リクナビHRTech転職スカウトとは?ダイレクトリクルーティングにおけるメリットや特徴

今回は、ダイレクトリクルーティングにおいて役立つツールとして「リクナビHRTech転職スカウト」を紹介していきます。

ここ数年で「ダイレクトリクルーティング(スカウト採用)」は主流な採用手法としてかなり普及してきましたが、

  • 結局どの媒体を使えばいいの?
  • 初めてみたいけど、なるべくリスクを減らしたい
  • 自社の採用ターゲットに合う媒体がわからない

というお悩みをよく聞くので、今回は幅広い職種・スキルの人材が登録しており、業界最大級のデータベースを保有するリクナビHRTech転職スカウトについて、導入リスクや活用ポイントをご紹介します

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目次

リクナビHRTech転職スカウトを利用したダイレクトリクルーティングとは?

では、今回は「リクナビHRTech転職スカウト」に焦点を当て、ダイレクトリクルーティングの重要性やそのメリットについて掘り下げていきますが、「そもそもダイレクトリクルーティングって何?」という疑問がある方もいるでしょう。

そこで、まずは「ダイレクトリクルーティングとは?」という部分からご紹介していきます。

そもそもダイレクトリクルーティング(スカウト採用)とは?

ダイレクトリクルーティングとは、簡単に言えば「企業が人材紹介会社や求人サイトを介さずに、直接採用候補者にアプローチして採用する手法」のことです。

採用コストの削減ができたり、運用次第でかなりの採用効果が見込めたりなど、これまで主流だった求人広告への掲載による採用とは全く違う特徴があります。また、人材紹介会社(エージェント)と比較してみても、成果報酬などの手数料がないことで、採用コストの削減にもつながります。

しかし、日本企業においてはまだあまり浸透しておらず、我流で始めた企業でもあまり上手くいかず、弊社のような採用代行業者にご相談いただくケースも多いです。

そういった「ダイレクトリクルーティング初心者」の方に“1つの選択肢”として今回ご紹介したいのがダイレクトリクルーティングっぽいことから始められる「リクナビHRTech転職スカウト」です

リクナビHRTech転職スカウトについて

リクナビHRTech転職スカウトの公式サイト

リクナビHRTech転職スカウトは、株式会社リクルートホールディングスが提供する完全成果報酬型のスカウトサービスです

リクナビHRTech転職スカウトでは、企業がAIを活用して直接スカウトを行うことができます。その結果、平均的な応募率が約2倍に向上し、面接実施人数も平均で約20%アップするとされています。このサービスは導入企業が2万社以上に及び、リクルートエージェントとの契約があれば無料で利用できます。

次に、リクナビHRTech転職スカウトの具体的な特徴に焦点を当て、ダイレクトリクルーティングとの相性について詳しく見ていきましょう。

リクナビHRTech転職スカウトの特徴5選

特徴①:業界最大のユーザーデータ数

ダイレクトリクルーティングにおいて、媒体内のデータベースの規模は非常に重要です

採用ターゲットが相当広いケースを除いて、データベース規模が小さい媒体では有効な人材を見つけることは難しいでしょう。しかし、リクナビHRTech転職スカウトは、業界最大級のデータベースを保有しているので、その点においてハズレのない媒体です。

というのも、リクナビHRTech転職スカウトのデータベースは、人材業界最大手のリクルートエージェントとリクナビNEXTのデータがベースになっています。例えば、リクルートエージェントは2017年度時点で約64万人リクナビNEXTは2018年3月時点で約786万人の会員数を抱えています。これらのデータをベースにしているため、最低でも786万人分のデータがリクナビHRTech転職スカウトのデータベースに存在しているのです。

特徴②:AIが自社におすすめの候補者を毎日ピックアップ

膨大なデータベースは魅力ではありますが、その中から採用ターゲットとなる人材を見つけるのは割と工数のかかる作業です。しかし、リクナビHRTech転職スカウトを利用すれば、その心配はありません

リクナビHRTech転職スカウトでは、AIが日々自社の要件ににぴったりの人材を毎日レコメンドしてくれます。

そのため、採用担当者はAIにレコメンドされた候補者のキャリア情報を確認し、興味があればワンクリックでスカウトメールを送るだけなのです。忙しくてダイレクトリクルーティングを導入できていない人事・採用担当者でも、リソースを逼迫せずにダイレクトリクルーティングに取り組めますよね。

特徴③:完全成果報酬型でリスクが低い

リクナビHRTech 転職スカウトは利用料が無料で、採用が成功した時点で初めて費用が発生する「完全成功報酬型」なので、月額制の求人媒体などに抵抗感を持っている企業でも導入しやすいです。

特に、ダイレクトリクルーティングという採用手法そのものを試すのが初めてという企業でも低リスクで始めることができます

ダイレクトリクルーティングは、一般的に「通数単価」や「月額費用」「データベース利用料+成果報酬」など、様々な料金形態で展開されています。費用感について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

特徴④:必要に応じてスカウト〜選考をサポートしてもらえる

AIのレコメンドとワンクリックでのスカウトメールも便利ですが、それでも忙しいと感じる方には、リクナビHRTech転職スカウトとリクルートエージェントを組み合わせて活用することをおすすめします

リクルートエージェントは面接の日程調整や入社までのフォローをサポートしてくれるため、ダイレクトリクルーティングを導入しても人事・採用担当者の負担を極限まで減らしながら母集団形成を強化できるようになります。

