【事例アリ】ベンチャー企業の採用が難しい理由と成功のコツとは?

採用市場が激化する昨今、自社の求めるターゲットにマッチする人材と出会えない、応募はくるけど採用に繋がらないと悩んでいる方も多いと思います。

特に、ベンチャーやスタートアップ企業においては人材採用が難しいと感じている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回はベンチャー企業の採用について、認知度が低くても応募が集まるコツや、ベンチャー企業の採用におすすめな採用サービス、イベントなどをご紹介していきます

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目次

ベンチャー企業の採用が難しい背景・原因

近年大企業やベンチャー企業を問わず、自社のターゲットにマッチした人材を採用することは難しくなっています。

実際、総務省の「令和4年度情報通信白書」によると、15歳から65歳の生産年齢人口は、2021年の時点では7,450万人で、2030年に6,875 万人、2045年5,584万人、2060年には4,793万人へと40年で約3,000万人も減少していくと予想されています

この労働人口の減少は、単に応募者数の減少として表れるだけでなく、採用活動での母集団形成の難しさにつながっているのです。その前兆として、現在すでに多くの企業が自社の求めるターゲットに合う候補者を見つけるのに苦労しているのです。

一方で、このような状況下でも自社の理念やビジョンに共感した理想的な人材の採用に成功している企業も存在します。

重要なのは、応募者の数ではなく、応募者の質です。たとえ応募者が少なくても、ターゲット像に合う理想的な人材と出会い、採用することができれば極端な話、1人応募してきた人がドンピシャで要件も人間性もマッチしていて採用できれば、それはターゲットにマッチした人材採用に成功したといえます。

つまり、ベンチャー企業における採用活動は自社の事業内容や求める人材像を明らかにして、ターゲット層に合わせた採用戦略を行うことで可能になるのです。

ベンチャー企業が採用を成功させる方法・コツ

実際にベンチャー企業の採用で大事なことを、ポイントを抑えながらご紹介します。

「共感」でターゲットの興味を引く

一つ目は、「共感」でターゲットの興味を引くことです

共感訴求とは、企業の文化やビジョンを強く訴求し、それに共感してもらうことを重視した訴求のことです。この逆が、年収や待遇などの条件による訴求です。

多くの人に”やんわり”いいなと思ってもらえる求人内容や訴求よりも、細かくぺルソナを定めて、そのターゲットにドンピシャで共感してもらえる方が、結果として自社が求める理想の人材からの応募や採用につながるのです。

たとえば、デザインの知識があり、スピード感のある自社の社風にマッチした新卒を理想のターゲットとしているとします。

この場合は、新卒で入社し、今は中堅社員として活躍しているデザイン部門の社員にインタビューを行い、企業のサイトやSNSで発信することでターゲットに刺さる施策を行うことができます。

例えば、「デザイン部門で新卒を採用したい場合」は、社員インタビューで以下のような質問をすると効果的です。

◆志望理由について

  • 就職活動で、他社と比べて魅力を感じた点は?
  • 実際に働いてみて入社前のイメージとギャップはあったか?

◆入社後の成長・学習内容について

  • 印象に残っている経験や、やりがいを感じた瞬間は?
  • どんなスキルや知識を身につけることができたか?

◆ターゲット層に合わせた質問項目

  • デザインの知識や経験を活かして、今後どんなことに挑戦したい?
  • スピード感あふれる環境で働くことについてどう思うか?
  • 学生時代の経験で、この仕事に活かせると考えることは?

入社理由や入社後の成長・学び、デザイナーとしてのキャリアプランなど、採用ターゲットである人材の興味を引けそうなポイントを意識的に掘り下げるようにしましょう。

ターゲットが使いそうな媒体で候補者を探す

いくら適切なターゲット設定をしていても、利用している媒体や手法が合っていなければ採用効率が半減どころか1名も採用できなくなってしまう可能性もあります

そのため、採用ターゲットが決まったら、自社の求めるターゲットについての仮説を立て、よく利用すると考えられる媒体やマッチするであろう手法を予想して、活用するようにしましょう。

<例>

  • 25〜30歳
  • エンジニア
  • 基本的なAWSの知識があり、AI分野に興味関心がある
  • 勤務地は東京

→若手かつIT経験者の登録が多いGreenforkwellなどの採用媒体が適している可能性が高い。

その他にも、総務省情報通信政策研究所が行った調査によると、SNSの中でもX(旧Twitter)の利用率は、20代が多く男性の割合は4割以上を超えていて、ターゲットが多く利用していると考えられます。

そのため、自社のエンジニアの活躍やプロジェクト内容などをSNSで発信するのもいいかもしれません。このように、ターゲット層の行動習性を調査した上で採用施策を考えることもおすすめです。

個人別にアプローチをする 

理想のターゲットとしてマッチする人材に出会ったら、パーソナライズ化した個別のメッセージでアプローチを行いましょう。

以下で、SNSで求めるターゲットに出会った場合のメッセージ例をご紹介します。

〇〇様

突然のご連絡失礼いたします。
私、△△株式会社で採用責任者をしております、□□と申します。
 
今回は、誠に勝手ながら〇〇様が公開されているポートフォリオを拝見しご連絡させていただきました。(弊社HP:https://saiyo.migi-nanameue.co.jp/)

