ひとりのレジュメを確認してスカウトを送付するのは、非常に工数と時間がかかってしまい、中々スカウトに十分なリソースを割けないことが多いのではないでしょうか。人事はスカウト業務以外にも、面接や入社後の研修など、多くの業務を抱えているので尚更です。

そのため、リソースが足りない企業は、採用代行に依頼してみるのも一つの手段です。

長期的な目線で取り組む必要がある

ダイレクトリクルーティングは、運用が軌道に乗るまでに2~3ヶ月ほど時間がかかります。

そのため採用の緊急度が高い企業にはあまり適しておらず、通年採用など長期的な採用計画を行なっている企業の方が適しているでしょう。

また採用は、候補者のタイミングも重要なため、母集団が集まる時期と集まらない時期の差が激しいこともあります。そのため、長期的な目線で計画を立て、継続的な運用を心がけましょう。

ダイレクトリクルーティングの成功のコツ

ダイレクトリクルーティングを効率的に活用し、採用成功に導かせるコツを3つご紹介します。

①候補者のレジュメからパーソナライズ化部分を作成する

ダイレクトリクルーティングでは、スカウト文章のパーソナライズ化の有無が返信率に大きな影響を与えます。

「なぜその候補者を採用したいのか」想いを伝えることで、候補者に熱意が伝わりやすく、最初は名前すら知らなかった企業でも、メッセージを通じて興味を持ち、最終的には採用に至るケースもよく見られます。

たとえば、希望条件に「子供が小さいためご理解ある会社だと嬉しいです」と記載がある場合、パーソナライズ化の部分を「フルリモート・フルフレックス可能」に焦点を置くだけで返信率が向上します。このように、候補者の希望を的確に提示できるかが成功の鍵となります。

また、エンジニアなど専門職の場合、一定の知識を持っていないと、パーソナライズ化に時間がかかってしまいます。そのため専門職のスカウトメッセージは、現場のメンバーの協力を得ながら進めるといいでしょう。

②返信ではなく「開封」を目標にする

ダイレクトスカウトは「返信」ではなく、まずは「開封」をゴールにおきましょう。

優秀な人材ほど、一日に何十通うもスカウトメッセージを受け取るため、スカウトが埋もれたり、そもそも開封されないことがよくあります。

開封をされないと、せっかく作成したスカウト文章も読まれずに埋もれてしまうので、非常に勿体無いです。

そのため、まずは開封されることを目標にし、スカウトのタイトルや導入文を工夫してみることが重要です。企業の待遇や福利厚生などの条件面は、候補者の興味を惹きやすいため、冒頭に記載して開封率を上げるのも一つの方法です。

③ペルソナを設計する

ペルソナとは採用の意味で「企業が採用したい理想の人物像」のことを指します。

ターゲット像を頭では理解しているつもりでも、いざ言語化してみるとうまく表せないことがあります。また、人事と現場で求めている人物が異なる場合、採用のミスマッチが発生することもあります。

このような事態を減らすためにも、ペルソナの設計は非常に重要です。ペルソナを設計することで、人物像のミスマッチを避けるだけでなく、ペルソナの視点に立って求人票やコンテンツを作成できるため、質の高い母集団形成が可能です。さらに、ターゲットが明確であれば、媒体を選定する際も役に立ちます。

ペルソナを設計する際には、自社の要望だけを詰め込まずに、市場や競合を分析し、客観的視点を取り入れることが大切です。

さいごに

これからさらに売り手市場が加速し、市場価値の高い管理職やエンジニアなどの職種は採用が難しいでしょう。

そのため、優秀な人材と出会うためにも、企業から候補者への積極的なアプローチが求められます。ダイレクトリクルーティングといっても、採用目的別に特化しているものもありますので、今後導入を検討している企業はこの記事を参考にしてみてください。

即戦力RPOでは「母集団形成ができない」「何の媒体を活用すればいいかわからない」「人事のリソースが足りない」など、様々な採用課題を解決しています。

上記のような課題を抱えている企業は、無料相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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採用戦略設計・採用媒体のアルゴリズムハック・スカウト業務・人材紹介会社の統括・採用広報など、貴社のニーズに合わせてあらゆるソリューションを全て高品質で提供します。

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この記事の監修者

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業部長を担い、これまでに150社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

目次
  1. 【全職種共通】おすすめダイレクトリクルーティング媒体12選
    1. タレントスクエア
    2. BizReach(ビズリーチ)
    3. Green(グリーン)
    4. dodaダイレクト
    5. エン転職ダイレクト
    6. LinkedIn
    7.  OpenWork
    8. Eight Career Design
    9. PaceBox
    10. リクルートダイレクトスカウト
    11. 日経転職版
    12. ミドルの転職
  2. 【エンジニア特化】おすすめダイレクトリクルーティング8選
    1. paiza(パイザ)
    2. Offers(オファーズ)
    3. Forkwell Jobs(フォークウェル ジョブズ)
    4. LAPRAS SCOUT(ラプラススカウト)
    5. Qiita Jobs
    6. 転職ドラフト
    7. Findy Enterprise
    8. レバテックダイレクト
  3. 【若手ハイレイヤー】おすすめダイレクトリクルーティング3選
    1. AMBI(アンビ)
    2. Liiga(リーガ)
    3. キャリオク
  4. 【ベンチャー・スタートアップ】おすすめダイレクトリクルーティング3選
    1. アマテラス
    2. YOUTRUST(ユートラスト)
    3. Wantedly(ウォンテッドリー)
  5. 【その他】おすすめダイレクトリクルーティング2選
    1. LiBZ(リブズ)
    2. CareerCross(キャリアクロス)
  6. ダイレクトリクルーティングのメリット
    1. 転職潜在層へのアプローチが可能
    2. ターゲットの人材に直接アプローチできる
    3. 採用コストの削減
    4. 知名度が低い企業に有利
  7. ダイレクトリクルーティング媒体のデメリット
    1. 媒体知識が必要
    2. スカウトのパーソナライズ化に工数がかかる
    3. 長期的な目線で取り組む必要がある
  8. ダイレクトリクルーティングの成功のコツ
    1. ①候補者のレジュメからパーソナライズ化部分を作成する
    2. ②返信ではなく「開封」を目標にする
    3. ③ペルソナを設計する
  9. さいごに