【採用担当者向け】Wantedly(ウォンテッドリー)のメリットとは?他媒体と比較しながら解説

Wantedlyのメリットとはについてのイメージ画像

「想い」で繋がるビジネスSNS(採用プラットフォーム)Wantedly(ウォンテッドリー)は、他の採用媒体と比べてどのようなメリットがあるのでしょうか?

他の採用媒体と比較してかなり特徴的な媒体ではあるものの、Wantedlyのメリットをしっかりと認識できている方は意外と少ないです。そこで、この記事ではWantedlyのメリットWantedlyの良さを活かした運用方法を弊社の実績や採用事例をもとにご紹介いたします。

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▼こんな疑問がある方におすすめ!

  • 若手IT人材って、実際どんな人材が採用できるの?
  • なぜこんなに人気なの?
  • Wantedlyのメリットを最大限引き出す運用ポイントとは?

Wantedly(ウォンテッドリー)が気になっている、または最近使い始めた企業の皆さまにお役立ていただける内容になっていましたら幸いです。

目次

Wantedly(ウォンテッドリー)とは

まず、Wantedly(ウォンテッドリー)の基本情報について、最新の情報をもとにご紹介いたします。

ユーザー数

Wantedlyは、2012年にサービスを開始して以来、学生から社会人まで、幅広い世代に利用されていますが、特に2-30代のIT人材に広く利用されています。

現在、このWantedlyには380万人を超えるユーザーが登録しており、職業/領域は主にエンジニアやデザイナー、セールス、マーケティングなどのIT分野が半分近くを占めています。

Wantedlyの最新登録者データと職業比率・年齢層比率の資料画像

利用企業の特徴

Wantedlyを導入している企業の傾向としては「IT/ベンチャー企業」が半数以上を占めています。

情報通信(Web/モバイル)、コンサルティング・リサーチ、広告・マーケティング、情報通信(基盤/SI/パッケージ)など、主にIT業界が割合としては高く、企業規模としてはWantedlyは「想い」でつながるビジネスSNSであることからビジョンの強いベンチャーやスタートアップ企業、大手企業のグループ会社の登録が多い傾向にあります。

料金/プラン

Wantedlyには、3つのプラン採用ニーズに合わせたオプションがあります。

基本3プラン

■ライトプラン

ライトプランは、最大15名のユーザーが利用可能なプランで、募集やストーリーの投稿、企業ページの編集が可能です。このプランでも、応募者とのメッセージのやりとりや、募集掲載本数に制限はありません。リーズナブルな価格設定なので、Wantedly(ウォンテッドリー)を初めて利用する企業にとっておすすめのプランです

■スタンダードプラン

スタンダードプランは、最大30名のユーザーが募集掲載やストーリー投稿、企業ページの編集を行えるプランです。このプランには、ライトプランの機能に加えて、ダイレクトスカウト機能が追加されています。

このプランでは、平均返信率は約20%のプレミアムスカウトを6ヶ月間で最大100通利用可能です。募集記事やストーリーだけではなく、ダイレクトスカウトも試してみたい場合に最適なプランです。

■プレミアムプラン

プレミアムプランは、管理画面へのアクセス人数に上限がなく、何人でも募集やストーリーの投稿、企業ページの編集が可能です。 さらに、ダイレクトスカウト機能では6ヶ月間で最大300通のプレミアムスカウトが利用可能です。プレミアムプランは、 ダイレクトスカウト機能を十分に活用したい企業に最適なプランです。

オプションプラン

Wantedlyのオプション料金についての作成画像

Wantedlyでは、企業の活用ニーズに合わせて下記の追加オプションを提供しています。

  1. トップページ広告
  2. アプリ内広告
  3. Facebook広告
  4. X(Twitter)広告
  5. コンテンツ制作代行
  6. 募集記事(特別ライティング)
  7. ストーリー記事の制作
  8. 写真撮影撮影
  9. 動画作成
  10. 運用支援

