【2024年 最新版】ダイレクトリクルーティング代行サービス23選!

ダイレクトリクルーティングは採用単価を抑えられたり、潜在層にアプローチできるなど、様々なメリットがあります。その一方で母集団形成に、運用工数がかかることからアウトソースする企業が増えました。

本記事では、ダイレクトリクルーティングの代行を検討している企業に向けて、おすすめのサービスと、選定ポイントについてご紹介します。

目次

ダイレクトリクルーティング代行サービスとは?

ダイレクトリクルーティング代行サービスとは、媒体運用の一部または全てを代行してくれるサービスのことを指します。

近年、少子高齢化の影響から優秀な人材の採用が難しく、マーケティング視点を取り入れた採用が求められるようになりました。ダイレクトリクルーティングは候補者の目線で求人票やスカウト文章を作成しないといけないため、「マーケティング力」が求められます。

しかし、採用のノウハウがなかったり、媒体の運用リソースが足りないということから、外部にアウトソースする企業が増え、そこからダイレクトリクルーティング代行サービスも注目を集めるようになりました。

ダイレクトリクルーティング代行サービスの対応範囲や、おすすめのサービス紹介など記しましたので、導入を検討している企業はぜひ参考にしてみてください。

採用代行の対応範囲

ダイレクトリクルーティング代行サービスの対応範囲について解説します。サービスによって対応範囲が異なるので、詳しい内容は各企業にお問い合わせが必要です。

媒体選定

ダイレクトリクルーティングで最も大事なことは”媒体選定”です。
この媒体選定を間違えてしまうと、どんなに運用に力を入れても、採用が難航してしまう恐れがあります。

ダイレクトリクルーティング代行では、これまでの媒体運用の実績を活かして、その企業にマッチした媒体を選んでくれます。的確な媒体選定を行なってもらうためには、自社の採用したいターゲット像や予算などを明確に伝えりことが重要です。

媒体をこれから導入予定の企業は、まずはダイレクトリクルーティング代行サービスに相談してみるのもいいでしょう。

求人票・スカウト文章の作成

マーケティング視点を取り入れた「求人票」や「スカウト文章」を作成してくれます。

具体的には、設計したペルソナをもとに、自社の強みやペルソナが刺さりそうな待遇を打ち出していきます。このペルソナは市場や競合分析のもと設計されるため、質の良い母集団形成を行うことができます。

特に管理職やエンジニアは売り手市場なこともあるため、ペルソナ設計が曖昧だと訴求軸がぶれてしまい、最終的にはペルソナに刺さらなくなるため、採用が難しい職種ほど念入りに設計しましょう。

ターゲットのピックアップ

ペルソナ像を参考に、候補者検索画面から条件を絞ってターゲットのピックアップを行ってくれます。

ダイレクトリクルーティングは送れるスカウト通数があらかじめ決められているため、不特定多数にスカウトを送付してしまうと、スカウトの無駄が発生してしまいます。これを防ぐためにも、事前に候補者のピックを行うことが重要です。

またエンジニアのレジュメは専門的用語が多いため、エンジニア採用に詳しくないと優秀な人材かどうか判断することが難しいです。ですが、ダイレクトリクルーティング代行では、エンジニアの知識を持っているメンバーが担当するので、ペルソナ像に近しい人物をミスマッチなくピックアップすることができます。

スカウト送付

ピックアップした候補者に対してスカウトを送付します。

スカウト送付は媒体の特性によって、一斉送付の場合もあれば、一人ひとりパーソナライズ化して送る場合もあります。ダイレクトリクルーティング代行では、これまでの媒体運用経験から、その媒体の特性に合わせて適切な運用を行なってくれます。

また、工数が最もかかるスカウト部分は全て代行することが可能なので、人事は新入社員の教育や候補者の面接など、コアな業務に時間を割くことが可能です。

送れる通数や、パーソナライズ化の具合によって料金が異なるため、無料相談の際はチェックしましょう。

候補者の一次対応

候補者からスカウトに対して返信があった際に、迅速に対応を行ってくれます。

候補者は一般的に複数社選考を受けていたり、あるいは「転職意思がなかったけどなんとなく応募してみた」みたいなこともあります。そのため、返信に対してレスを早くすることで候補者の熱が冷めないうちに面談設定を行うことができます。

採用担当者は普段他の業務があることから、対応に遅れが発生する場合もありますが、ダイレクトリクルーティング代行に依頼することで、このようなレスの漏れなども防ぐことができます。

