【人事向け】ABABAは本当に採用できる?利用した企業の評判や導入費用をご紹介

最終面接に進んだ学生にアプローチできると評判のABABA(アババ)。かなり新しい方のサービスですが、すでに多くの企業に導入されています。登録者も多く、新卒採用に力を入れている企業で導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。

そこで本記事ではABABAの特徴やメリット、実際の評判を人事・採用担当の方向けに解説していきます。

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目次

ABABAとは

ABABAの公式サイト画像
運営会社株式会社ABABA
主な求人内容大手企業・ベンチャー企業問わず多数
ターゲット新卒・就活生
登録者数4.5万人(2024年現在)
対応エリア全国

ABABAは2020年に株式会社ABABAからリリースされた新たな採用媒体です。対象となるターゲットが「就活において最終面接に進んだ人」なので、大手企業や競合が逃した優秀な人材にアプローチできることが最大の特徴です。

また、株式会社ABABAは2024年月に創業4期目のスタートアップとしては異例となる日本経済団体連合会(経団連)に加入したことでも非常に注目を集めています。(参照:株式会社ABABA、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)に入会)

また、X(旧Twitter)をはじめとして口コミも広がっており、ababaも定期的にプロモーションイベントを行っているため、今後さらに拡大していくことが予測されるサービスです。学生の登録者もどんどん増えていく可能性が高いので、新卒採用を行う企業はぜひ一度チェックしていただきたいサービスです。

ABABAでは最終面接に残った学生にスカウトを送れる

ABABAは最終面接まで通過した学生にスカウトを送れるサービスなので「他の企業の最終面接に進んでいる=優秀な学生」である可能性が高く、企業が理想とする優秀層の学生に出会いやすい仕様になっています。

また、学生の登録数は2024年現在で約4.5万人以上で、利用している企業も大手からベンチャーまで1,200社にのぼります。また、スカウト媒体ですが、企業が送ったスカウトはLINEで届くため、学生が見逃しづらいこともポイントです

LINEという身近な媒体であることや、自分のために届いた特別なスカウトと認識されやすいことから、学生からの返信率が高いこともABABAの特徴です。従来の採用媒体を使ったダイレクトリクルーティングよりも反応が良く、多くの学生と接点を持てるため多くの企業から高い評判を集めています。

ABABAの特徴・強み

ABABAの主要な特徴についてご紹介しましたが、その他にもABABAにはこれまでの新卒ダイレクトリクルーティング媒体とは違った機能や特徴があります。

今回は、下記の4点に分けてご紹介していきます。

  1. 採用効率を上げることができる
  2. 内定承諾率が高い
  3. 採用できなくても学生からのイメージが悪くなりづらい
  4. 新卒採用の後半でも良い学生に出会える

採用効率を上げることができる

ABABAは、これまでの採用とは違って「すでにどこかの企業の最終選考まで進むことができた人」にアプローチできる媒体です。

また、候補者を検索する画面で「どの企業の最終選考に進んでいたか」がわかるので、競合企業を受けている学生=自社のマッチ度が高い学生にスカウトを送ることができるのです。

つまり、そもそもスカウトの返信率が高く、その後の書類選考も通過率が高いので採用活動全体の進行スピードが速くなり、結果として採用活動の効率化につながります。

内定承諾率が高い

ABABAは、内定承諾率が67.5%と非常に高い媒体です

業界平均が30%前後であるのに対して、60%を超えているというは、よほど人気な企業か「内定承諾率を上げる」という施策を徹底的に行わないと、一般的な企業では達成できない数値だと思います。

先述した通り、ABABAは色々な要素で採用効率が上がる仕組みになっている媒体ですが、肝心な内定承諾率もきちんと高水準で、完全採用の可能性がかなり高いのが強みです。

採用できなかった学生からの評判が悪くなりづらい

ABABAの最大の特徴である「お祈りエール」という機能は、ただ他の企業に推薦できるだけではありません。

不採用通知を受けた学生のうち8割以上がその企業を嫌いと回答

ABABA社が行なった上の調査でもわかる通り、企業から不採用通知を受けた際、学生の8割以上はその企業に対して悪いイメージを持っています。

悪いイメージを持つくらいで済めば良いですが、SNSが普及している今、お祈りメールの内容を「良くないもの」として拡散されてしまい、企業の印象世間的に悪くなってしまう可能性も少なくありません。

しかし、ABABAの「お祈りエール」では学生を肯定した上で他社に推薦する旨を伝えることができるので例え選考で落とされたとしても「あの企業は丁寧な対応をしてくれた」という良い印象を与えることができます。

また、お祈りメールに添付するリンクから飛べるLPには自社からお祈りメールを送る学生(不採用となった学生)に対して自社の思いを伝えることができるので、ここで“ファン化”にも繋げることができます。

その後もABABA社が提供している「ABABAアルムナイ」というサービスを使って候補者と接点を持ち続けることができ、第二新卒やキャリア採用などで再アプローチを行うことができます。