例えば、幅広い層にリーチできるWEB広告は、新卒採用や営業メンバー採用などにおいてとにかく沢山の母集団を形成をしたいという企業に有効です。

また、クリエイティブ領域のノウハウが不足している場合は、プロのライターや動画制作会社に制作を依頼することも可能です。自社の採用ターゲットやリソースに合わせてこれらのオプションを活用することで、より効果的な採用を行うことができます。

Wantedlyの料金やプランについては「Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載料金はいくら?企業ごとのおすすめプランや活用のコツを完全解説」で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

Wantedlyを利用するメリットまとめ

Wantedlyには大きく3つのメリットがあります。

  1. 採用ターゲットと接触しやすい
  2. 採用コストを抑えることができる
  3. 求人掲載以外にも様々なコンテンツがある

以下で、さらに詳しくご紹介していきます。

メリット①:採用ターゲットと接触しやすい

Wantedlyは、企業の本質的な魅力(想い)をアピールする採用ツールです。そのため、他の求人媒体と異なり応募者は自社の条件ではなくビジョンや社風に共感していることが前提になります。

さらに、「カジュアル面談」や「スカウトメール」などの機能を活用することで、企業は候補者とより密なコミュニケーションをとることができます。

これらのWantedlyの特徴から、理想的な人材にマッチしやすい上に直接のやりとりにも進めやすく、その後も本選考〜採用につながりやすくなります。

以下で、具体的なポイントをご紹介していきます。

若手優秀人材がたくさん登録している

Wantedlyは、約350万人の登録ユーザーのうち、8割近くが20代から30代と若手層が中心になっています。

少子高齢化に伴う若手人材の減少や、働き方の変化により、採用市場では20代から30代の人材獲得競争が日に日に激しくなっています。このような状況下で、「ポテンシャル層を採用したいのに若手の応募が集まらない…」という悩みを抱える企業にとって、Wantedlyは非常に適したな求人媒体なのです。

一方で、40-50代の人材の登録が全く無いわけではありません。

特に、30代後半でPMなどの中間管理職に就いている人材も一定数登録があり、そういった人材の採用も十分に可能です。

こういったハイレイヤー人材をWantedlyで採用する場合は、正社員としての採用はもちろん副業や業務委託で採用した後に、3ヶ月~半年を目安に関係性が確実構築できた後で正社員として雇用するケースも有効です。

カジュアル面談で相互理解を深めることができる

カジュアル面談では、企業と候補者のお互いがフラットにコミュニケーションを深めることができるため、より本音ベースで話すことができ、企業のビジョンや方向性に共感できる人材か、活躍が期待できる人材かなどを見極めやすくなります。

重要なのは、どんな媒体でも応募したからといって面接を受けたいと思っている求職者ばかりではないということ。

選考よりもハードルの低いカジュアル面談を通じて、自社の魅力を伝えることができれば、まだ転職をしていない優秀な候補者にも興味を持ってもらえるきっかけとなります。これは企業と求職者の双方にとって、有益な採用プロセスを促進する重要な要素です。

平均返信率20%のスカウト機能が利用できる

Wantedlyには、「ダイレクトスカウト」という機能があります。これは、企業が自ら自社にフィットしそうな人材を探し、求職者に直接メッセージを送ることができる機能です。この機能を使うことで、これは企業掲載などで「応募を待つだけの採用手法」とは異なり、自社のニーズに合わせて能動的に採用を行うことができるため、比較的採用をスムーズに進めることができることが大きな特徴です。

また、Wantedlyのダイレクトスカウトは返信率が高いことでも有名です。通常の求人媒体のスカウトメールの返信率が10%以下であるのに対し、Wantedlyのダイレクトスカウトの返信率は平均約20%と、非常に高い水準にあります。

この高い返信率は、Wantedlyが共感型の求人媒体であることから生まれるメリットです。求職者と企業が共感し合える環境が整っているため、より企業に関心を持ってもらえることが可能なのです。