面接の日程調整

候補者と採用担当者の面接日を調整します。

一次対応の業務と同じく、候補者の熱が冷めないうちに日程調整を行うことで、選考辞退を防ぐことができます。

日程調整はお互いのスケジュールを確認した上で行わないといけないため、コミュニケーションコストがかかってしまったり、またミスが許されないため慎重に行う必要があります。最近はリンクから日程調整を行えるので、候補者とスムーズにやりとりを行えるだけでなく、日程やリンクミスが発生しないので安心です。

代行業社に頼む際には、日程調整リンクを活用するのを推奨いたします。

定例ミーティング

現在の進捗状況や、今後の施策改善などを行うために定期的にミーティングを行います。

具体的には候補者の数値報告や、新しい施策の提案など採用成功させるために数値から逆算して新しい施策を出してくれます。運用結果次第では、スカウト通数を増やしたいなど、企業の新たな要望にも柔軟に対応してくれるケースがあります。

意見や追加の要望がある場合には、定例ミーティングの場を通して、積極的に伝えるようにしましょう。

ダイレクトリクルーティング代行サービス おすすめ23選

ダイレクトリクルーティング代行サービスのおすすめをご紹介します。

即戦力RPO(株式会社ミギナナメウエ)

株式会社ミギナナメウエが運営する「即戦力RPO」は、ベンチャー・スタートアップ企業を中心に採用支援を行なっており、中でも新卒とエンジニア採用を得意としています。これまでの累計支援社数は300社以上を超えています。

具体的な支援内容としては、マーケティング視点を用いて採用の戦略設計からスカウト送付、媒体運用を行ないますが、これ以外にも、採用広報コンテンツ作成やSNS採用など、採用に纏わる部分を包括的にサポートしてくれます。

クライアントファースト株式会社

クライアントファーストは、採用代行・採用アウトソーシング、採用コンサルティングの事業を展開しているサービスです。その他にも、採用サイト制作やSNS代行も行なっています。

URL:https://c-1st.jp/

株式会社キャリアマート

株式会社キャリアマートは、新卒・中途のスカウト代行を中心行なっている採用支援サービスで、19,000社以上の支援実績を持っています。dodaやマイナビなどのメガ媒体の支援実績を豊富に持っています。

URL:https://www.careermart.co.jp/

株式会社LeIN

LeINは「HR×IT×グローバル」の3軸をかけあわせた、エンジニア採用を中心としたダイレクトリクルーティングサービスです。大手HR業界出身の豊富な経験を持っているメンバーが多数在籍しています。

URL:https://lein.co.jp/

Attack株式会社

Attack株式会社は即戦力キャリア採用支援に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。採用代行業務以外にもエージェントコントロール、面接代行など幅広い採用業務をサポートします。

URL:https://attack-inc.co.jp/

株式会社コーナー

コーナーは人事・採用のパラレルワーカーシェアリングサービスを行っています。人事の経験を持っている人材が登録しており、企業は数千人の候補の中から自社にマッチした人材を選定することができます。

URL:https://www.corner-inc.co.jp/

株式会社ダイレクトソーシング

ダイレクトソーシングは、60万件、40種類以上の媒体のソーシングデータから分析して、採用成功の最短ルートを導き出します。媒体上の候補者管理、スカウト返信率、面談率がクラウド上で閲覧可能なため、結果を可視化することができます。

URL:https://directsourcing-lab.com/

株式会社アスラビ

採用媒体や採用メディアの運用全般のスカウトコンサル・人材紹介・採用コンサル・ダイレクトリクルーティング代行など、採用周りの代行業務を行なっています。メンバー全員が人材業界または、人事の経験を持っているプロフェッショナルで構成されています。

URL:https://asrabbi.co.jp/

株式会社キャスター

キャスターはスカウト代行だけでなく、採用戦略の立案やエージェント対応、候補者対応など採用にまつわる様々な業務を代行しています。オプション機能が豊富にあるため、業務の対応範囲が広いのは特徴的です。

URL:https://recruiting.cast-er.com/ 

株式会社プロリク

プロリクはエンジニア採用に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。目標から逆算し、戦略設計、媒体選定、KPI設計等のマーケティング視点を用いながら支援を行なっています。

URL:https://www.prorec.jp/

株式会社ピーアール・デイリー

ピーアール・デイリーは大手広告メディアを取り扱っている、採用広告代理店です。地方採用にも強く、地方独自の採用メディアの取り扱い実績もあります。さらに50年にもわたる採用の知見を持っているため、安心してサービスを利用することができます。