新卒採用の後半でも良い学生に出会える

新卒活動は、年々就活開始時期が早期化し、秋選考/二次選考までの期間が長くなるという長期化というかなり面倒な傾向が進んでいます。

そのため、新卒活動の後期になって採用人数に達していなかったり、採用見込みのある候補者がいないとかなり焦る方も多いかと思います。

しかし、ABABAではそもそもが優秀な学生に出会えるため新卒採用の後期でも採用できる可能性がかなり高いです

ABABAの料金プラン・導入費用

ABABAの料金プランは、応募課金型と成果報酬型の2プランがあります。

先行課金型か成功報酬かという違いですが、どちらのプランであってもスカウト代行の依頼料金は発生しません

応募課金型

応募課金型はスカウトを送って、それが学生に承諾された数に応じて費用が発生する形態です。20応募で40万円の費用が発生しますが、その代わり採用が成功した後の成果報酬は発生しません

成果報酬型

成果報酬型のプランでは初期費用10万円に加えて内定承諾の時点で成果報酬の65万円が発生します

一見応募課金型に比べて高いような気がしますが、内定辞退になった場合は全額返金対応があるので「応募課金型だと応募数が膨らんで余計なコストがかかってしまうかもしれない」という懸念がある方は成果報酬型のプランを選ぶことをおすすめします。

ABABAが高い評判を集める理由

2020年リリースとまだ歴史が浅いながら、ABABAはすでに高い評判を集めています。その理由として、以下のようなABABAならではの特徴が多くあげられます。

スカウトメールが送信できる

先述した通り、ABABA最大の特徴は最終面接に進んだユーザーにスカウトメールを送信できる点が、高い評判を集めるポイントです。また「どの企業の最終面接に進めた人材なのか」もわかるため、より自社に合った有力な候補者を探しやすいのです。

あらかじめ登録者のプロフィールも確認できるため、自社に興味を持ってもらえそうか大体の予想をつけながらスカウトを送ることができます。

推薦(お祈りエール)の送信

「お祈りエール」と呼ばれる推薦機能もABABAならではで高い評判を集めています。お祈りエールは、登録者と面接を行ったものの採用に至らなかった場合、他社に推薦することができる機能です。

これは学生にとっても嬉しいサービスで、たとえ不採用となっても次に繋がるチャンスが明確になるので就活の軌道修正がしやすくなります。

あくまで「学生を高く評価する」という前提のもとで他の企業へ学生を紹介できるので、一般的な「お祈りメール」ではなく「お祈りエール」と呼ばれています。今までお祈りメールで不採用通知を受け取っていた学生も、エールという形で他社推薦されることから、就活におけるストレスの軽減にも繋がっています

優秀な学生の登録が多い

ABABAで出会える登録者は全員最終選考に進んでいる学生のため、全体的に優秀な人材が多いです。すでに他の企業で高い評判を受けた学生のため、高いポテンシャルを秘めています。

専門職や将来の幹部候補など、レベルの高いポジションで採用を検討している企業からも、人材のレベルが高いことから良い評判を集めています。

ABABAを利用した企業の評判

実際にABABAを利用した企業からは良い評判、イマイチな評判それぞれ寄せられています。ABABAの導入を検討している企業は、以下でご紹介する実際の口コミや評判を参考にしてみてください。

良い評判・口コミ

ABABAの良い評判、口コミとしては以下のような意見があります。

【ABABAの良い評判・口コミ】

  • 優秀な人材が多く採用活動の効率が上がった
  • 採用できなかった学生のフォローができる
  • 学生の就活の進捗を可視化できる

良い評判として目立っているのが、最終面接に通過した学生にスカウトを送れる点です。ABABA最大の特徴でもある優秀な人材と面接を組める点には、多くの企業から良い口コミが寄せられています。

どの企業の選考を受けて、どの選考フェーズにいるのかを見たうえでスカウトを送信できるため、学生の状況を把握したうえでアプローチできます。コピペによる一斉送信ではなく、個別にアプローチできるABABAのスカウトには、より高い返信率が期待できます。

また、最終的に採用できなかった学生に対して、他企業に推薦することができることもメリットです。昨今SNSの普及により、多くの学生が就活の情報をX(旧Twitter)などネット上で交換しています。他社へ推薦することで、「あの企業に入社できなかったけど面倒見が良かった」という情報が広まり、自社のブランディングに繋がる点も魅力との声も多いのです。

イマイチな評判・口コミ

一方でイマイチな評判、口コミとしては以下のような意見があります。

【ABABAの悪い評判・口コミ】

  • スカウトメールを作る時間がかかる
  • 地方企業は結局母集団形成がしづらい
  • まだ認知が広がっていないため登録者数が少ない

ABABAは個別にスカウトメールを送れる一方で、その分文章作成などの工数にデメリットを感じてる企業もあります。

量より質が重要となるABABAを運用するためには、ある程度のリソースを確保することも大切です。そのため採用活動に一定のリソースを避けない企業には向いていないかもしれません。

また、対応エリアは全国ですが、実際にABABAを利用しやすいと感じている企業のほとんどは首都圏中です。登録している学生も首都圏在住が多いため、地方企業はなかなか採用ができないということもあるようです。

