【公式代理店】Wantedlyとは?料金やメリット、他媒体との違いを紹介

近年、転職者の「働く価値観」と「企業選びの基準」は大きく変化しており、採用は単なる条件だけでなく「共感」を重視する傾向が強まっています。

採用競争が激化している中で、企業に対してネームバリューや福利厚生などの優れた条件だけではなく、「自分の想い」と「企業がのビジョン」が一致することを求める人材が増えています。

こうした変化の中で、注目を集めているがビジネスSNSの一つであるWantedly」。

今回は、実際にWantedlyの利用を検討している方や、Wantedlyを使ってはいるものの思うような成果を得ることができないという皆様に向けて、導入費用や具体的な機能とそれぞれの活用方法などについてご紹介します。

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目次

Wantedly(ウォンテッドリー)とは?

Wantedlyは、「シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションを掲げ、出会いの創造(Visit)、つながりの構築(People)を提供する、ウォンテッドリー株式会社が運営するビジネスSNSサービスです。

2012年2月に公式リリースされ、現在は約43,000社の企業と380万人を超える登録ユーザーを保有しており、登録ユーザーの約8割が20〜30代の若手層で、ITエンジニアからデザイナー・営業・事務などの多彩な職種の人材が集まっています。

Wantedlyの採用担当者向け公式ページ

引用元:Wantedly公式ページ

Wantedly媒体概要

究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす― それがWantedly(ウォンテッドリー)の目指す究極の目標であり、ビジネスSNS『Wantedly』を通じて、全ての人が自分の才能を活かし、成果を上げ、その結果として成長を実感できる理想の職場に出会えることを目指しています。

Wantedlyは2012年2月の公式サービス開始から今日まで、登録企業数は43,000社、個人ユーザー数は380万人を超え、『働く全ての人々のためのインフラ』を国境を越えて構築し続けています。

Wantedlyの登録者データ

Wantedlyは、幅広いIT人材が集まるプラットフォームです。

特にエンジニアを中心に、セールスやマーケティング、デザイナーなども多数登録しており、主に20〜30代のIT若手人材が中心です。

また、最近では学生の登録者も増加しており、新卒採用やインターンシップの集客の場としても活発に利用されています。

Wantedlyの利用ユーザー、職種比率、年齢層比率の公式画像

また、Wantedly最大の特徴は、給与などの条件に関する情報は掲載されず、会社の目指すビジョンやチームの魅力、活動方針に特化したサイトであることです。

求職者との最初のコンタクトはカジュアルな面談から始まるため、企業に興味を持った求職者と気軽にコミュニケーションを取ることができ、お互いを深く知った上で内定や入社の判断ができ、入社後のミスマッチを大幅に減らすことができるのです。

待遇面の情報がないため、登録ユーザーの志向は「安定を求める」よりも「ベンチャー精神や成長意欲を重視する」傾向が強く、このユーザー傾向もWantedlyの特徴の一つです。

転職市場の現状

エン・ジャパン株式会社が行った2008年~2023年の有効求人倍率についての調査によると、2014年以降は有効求人倍率が1.0倍以上という「売り手市場」であることがわかります。

そして、コロナ禍で求人を出す企業が少なくなったことから一時期は落ち着きましたがそこからはまた右肩上がりで有効求人倍率が上がっていることがわかります。

エン・ジャパン株式会社による「2008年~2023年の有効求人倍率の推移」画像

さらに、ITエンジニアの採用においてレバテック株式会社が行った「ITエンジニア・クリエイター正社員転職希望数・求人倍率の調査」によると、現在のIT人材の求人倍率12.9倍であり、1人のIT人材を約13社が取り合っている状態であり、つまりはIT人材を正社員で雇う場合は他の約13社に勝たなければいけないことがわかります。

レバテック株式会社による「ITエンジニア・クリエイター正社員転職希望数・求人倍率」のデータ

このようにIT人材をはじめ、多くの職種において採用難が加速していることから、多くの企業が採用に課題を抱えていることが読み取れます。

実際に、弊社がご支援いる企業様でも「とにかくエンジニア採用ができない」という方が多くいらっしゃいます。しかし、総務省統計局が行った「令和4年就業構造基本調査」の発表でもわかるように副業希望者は年々増加しており、副業または業務委託での採用の場合はかなり採用しやすくなっています。