URL:https://prdaily.jp/

株式会社ONE

ONEでは人広告代理店を中心に人材サービスを提供しています。メンバーは全員採用経験を持っているため、採用成功に向けて豊富なサポートを受けることができます。求人広告代理店事業では取扱い媒体は400を超え、さまざまな領域に対応しています。

URL:https://one-group.jp/

株式会社Beyond Technologies

Beyond TechnologiesはLinkedin採用や、グローバル人材採用など、他社と差別化したトレンドな採用支援を行なっています。そのほかにもエンジニア採用や新卒採用など、様々な分野の採用支援を行なっているので、対応範囲が広いです。

URL:https://beyond-t.jp/

マンパワーグループ株式会社

マンパワーグループでは、人材紹介やダイレクトリクルーティング、人事コンサルタントなど、スカウト周りだけでなくその他業務も対応しています。世界最大級の総合人材会社として、豊富なソリューションを提供してくれます。

URL:https://www.manpowergroup.jp/

株式会社ニット

株式会社ニットが提供する採用代行サービスの「HELP YOU」では、ダイレクトリクルーテイング代行以外にも、スケジュール調整・会場手配などの事務的な業務も代行します。

URL:https://knit-inc.com/service/

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアでは、採用業務の中でもノンコア業務を中心に代行サービスを提供しています。また、国内大型コールセンターを自社で保有しているため、土日や業務時間外の候補者対応も可能です。

URL:https://www.neo-career.co.jp/service/rpo

イチグウ株式会社

「データドリブンなRPO」をテーマに行う採用代行です。具体的にはスカウト送付・採用広報・エージェントコントロールなど、豊富な支援内容があります。同社が提供するSCOUTSというサービスは、スカウト状況を見える化し、分析から通数管理の効率化まで行ってくれます。

URL:https://ichigu.co.jp/

株式会社VOLLECT

株式会社VOLLECTが提供する「RPO SCOUT」は新卒・中途どちらも支援が可能です。月額10万円から利用できるのが大きな特徴とも言えます。

URL:https://vollect.net/proscout/

株式会社ポテンシャライト

ポテンシャライトはエンジニア採用を強みとしている採用支援サービスです。スカウト代行だけでなく、採用ブランディングも得意としています。

URL:https://www.potentialight.co/

株式会社トライアンフ

採用戦略設計から運用まで、一貫して支援を行なってくれます。他にもコンサルティングや、アセスメントなどのサービスも展開しています。

URL:https://www.triumph98.com/

株式会社プロジェクトHRソリューションズ

プロジェクトHRソリューションズは、テクノロジー領域を中心とした採用支援サービスを行っています。スタートアップ企業から東証一部上場企業まで幅広い支援実績を持っています。

URL:https://hrsol.projectcompanygroup.co.jp/

株式会社マルゴト

株式会社マルゴトが提供するまるごと人事は、ベンチャー・スタートアップに向けたダイレクトリクルーティング代行サービスを行なっています。一ヶ月からの契約が可能なのが特徴です。

URL:https://marugotoinc.co.jp/

株式会社シンギョク

株式会社シンギョクが提供する「core scout(コアスカウト)」はエンジニア採用を強みとしているダイレクトリクルーティングサービスです。上場企業やシリーズCなど、企業規模問わない豊富な実績を持っています。

URL:https://shingyoku.com/

ダイレクトリクルーティング代行サービス メリット

ダイレクトリクルーティングサービスのメリットについて解説いたします。

工数を削減

ダイレクトリクルーティングは高い採用率を誇りますが、一方で母集団形成に相当な工数がかかります。

ダイレクトリクルーティング代行は、自社に代わってスカウトに関する全ての業務を代行してくれるので、人事の負担を大幅に減らすことができます。また、採用のプロにスカウト代行サービスを依頼することで、質の高い母集団京成も期待することができます。

採用の知識を得られる

採用のプロと一緒に採用計画を進めていくことで、その企業が持っている採用のノウハウを享受することができます。

自社で運用した際に十分に機能しなかった箇所などを、採用のプロの運用方法と比較することで、自社の採用クオリティを向上させることもできます。採用に関する理解が不足している点があれば、アドバイスも提供されるため、自社で採用に関する知識を向上させることができます。

質の高い母集団形成を行うことができる

ダイレクトリクルーティング代行サービスは、採用のプロが候補者のピックアップを行い、パーソナライズ化したスカウト文章を送付するため、無差別のスカウトを送る時よりも質の高い母集団形成を行うことができます。