ABABAの利用がおすすめな企業

特徴や評判をもとに、ABABAの導入がおすすめな企業を大きく3つに分けてご紹介します

首都圏の企業

ABABAは、東京に拠点を構えている企業におすすめです。東京在住の登録者が多いため、首都圏の企業にとってはターゲットが多いでしょう。

ベンチャー・スタートアップ企業

ABABAには多くのベンチャー・スタートアップ企業が登録しています。利用している学生も、ABABAにはベンチャー・スタートアップ企業が多いと認識しているため、自然とベンチャー・スタートアップ志向の学生が多く集まっています

ABABA内では競合他社がベンチャー・スタートアップ企業になるケースが多く、大手企業の福利厚生や待遇面に負けることが少ないこともメリットです。

採用フローが柔軟な企業

ABABAのスカウトは返信率が高いため、スピーディに学生の対応ができる企業にもおすすめできます

最終面接に進んでいることを評価したうえでスカウトメールを送るため、ABABAを利用している企業は「書類選考ナシ」「一次面接免除」など、ターゲットに合わせて採用フローを変更しています。

また、ABABAはLINEとも連携しているため、従来通りメールだけのやり取りではなく、学生にあわせた連絡手法を使うことも重要です。

新卒採用のフローが固定されておらず、状況に合わせた対応ができる企業であればABABAを通して優秀な学生を採用できるでしょう。

ABABAを導入する際に注意するポイント

多くの企業から高い評判を集めるABABAですが、導入する際にはいくつかの注意点が存在します。以下のポイントを確認して、導入前に注意するポイントを把握しておきましょう。

スカウトメールの作り方をパーソナライズ化して作成する

ABABAで学生にスカウトメールを送る際、一括送信ではなくユーザーごとに内容を変えることがポイントです。

優秀な人ほど多くの企業からオファーを受け取っていることが予想されます。その中で自社のスカウトメールに興味を持ってもらうためにも、以下のポイントを抑えてパーソナライズ化していくことがおすすめです。

【パーソナライズ化のポイント】

  1. 件名を工夫する
  2. 学生のプロフィールを確認する
  3. その人の特徴や経験を活かせる根拠を記載する

メールを送信する際は誰にでも当てはまる内容ではなく、その人に送る理由を明確にすることが大切です。受け取った学生が「自分のことを評価してくれている」と思ってもらえるようなパーソナライズ化をするとよいでしょう。

自社を魅力的に訴求する

自社の魅力を積極的に発信し、学生からの興味を惹きつけることも大切です。単にスカウトを送るだけでは、学生からのレスポンスは期待できません。スカウトメールに自社のポイントや、他の企業では経験できないようなことなど、差別化した魅力を発信していくことが採用を成功させるポイントです。

【学生への訴求ポイント】

  1. 安心して働ける環境
  2. 福利厚生の充実
  3. 事業の将来性
  4. チーム・メンバーの雰囲気
  5. キャリアアップについて
株式会社マイナビによる企業選択のポイントの調査結果

株式会社マイナビの調査によると、2023年卒の就活生達は「安心して働ける環境」「福利厚生の充実」といった安定、安心を求めてる傾向があることがわかっています。

自社の魅力をどのように発信してよいか迷った時は、ユニークな福利厚生や残業が少なく働きやすい環境であることを訴求するのが無難でしょう。

採用プロセスを見直す

ABABAは優秀な登録者にスカウトを送れるサービスのため、選考フローを早めるなど柔軟な対応が求められます。そのため、内定まで面接回数が多かったり、筆記や適性検査がある企業は採用プロセスを見直してみてもよいでしょう。

あまり選考フローが長く内定まで時間がかかると、学生が他の企業の内定を承諾してしまうことも考えられます。ABABAは登録者のレベルが高いと評判の声も揚げられていることから、学生は複数の内定をもらっていてもおかしくありません。

最終面接に進んでいる優秀な学生を採用する際は、できるだけスピーディーな選考フローで一気に内定まで進められるよう採用プロセスを見直しましょう。

候補者に対してスピーディーな対応を心がける

選考フロー以外にも、学生に対して素早い対応を心がけてください

応募後の反応や内定後のフォロー、質問が来たときの対応など全てにおいてスピードは大切。採用が激化している今の市場では、学生への対応が遅いと内定辞退に繋がることも考えられます。

ABABAはLINEと連携しているため、学生からのアクションが速いです。便利な機能である一方、その分企業側にもスピーディーな対応が求められます。

そのためABABAの運用担当を決めたり、人事部全体で利用方法を共有するなど、事前に対策をしておくことが重要です。

ABABAは多くの企業から高い評判を受けている

最終面接に進んだ優秀な学生にスカウトを送れる点から、ABABAは高い評判を集めています。スカウトの返信率も高く、優秀な人材を採用したい企業であれば、一度利用してみる価値はあるでしょう。

新しいサービスのため、これからさらなる拡大も予想されているサービスです。新たな採用手法を模索している企業は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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この記事の監修者

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業責任者を担い、これまでに80社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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