メリット②:採用コストを抑えることができる

Wantedlyは他の求人媒体に比べてコスト面での魅力も大きな特徴です。月額6万円からの導入で、最低6ヶ月間利用可能であり、成功報酬は一切不要。さらに30日間の無料トライアル期間もあり、約1ヶ月間は実質無料で利用できます。

企業がWantedlyを導入することで、人材紹介で数百万円かかっていたコストが半分以下に削減を実現できたケースもたくさんあります。採用担当者にとって、コストを抑えつつ効果的な採用活動を行える点は大きな魅力と言えるでしょう。

Wantedlyの料金や、他媒体との料金比較については、以下の記事でも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

他媒体に比べて料金が安い

Wantedlyは2024年時点で掲載料金が最低6万円と非常に低価格な料金設定になっています。

他の媒体は初期費用を含め導入にあたって30万円以上かかる媒体が多く、明らかに相場より低い料金設定です。また、契約期間中は特に追加料金はなく、採用決定後の成果報酬もないため安心して利用することができます。

Wantedlyのようなスカウトを送ることができる採用媒体については「【2024年 最新版】新卒・中途ダイレクトリクルーティング媒体おすすめ37選!」で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

求人掲載数の制限がない

コストを抑えられるポイントの1つ目は、募集ページを無制限に作成し、契約期間内は無期限で掲載することができるという点です。

通常の求人媒体では職種ごとに掲載費や期間が設定されがちですが、Wantedlyでは利用期間中は何職種でも制限なく掲載することが可能です。そのため、長期的な採用活動やポジションの多い採用に向いているのはもちろんいくつも募集記事を出してみて「どの訴求が刺さりやすいのか」などを何度も分析することができます。

また、通常、時間が経つと募集ページは埋もれてしまい、見落とされがちですが、リポストを行うことで検索画面の「新着ランキング」の上位に表示されるようになるので、再び求職者の目に留まりやすくなります。

通常の採用媒体だと、そもそも1ポジション1求人しか掲載できないことが多いですが、Wantedlyでは1ポジションに対していくつでも公開することができます。

追加コストをかけずに露出を増やすことができる

他の求人媒体と異なり、Wantedlyでは求人票と登録ユーザーの趣向のマッチ度を高めるために、さまざまなアルゴリズムが組まれています。そのアルゴリズムを知って運用することで追加コストをかけずに自社コンテンツの露出を増やすことができます。

例えば、Wantedlyの募集ページには、SNSの「いいね」ボタンに似た「応援する」という機能があります。この機能を使うことで、XやFacebookなどのSNSに拡散され、ページビュー数が増え、求職者が募集ページにアクセスしやすくなります。

また、応援数が多いほどWantedly内での露出が増えるので、求職者の目に触れる機会が増え、より多くの潜在的な応募者とマッチングする可能性が高まります。

さらに、ページのPV数や応援の数が上がれば、その募集ページが「人気/おすすめの募集」としてランキングに表示される可能性も高まります。

このように、Wantedlyでは掲載順位がプランや広告料金によって変動することはなく、適切な運用によって、どの企業でも上位に表示される可能性があるのですこれによって、企業の認知度に関係なく魅力的な募集ページをより多くの求職者に届けることができます。

メリット③:求人掲載以外にも様々なコンテンツがある

Wantedlyは、企業がコンテンツを発信し、イベントを開催するのにも対応できる「採用広報としても使えるツール」です。競争が激化している今の採用市場では、優秀な人材を獲得するためには従来の方法だけでは限界があるため、企業が積極的にさまざまな情報を発信して、応募者を惹きつける必要があります。

Wantedlyでは、このような能動的な採用戦略を実行するための手段が充実しています

例えば、ブログのようなストーリー機能では企業の理念やビジョンを伝える記事を作成して公開することができ、自社のカルチャーや価値観をアピールすることができます。さらに、ミートアップ機能を活用して社内の取り組みやイベントを積極的に共有することで、より直接的に応募者と接触する機会を増やすことができます。