転職者の希望の変化

採用難易度が上がっている現代において、企業は欲しい人材を得るために「福利厚生を手厚くしなければいけない」「給与を上げないといけない」というの条件面の改善や訴求を考えてしまいがちですが、意外と求職者の第一のニーズは条件面ではなくなってきています。

下記は、Wantedly社の実施した「直近の転職で重視したこと」のアンケート調査によるグラフです。

この調査から明らかになったことは、20〜30代のミレニアル世代が仕事において求めるのは「有意義さ」や「達成感」であるということです。

年間300万人以上が転職している今日、転職は一般的でハードルの低いものになりましたが、他社に勝とうとして条件面だけを充実させても、「企業の文化」や「価値観」といった「想い」での情報が不足している場合、求職者からはあまり魅力的には見えません。

Wantedlyの特徴と活用方法

「条件」より「共感」での採用活動が重要

前述した通り、現代の採用活動では自社の本質や価値観を伝え、求職者との「共感」を促すことが重要視されています採用担当者は、これまで以上に採用広報として自社の魅力を多角的に広めていくことが重視されるのです。

そんな採用市場において、Wantedlyは、会社の目指すことや、はたらく人の想い、価値観への共感を軸にした、まさに現代の求職者のニーズに合った採用サービスなのです。

企業の想いやミッション(パーパス)への共感度合いでモチベーションに2.5倍の差がでるとも言われている昨今。自社のミッションやビジョンを発信して「共感」でつながる採用は非常に重要なのです。

Wantedlyは、企業と求職者を「共感」で結ぶプラットフォームとして、以下の機能で構成されています。

①会社ページ

②募集記事(求人)

③ストーリー

④ミートアップ

⑤ダイレクトスカウト

①会社ページ|採用HPとしても使える充実度

【構成】
・タイトル/カバー写真
・価値観
・メンバー
・ストーリー
・ポートフォリオ

Wantedlyでは、簡単なフォーマット入力で事業内容や企業カルチャーを紹介できる「会社ページ」を作成することができます。Wantedlyのドメイン自体がSEOに強く、検索エンジンやSNS経由での流入を見込めるため、採用ホームページとしても活用することができます。

②求人|あえて給与の記載はできない募集記事

【構成】
・タイトル/カバー写真/メンバー
・なにをやっているのか(事業内容)
・なぜやるのか(ビジョン)
・どうやっているのか(雰囲気、成長機会)
・こんなことやります(業務内容など)

Wantedlyでは、企業の本質的な魅力を伝える募集記事(求人)を作成することができます。

給与などの条件ではなく、企業のミッションや将来の目標などを中心に記載し、『働く価値観』や『人としての考え方』など、共感を呼ぶ要素をアピールすることができます。こういった内容によって、履歴書や年齢だけでは捉えきれない人間性などのマッチングも可能になり、個々の理想と企業の想いをより一層結びつけることができます。

③ストーリー|自社の中身を発信できるブログ機能

【コンテンツ例】
・会社の創業ストーリー
・活躍社員のインタビュー記事
・会社独自の文化や雰囲気
・直近のイベントやリリース など

Wantedlyには「ストーリー」という、文章や画像をメインに構成されているブログのような機能があります。

ストーリーでは、募集記事だけでは伝えきれない企業の文化や想い、資金調達のお知らせやニュースなどを発信することができます。

④ミートアップ|活用したもん勝ち!穴場なイベント機能

【コンテンツ例】
・社長、役員の講演会
・先輩社員との座談会
・新卒学生に向けた就活講座
・エンジニアのための技術勉強会 など

求職者との交流を促進するためのイベント機能(ミートアップ)についてご紹介します。ミートアップの目的やテーマは自由で、代表による会社説明会からウェビナー、座談会まで多様なイベントが連日開催されています。

対面またはオンラインでの開催が可能で、既存社員との交流を通じて企業の認知度を高め、求職者にとって「この会社で働くイメージ」をより具体的に描ける機会を提供しています。