有効応募数を担保しながら採用計画を推進するため、最終的に採用の質が向上します。

転職潜在層にアプローチすることができる

転職市場の7割が「いい企業があれば転職したい」と答える転職潜在層が大多数を占めています。そのため、媒体には登録しているものの、積極的に転職活動を行なっているユーザーが少ないのです。

ダイレクトリクルーティングはそんな転職潜在層のユーザーにも、スカウトを通じてアプローチすることが可能です。また潜在層は競争倍率が低い傾向にあるため、積極的にアプローチを重ねることで、優秀な人材を獲得できる可能性もあります。

ダイレクトリクルーティング代行サービス デメリット

続いてデメリットについて解説していきます。

サービスや担当者の質で結果が変わる

ダイレクトリクルーティング代行サービスを提供する企業が増加していますが、導入するサービスや担当者によっては結果が得られない可能性があります。

そのため、検討している企業が自社が採用したい職種の実績を持っているのか、事前に確認したほうがいいでしょう。

また代行会社を「コスト」で選んでしまうのも危険です。コストよりかは対応範囲で決めることが重要です。スカウトを送るといってもパーソナライズ化をせずに送るものもあれば、一通一通パーソナライズ化して送る企業もあります。コストは一つの判断軸に過ぎないので、導入する際には他のポイントチェックした上で総合的に判断しましょう。

導入までにラグが発生する

ダイレクトリクルーティング代行サービスは、企業の採用の課題や採用条件をヒアリングした上運用を開始するので、本格導入するまでに時間がかかってしまいます。また社内のメンバーと円滑に業務を進めるためには、細かい部分のすり合わせも必要になります。

導入までのラグを短くしたい企業は、事前に採用したい人物の詳細や代行会社に依頼する業務内容などを明確にしておきましょう。

事前準備をしっかり行なった状態ですと、一ヶ月以内で代行サービスの利用を開始することができます。

ダイレクトリクルーティング代行サービスの選び方

ダイレクトリクルーティング代行サービスの失敗しない選び方について見ていきましょう。

業務の対応範囲

スカウト送付を専門としている代行会社もあれば、戦略設計から数値分析などコンサルしながら採用計画を進める企業もあります。

このように各サービスごとに提供する業務範囲が異なるため、自社が依頼したい業務内容を対応しているかどうかを確認しましょう。

もし自社が依頼したい業務内容がネット上には記載がない場合でも、サービス外のオプションとして対応してくれるケースもあります。そのため、一番確実なのは各サービスにお問い合わせすることが確実です。

支援実績

自社が採用したいポジションの実績があるかどうか確認しましょう。

サービスによっては「新卒採用」を得意とするとこもあれば、「エンジニア採用」を得意としている企業もあります。どのためどのような人材を採用したかによって、導入するサービスは異なります。

最初には企業の公式ウェブサイトで簡単な実績を確認し、その後口コミや商談時に具体的な数字を確認することで確実な情報を得ることができます。

コスト

「月額制」と「従量課金制」の2種類存在します。

前者の場合は依頼内容によって固定の費用が決まりますが、後者の場合は稼働量によってコストが変動するため、企業側で調整することができます。採用予算や必要な業務量を洗い出し、「月額制」と「従量課金制」のどちらが自社にマッチしているか検討した上で決定しましょう。

「安い」という理由で選定せずに、総合的な判断の上で選ぶことが重要です。

サービス内容の柔軟性

運用の結果次第では「スカウト通数を増やしたい」「採用ポジションを変更したい」など、状況に応じて当初の計画から変更が生じる可能性があります。

急な変更に対してどれぐらい対応してくれるかも、スカウトサービスを選ぶ上で重要なポイントとなります。

変更の対応範囲や、それに伴う料金などはサービスによって異なりますので、事前に確認しておくといいでしょう。

まとめ

労働人口が不足し、企業は今まで以上に候補者にアプローチする必要があります。その中の一つとして注目されているダイレクトリクルーティングは運用に大きな工数がかかることもあり、最近はアウトソースする企業が増加傾向にあります。

企業規模や採用したいポジション、依頼内容によって、ダイレクトリクルーティング代行サービスは異なりますので、自社の課題やアウトソースしたい部分を明確にしておくといいでしょう。

ダイレクトリクルーティング代行サービスの導入を検討している企業は、今回ご紹介したサービスを参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業責任者を担い、これまでに80社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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