Wantedlyはこのようなコンテンツを通して、企業が魅力を発信し、適切な人材を引き寄せやすくなっています。

ブログ機能(ストーリー)でコンテンツを発信できる

Wantedly会社ページの実際のメンバー画像

Wantedlyの「ストーリー」機能は、ブログのように記事を公開できる機能で、募集ページでは伝えきれない企業の本質を伝えるための重要なツールです。社員のインタビューや社内のカルチャーなど、リアルな情報を発信することで、求職者との共感を生み出し、企業への興味や応募意欲を高めることが期待できます。

自由な構成で、見出しや簡単な装飾がデフォルト機能で付いているので文字数や形式に縛られず、自社のコンテンツを自由に表現することができます。そして、募集ページ同様、掲載に制限はなく、無制限・無期限で情報を発信できるのも大きな利点です。採用活動において、企業の魅力をより深く伝えるために有効な手段となります。

ミートアップ機能でさまざまなイベントを開催できる

Wantedlyの「ミートアップ機能」は、企業が会社説明会や交流会などのイベントを柔軟に開催できる機能です。

ミートアップは、求職者との直接的な接点を増やすことができ、優れた人材を獲得するための絶好のチャンスになります。

選考ではないリラックスした環境で、参加者と自社のメンバーが交流できることで、自社の魅力をよりリアルに伝えることができます。

▼コンテンツ例

  • 【20代マーケター限定】キャリア相談会
  • 就活相談会
  • PHPエンジニアの勉強会

会社ページを採用サイト代わりに活用できる

Wantedly会社ページの実際のトップ画像

Wantedlyには、企業のプロフィールページを簡単に作成することができる「会社ページ」があります。

このページは企業の理念やビジョン、実際に働いているメンバーの情報を記載することができます。

「採用サイトを新しく作成することが難しい」「採用LPを作成する時間がない」とお悩みの採用担当者にとって、Wantedlyは募集ページも採用サイトも一度に作成できる便利なツールです。操作も簡単で、情報を修正する際も簡単な操作だけで更新することができます。

会社ページには、ブログやポートフォリオを掲載することも可能なので、追加コストをかけることなく安価にオウンドメディアとして運用することができ、自社の魅力をより多くの人に伝えることができます。

SNSへの拡散が簡単

WantedlyはSNS(FacebookやTwitter)と連携しやすくなっています。

例えば、募集ページにはシェアボタンが設置されており、募集ページを公開したら、簡単にSNS上で情報を拡散することができます。

SNSが情報収集の重要なツールとして利用されている現在、「企業の存在を知らせる手段」として、また「求人情報を発見するための有力な手段」として採用をSNSと連携させることが非常に有効な手段です。

SNSを活用した採用の参考として、ぜひ「 今話題のSNS採用とは?導入ステップやメリット、成功事例を紹介!」もご覧ください。

Wantedly内外に対して広告配信ができる

Wantedlyでは、アプリ内やトップページ、そしてSNS(Facebook、Twitter)を活用した広告配信が可能です。こうした広告は、求職者へのリーチを広げるために有効です。

具体的に、Wantedlyが導入している広告配信サービスは下記の4種類です。

【アプリ内広告】 Wantedlyアプリ内の「今週のピックアップ募集」では、ランダムに募集が掲載されます。Wantedlyのファーストビューとなるこの部分で掲載されることで、ユーザーにアピールされる機会が多くなります。

【Facebook広告】 Wantedlyの公式Facebookアカウントから、募集やストーリーを配信します。Facebookでは広告のターゲットを職種・役職・業種・エリア・年齢・性別などを細かく指定できるため、求職者の興味関心に合わせた効果的な広告が展開できます。

【トップページ広告】 WantedlyのPC版トップページには、募集一覧ページの上部に広告が掲載されます。また、ユーザーが登録した職種に紐づいて配信されることも特徴です。