実は、ミートアップは常に全国で150〜200社の企業しが開催しおらず、まだまだ活用しきれていない企業が多いです。そのため、競合が少ない今のうちにミートアップの機能を活用して候補者にアプローチしましょう。

⑤ダイレクトスカウト|返信率20%以上の超優良メール機能

【登録者のプロフィール項目】
・氏名、年齢
・自己紹介
・この先やってみたいこと
・職歴、学歴
・ポートフォリオ、スキル

Wantedlyには、転職市場でお馴染みの「スカウト機能」があります。他社との大きな違いは、「高い返信率」です。大手求人媒体のスカウト平均返信率が5%前後なのに対し、Wantedlyではなんと平均で20%を超えます。

この高い返信率の背景として、「Premiumメンバーシップ」というのがあります。Premiumユーザーは有料会員のため無料会員と比較して転職意欲が非常に高く、むしろ企業からのスカウトを受け取りたいユーザー層です。そのため、採用プロセスにおいてスピード感を求める企業には、ぜひ積極的に利用して欲しい機能です。

Wantedlyのメリット

① 自社の想いや文化を全面的に訴求できる

Wantedlyでは、募集情報には給与や待遇などの記載はございません。代わりに、会社やチームの文化、方針、共に働く仲間についての情報を重視し、求職者との共感を大切にした『共感採用』を目指しています。このアプローチにより、給与面などの条件に左右されず、企業ごとに公平なチャンスが提供されます。

共感採用の募集は、タイトルやカバー写真、会社のメンバーから始まり、その会社が何をしているのか、なぜそれを行っているのか、どのように活動しているのか、そして将来やることなどに焦点を当てています。募集では自社の魅力を伝え、給与などの条件面で判断されず、優れた人材の採用には公平な機会が提供されることを重視しています。

②カジュアルに会うことができる

通常の採用媒体では、選考へのエントリーが最初のステップとなるため、就職意欲が高くない人にとっては応募が難しい場合があります。

しかし、Wantedlyでは、ユーザーが応募しやすくなるように、まずは直接会って話す機会(カジュアル面談)を推奨しています。このステップを挟むことにより、候補者が企業と接触するハードルを下げることができ、多くの人々が集まりやすくなり、より大きなコミュニティを形成することが可能です。

Wantedlyのカジュアル面談については下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

③採用後のミスマッチが少ない

Wantedlyが目指す『共感採用』は、企業と求職者がお互いを理解した上での採用を通じて、ミスマッチを回避し、入社後も長期にわたって価値を提供できる人材との出会いを促進します。

④転職潜在層にもアプローチできる

株式会社YOUTRUSTが行った「求職者・候補者の転職意識の実態」の調査によると、現在進行形で転職を検討している人が良い案件があれば転職したい」と答える転職潜在層と、「積極的に転職先を探している」転職顕在層を合わせた「転職予備軍」の割合は70.6%にのぼった。

つまり、転職顕在層”だけ”を狙った採用活動に比べて転職潜在層も狙った採用を行うことによって採用ターゲットの母数は7倍にも広げることができるのです。

Wantedlyでは、募集求人を掲載するだけの他の求人広告媒体とは異なり、会社ページやストーリー記事で転職潜在層にもコンテンツを届けられる他、スカウトでアプローチしてもその次のステップとして「カジュアル面談」を挟むことができるため、転職潜在層からも企業に近づくハードルが低いというメリットがあるのです。

また、このような転職潜在層にアプローチする企業は少ないため、競合がほぼいない状態で採用を進めて行けるとは企業にとって非常に大きなメリットです。

株式会社youtrustによる「転職予備軍に関する調査データ」

引用:株式会社youtrustによる「求職者・候補者の転職意識の実態」の調査-prtimes

Wantedlyの利用がおすすめなケース3選

では、実際にどのような企業にWantedlyがおすすめなのか、よくある事例をもとにご紹介します。

ケース①:若手人材からの応募が来ない

「未経験者」や、「自社の領域に少し知見のある20-30代」を採用したいが、あまり狙った層からの応募が来ないという企業にWantedlyはおすすめです。

Wantedlyの登録者は3/4が30代までの若手人材であり、その中でも20代は全体の1/3を占めています。Wantedlyに登録する若手はかなり転職意欲が高い人材のため、これまで他媒体で応募が来なかった企業でもターゲット層からの応募が期待できます。