特徴⑤:継続利用することでより採用効果が上がる

リクナビHRTech転職スカウトでは、レコメンドをしてくれるAIの精度がどんどん良くなっていきます

継続して利用することで「どのような人材がスカウトメールの対象になりやすいのか」というパターンをAIが学習し、その結果、レコメンドの精度が向上していきます。

そのため、リクナビHRTech転職スカウトを利用はじめた際には、レコメンドの精度が微妙に感じることもあるかもしれませんが、長期的にサービスを活用することで、徐々に的確になっていき、より有力な人材に出会えるようになります。

リクナビHRTech転職スカウトを活用するポイント

先ほどはリクナビHRTech転職スカウトの特徴についてご紹介しましたが、ここからは実際にリクナビHRTech転職スカウトをダイレクトリクルーティングに活用する際のポイントをご紹介していきます。

利用頻度を増やしてAIの学習精度を高める

利用することの重要性を再強調します。一見当たり前のことかもしれませんが、「ダイレクトリクルーティングしているのに成果が上がらない」と感じる企業は、実は「スカウトメールを積極的に送っていない」という場合が多いのです。

改めて強調しますが、まずは積極的にリクナビHRTech転職スカウトを活用しましょう。

AIが毎日送るレコメンドメールに対して、人間が反応していなければ、AIもそのレコメンドの評価を行うことができません。毎朝の出社後、ランチタイム後、帰宅前など、自分の日常リズムにリクナビHRTech転職スカウトを組み込んで、積極的な利用を心がけましょう。

ユーザー検索で的確な絞り込みを行う

リクナビHRTech転職スカウトではAIによるレコメンド機能だけでなく、ユーザー検索によっても人材を発見することが可能です。この機能の追加・改善は、企業が単にAIのレコメンドを待つのではなく、自ら積極的に人材を見つけたいという要望に応えた結果です。

ただし、人間が検索する場合は、具体的な人材のイメージを持つことが欠かせません。AIが自己学習し精度を向上させるのに対抗するためにも、人間も検索スキルを向上させる必要があります。リクナビHRTech転職スカウトを最大限に活用するには、検索においても熟練度を高めることが大切です。

エージェントと必要十分なやりとりを行う

リクナビHRTech転職スカウトは、ダイレクトリクルーティングを完全に実現するツールではありませんが、むしろその入門編として、特にソーシングの段階で有用なツールと言えます。従って、主にエージェントを介した採用が中心となるでしょう。

すべての採用活動を社内で完結させずにエージェントと連携するためには、密なコミュニケーションが欠かせません。最新のレコメンドの傾向や、どのような人材からの応募が増えているかなど、リクナビHRTech転職スカウトを通じて得られた情報をエージェントと共有し、採用活動全体の改善に協力し合う姿勢が重要です。

リクナビHRTech転職スカウトの導入をおすすめする企業のポイント

幅広い職種・ポジションの人材を採用したい企業

1つ目は、「幅広い職種・ポジションの人材を採用したい企業」です。

リクナビHRTech転職スカウトでは、業界最大級の人材データからターゲットを探すことができるため、他のスカウト媒体と比較して圧倒的に幅広い職種やレイヤーの人材にアプローチすることができます

ポジションやレイヤーごとにそれに特化したスカウト媒体もありますが、媒体数を増やしたくない企業や「とりあえず何か1つ使ってみたい」という企業にリクナビHRTech転職スカウトはおすすめです。

リクナビHRTech転職スカウトのような「ダイレクトリクルーティング(スカウト採用)」に特化した他の媒体については下の記事で詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

スカウト採用で今まで成果が出なかった企業

次におすすめなのが「ダイレクトリクルーティングで、これまで思うような結果がでなかった企業」です。

すでに実感している採用担当の方も多いかと思いますが、スカウト採用を行う際は

  • 適切な媒体選定を行う
  • スカウトターゲットを絞り込む
  • ターゲットに刺さるスカウトメッセージを作成する
  • スカウトに紐づける求人を作成する
  • 2~4回の再送を行う
  • 離脱されないよう返信対応をする
  • 開封率や返信率を見て数値分析、改善施策

など、多くのステップがあり、そのどれもに事前調査や仮説立てが必要になります。そのため、一度行っても採用できずに失敗してしまうケースも少なくありません。

ですが、リクナビHRTech転職スカウトはそもそもが母集団が多いので返信率のパーセンテージは同じでも返ってくる「数」で比較すると他媒体よりも多く、扱いやすい媒体なのです。

リスクを抑えつつ新しい採用手法を試してみたい企業

リクナビHRTech転職スカウトの最大の利点とも言えるのが「完全成果報酬制」であるということです。

言葉の通り、成果が出る(採用に成功する)まではコストが発生しないので、「人件費のみ」という超低リスクで導入することができます

そのため、採用手法は増やしたいものの失敗するリスクが怖い、費用面で決済者を説得することができないという方にはぜひ検討していただければと思います。

リクナビHRTech転職スカウトでダイレクトリクルーティングするなら

今回はリクナビHRTech転職スカウトに焦点を当ててご紹介しました。採用活動を一気に社内で完結させることは容易ではありませんが、採用を強化したい方や、すでにリクルートエージェントを活用している企業にとって、リクナビHRTech転職スカウトの活用はぜひ一度ご検討いただきたいと思います。

また、弊社の採用支援サービスである「即戦力RPO」では、30万件以上のスカウトデータを元に蓄積した独自ノウハウを元に【”超”結果重視のスカウト代行】を行なっております。

  • ダイレクトリクルーティングで結果が出ないが、原因がわからない
  • ダイレクトリクルーティングを始めるか迷っている
  • 自社の魅力訴求がイマイチうまくいかない
  • どの媒体を使えばいいかわからない
  • ダイレクトリクルーティング業務をまるっと外注したい

などのお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度無料相談にお越しください!

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この記事の監修者

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業部長を担い、これまでに150社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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