【X(Twitter)広告】Wantedly公式のX(Twitter)アカウントからも募集やストーリーを配信することができます。こちらも職種・エリア・年齢・性別・興味関心などを指定することができ、ターゲットに情報を効率よく伝えられます。

Wantedlyを利用するデメリット

ご説明してきた通り、Wantedlyは多くのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。以下では、Wantedlyを導入する際の重要な注意点をご紹介します。

活用するには一定の運用リソースが必要

Wantedlyを最大限活用するには、基本的な機能を一通り利用する必要があります。

そのためには、募集記事を作成して、会社ページを作成して、コンテンツを企画して記事に起こして、スカウトを送付して…など、多くの工数がかかります。

しかも、上記をむやみやたらと行ってもあまり意味がありません。入念に施策を企画・構築した上で全ての機能を活用することが重要なので、自社にマッチし人材を金額的なコストを抑えた上で採用するには計画的にWantedlyを活用する工数を確保しましょう。

自社の魅力をしっかりと分析しなければいけない

Wantedlyは給与を掲載できないため、他社との条件面での差別化は難しいです。 代わりに、MVV(ミッション/ビジョン/バリュー)などで企業の魅力を伝える必要があります。

「魅力を伝える」というのは、自社から見て良い文化や待遇を列挙するだけでは不十分です。自社が採用したいターゲットの解像度を上げて、趣味趣向を考えた上で自社のどの訴求が刺さるのかを考えた上でコンテンツを制作する必要があります。

この訴求分析は簡単なものではなく、競合や事業領域における自社の立ち位置などを分析した上で見出していく必要があるので、丸一日くらいの工数がかかってしまいます。

【徹底比較】Wantedlyと他の主要求人媒体の違いとは?

Indeedとの違い

Indeedは、掲載型の求人広告媒体です。運用型であるWantedlyとはまったく違い、「掲載して待つだけ」という人的リソースがかなり少なくて済む媒体です。

Indeedは、日本でNo.1の求人広告媒体として毎月2.5億以上の訪問者数があり、最も多くの人に求人を見てもらえる可能性があります。しかし、日本だけでも月間で520万件以上の新規求人が掲載されているので、その中で埋もれずに自社が求めるターゲットに求人を見てもらうのはなかなか困難です。

ネームバリューのある大手企業や専門職、事務職、給与を高く提示できる企業にはIndeedの利用もおすすめで、ネームバリューに自信がなかったりピンポイントで狙ったターゲットにアプローチしたい企業にはWantedlyがおすすめです。

ビズリーチとの違い

「ハイクラス人材の採用ならビズリーチ」と言われるほど、ハイクラスの人材に特化した採用媒体のビズリーチ。ビズリーチとWantedlyの大きな違いは2つあり、「特化しているレイヤー」と「料金形態」です。

ビズリーチはキャッチコピーの通り中間管理職以上などの一定の基準を通過したハイクラスの人材のみが登録しているため、そういった人材の採用にはWantedlyよりも向いているかもしれません。

しかし、ビズリーチは導入料金の他に成果報酬として理論年収の15%がかかるため、Wantedlyと比較すると1.5~2倍以上のコストがかかります。

ビズリーチの詳しい料金やプランについては下記の記事をご覧ください。

Greenとの違い

IT人材の採用に強い採用媒体のGreenは、前2つの媒体と違ってWantedlyと同じ「運用型媒体」です。運用型媒体というだけあって、Wantedlyと同じように工夫すればするほど採用効果を高めることができます。

そんなGreenがWantedlyと異なる点は、「登録者のターゲット」と「料金」です。Wantedlyには若手IT人材が多いとご紹介しましたが、GreenはIT人材がレイヤー問わず幅広く登録しています。