ケース②:条件重視の求職者ばかり応募がくる

Wantedlyはそもそも「給与の掲載がNG」な媒体。登録者もその特性を知った上で利用しているため、転職活動において「想い」や「事業内容」を重視している登録者が大半を占めています。

募集記事はもちろん、会社ページやストーリー記事などで自社の事業背景や文化を発信することで、より条件ではなく自社の「事業」に興味を持った応募者を集めることができます。

ケース③:マッチ度が低く、採用してもすぐ離職されてしまう

採用後にすぐ離職されてしまうのは、入社前と入社後でギャップが生じてしまっている場合がほとんどです。

そういった場合は、Wantedlyを活用することで、自社の『事業に対する想い、一緒に働く人々の考え方、企業の目指すビジョン』をより前面に押し出す「共感型」の採用によって、入社前後のギャップを減らすことができます。

また、Wantedlyは採用広報としても活用できるため、直近の募集予定がない場合でも急な採用ニーズに備えて社外向けの情報を充足させることができ、募集が始まった際にも追加料金なしですぐに求人ページを作成・公開できます。

よくある質問

Wantedly関連でよくあるご質問を、まとめてご紹介していきます。

採用までにかかる平均期間はどのくらいですか?

インターンや業務委託なら1〜3ヶ月、新卒/中堅層であれば3〜半年、ハイレイヤーやエンジニアなどの専門職採用は半年〜1年程度が目安です。

Wantedlyを利用した採用期間と費用対効果については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

契約期間が終わったらどうなりますか?

Wantedlyは、契約期間が終わると「掲載が終わるコンテンツ」と「掲載され続けるコンテンツ」に分かれます。

会社アカウントは残るため、会社ページの情報(ホーム、私たちについて、メンバー、ストーリー)など、募集記事以外のコンテンツが半永久的に掲載され続けます。

詳しくはこちらのWantedly公式ページをご覧ください。

Wantedlyのフォロワーとはなんですか?

Wantedlyのフォロワーとは、自社に対して会社ページの「フォロー」ボタンをクリック/募集にエントリーする/募集の「あとで見る」ボタンをクリックすのいずれかのアクションを行った人のことを指します。つまり、自社に対して少なからず興味を持っている人材ということで、このフォロワー数が上位表示のアルゴリズムにも関係します。

詳しくは、こちらのWantedly公式ページをご覧ください。

Wantedly visitとWantedly peopleの違いはなんですか?

Wantedly visitは「会社訪問ができるアプリ」として、多くの場合は採用/転職活動において利用されているサービスです。また、Wantedly peopleは「無料名刺管理&連絡先管理アプリ」で、基本的にはビジネスマンの個人的な繋がりの中で利用されます。

まとめ

Wantedlyは、『共感』を中心に据えた採用プラットフォームです。他の求人サイトにはない特長として、採用ホームページとしての活用やカジュアルな面談への展開が可能です。ニーズに応じて活用することで、採用力を向上させることができるでしょう。

料金は1か月あたり4.5万円からと手頃な価格設定であり、予算が限られている状況でも利用しやすい媒体です。20代から30代の利用者が多く集まっており、優秀な若手人材を求めている場合には、ぜひ一度Wantedlyにお問い合わせしてみることをおすすめします。

Wantedly運用代行なら「即戦力RPO」

当社では、採用に特化した支援サービスである「即戦力RPO」を提供しています。その中で、Wantedlyの公式代理店としてほとんどの顧客様においてWantedlyの運用代行をさせていただいており、圧倒的なデータに基づいた再現性のある採用支援を行なっています。

  • 採用を強化したいけど、知名度がなくて応募が集まらない
  • 母集団形成の方法がイマイチ良くわからない
  • とにかくリソースが足りない
  • CXOを採用したいけど、自社では採用できる気がしない

など、採用において少しでもお悩みをお持ちのご担当者様は、是非ご相談ください。

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この記事を書いた人

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業責任者を担い、これまでに80社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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