また、初期費用60万円にプラスで採用が決まった際に成果報酬としてポシジョンと年収に応じた費用が発生します。

Wantedlyに比べて運用工数は少ないので、なるべく運用工数を減らしながら、コストをかけつつIT人材を運用したい企業におすすめです。

Greenの詳しい紹介については、下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

Wantedlyを利用した企業からの口コミ

採用に成功した企業の声

意欲のある人材と出会えた

登録者の傾向から、意欲的な若手人材と出会えるというのが一番多い高評価でした。給料を掲載できない分、条件を目的に応募してくる人が少ないため「想い」や「やりがい」を重視した人とマッチングすることができます。

採用知識がなくても自社の魅力を伝えやすい

Wantedlyは、会社ページや募集記事など、採用の基盤が整っていない企業やそもそも採用ノウハウがない企業にとっても「魅力的に見せやすいページ構成」になっていることも魅力の一つのようです。

採用コストを1/2に削減できた

Wantedlyは、最大の魅力であるコスト面でも高い評価を得ています。

月額6万円で、運用次第で何人でも採用できるため、採用すればするほど一人当たりの採用単価を下げることができます。

採用に失敗した企業の声

思ったより工数がかかって活用できなかった

採用がうまくいかなかった企業では、社内でのメンバー登録が必要で、そのための協力を得るのがうまくいかなかったという声が多かったです。Wantedlyを最大限活用するためには、社内での協力体制が不可欠といえます。

スカウトの返信が返ってこない

平均返信率20%を誇るWantedlyですが、どんなスカウトでも返信が返ってくるわけではありません。

Wantedlyのスカウトでは、採用ターゲットの解像度を上げ、興味を惹くタイトルで、読みやすく、返信したくなる工夫が必要です。高い返信率を活かすために、候補者のプロフィールを読み解いて適切なスカウトメッセージを送信しましょう。

Wantedlyでスカウト返信率を上げる方法については以下の記事も参考にしてみてください。

給与の記載ができないので訴求が弱くなる

Wantedlyは給料などの記載ができないことがポジティブなポイントとして紹介されることが多いですが、給与の記載ができないことにより自社のサービスに自身のない企業や競合が多い企業にとっては「候補者を繋ぎ止めておく材料」が減ってしまうという捉え方もされます。

実際、スカウトメールで興味を持って応募してきてくれた候補者とカジュアル面談をするまでに時間が空いてしまい、その間に他社の媒体で条件のいい企業を見つけて応募してしまったというケースもあります。

媒体上で給与の掲載ができない分、自社の他の魅力の見せ方をこだわったり、日程調整などの間隔をできるだけ速くするなどしてなるべくはやく直接コミュニケーションを取る場を設けましょう。

Wantedly(ウォンテッドリー)の掲載までの流れ

Wantedlyでの求人掲載の流れは比較的スムーズです。まずは電話や専用フォームを通じて問い合わせ、打ち合わせを行い料金プランなどを決めます。

その後、審査を通過すれば掲載開始となります。Wantedlyは他の求人サイトと異なり、プランを決めて契約を結んだら、自由に募集を掲載しはじめることができます。

特にオプションを利用しない場合は、自社で求人を作成することができるので、審査を経てからはすぐに掲載することが可能です。

まとめ:Wantedlyを活用して採用を成功させましょう

Wantedlyのメリットをまとめると、下記の通りです。

  1. 採用ターゲットとマッチしやすい
  2. 採用コストを抑えることができる
  3. 求人掲載以外にも様々なコンテンツがある

Wantedlyを導入してうまく活用するには、適切な運用リソースや詳細な採用ブランディング設計が必要ですが、効果的に運用すれば他の求人媒体よりもずっと費用対効果が高い採用活動を行うことができます。

弊社株式会社ミギナナメウエが運営する即戦力RPOでは、Wantedlyの運用代行を通じて人と企業の本質的なマッチングを重視した採用コンサルティングを提供しています。また、Wantedlyの公式パートナーとして認定されているため、最新のWantedlyのアルゴリズムを把握した上で企業の採用支援を行なっています。

「Wantedlyの導入を考えているが運用方法がわからない」「スカウト返信がどうにも改善されない」といったお悩みを抱える企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業部長を担い、これまでに150社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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