※DMからのURLを踏むのが躊躇される場合は「株式会社ミギナナメウエ」とご検索いただけますと幸いです。

ご連絡させていただいた背景といたしましては、候補者の方を探していたところ、偶然〇〇様のプロフィールを拝見し、ぜひ弊社にお力添えいただきたく個人的に今回スカウトをお送りさせていただきました。

弊社は、“想像の右斜め上を超え続ける”というビジョンのもと、人材領域を中心に事業を展開しており、5期連続200%以上の成長をしているベンチャー企業です。

そして、今回〇〇様にお任せしたいポジションは、「〜〜」です。

時価総額1000億円をこえるような超成長企業の案件や業界内で注目を集める企業などを中心に、多くの顧客様に対して『採用パートナー』として伴走していただきます。

しかしながら、 〇〇様はこれまで多くのご経験をされてきたかと思いますので、ポジションに拘らず私や弊社代表との面談でお話をしながら“スキルやご経験を一番活かせる業務”をお任せできればと思っています。

もし、少しでもご興味をお持ちいただけましたら
一言【興味がある】とご返信ください。
弊社サービスの詳細や、〇〇様のこれからのキャリアについてなど、カジュアルにお話しさせていただければと考えております。

〇〇様からのお返事を、心よりお待ちしております!

株式会社ミギナナメウエ
採用支援事業部 責任者 井上

このように、ネット上にある候補者の情報から読み取れる価値観や経歴、スキルなどを見ながら適切なアプローチを行いましょう。

ベンチャー企業におすすめの採用手法3選

では、ベンチャー企業におすすめの採用手法3選を紹介します。

リファラル採用

リファラル採用は、社員の知り合いを通じて候補者にアプローチする手法です。事前に候補者に業務内容やカルチャーなどのリアルな企業の魅力を伝えることができるのがポイントです。

ベンチャー企業がリファラル採用を行うメリットは、「認知度がない状態でも、社員の紹介で樹形図的に人を探すことができる」点と、「すでに自社にマッチしている社員の紹介なため、カルチャーマッチしやすい」点です。

リファラル採用で理想的な人材を採用するためには、事前に採用したい職種やスキルなどターゲット像を明確にし社員に共有しておくこと、そして採用成功した際のインセンティブ設計をしておくなど、より社員に能動的に動いてもらえるような工夫が大切です。

オウンドメディアリクルーティング(採用サイト)

オウンドメディアリクルーティングでは、自社のサイトを利用して、自由度高く採用の導線を設計し、運用することができます。

たとえば、社員にインタビューをして実際の業務内容を写真や動画で紹介し、業務フローや身に付くスキルを具体的に伝えたり、1日の仕事の流れを紹介したりすることで、リアルな仕事内容や雰囲気を伝えられます。

ただ、上位表示させるにはSEOの知識が必要だったり、サイト設計に知見がない場合は外注費が発生したりするので、費用対効果を考えた上で自社に適しているかどうかを検討してください。

ダイレクトリクルーティング(スカウト採用)

ダイレクトリクルーティング(スカウト採用)では、SNSや就活・転職サイトなどを通じて、企業が求めるターゲット像に合う人材を探し、自社から直接アプローチすることができます。

ベンチャー企業の場合、認知度が低いため自然応募が集まりづらいという課題がありますが、ダイレクトリクルーティングでは狙った人材に直接アプローチできるため、自社を認知してもらう確率を高めることができます。

また、採用媒体などではなくSNSで人材を探す場合は、フロントエンドエンジニアであれば、#React #Vue #Angular #JavaScript といったハッシュタグを活用することで、具体的に求めるスキルを持つ人材を見つけることができます。

ベンチャー企業の採用成功事例

ベンチャー企業の採用成功事例を紹介します。

株式会社EventHub

株式会社EventHubのサービスサイト

株式会社EventHubは、オンラインイベント管理ツール「EventHub」の開発・運営を行う企業です。 

同社はWantedlyのスカウト機能を活用し3か月で700通のスカウトを送っています。その結果、主にマーケティング・セールス・カスタマーサクセス分野で理想的な人材を採用することに成功しました。 

一次面接には、創業者が直接面接に参加することで、企業のビジョンや意欲、事業内容を伝えることで、候補者の期待値をすり合わせています。

株式会社KOMPEITO

株式会社KOMPEITOの採用サイト

株式会社KOMPEITOは、オフィスに新鮮なサラダやフルーツなどを提供する食の福利厚生サービスを行う企業です。

同社は、正社員39名に対して26名のリファラル採用に成功しました。

リファラル採用の成功の理由の一つには、紹介のハードルを下げたことがあります。採用担当以外も気軽に紹介できるよう、社内フローを明確にした資料を作成しました。

また、カジュアル面談では、候補者に会社の雰囲気やカルチャーを肌で感じてもらうために、ランチ会を行いリラックスできる場を設定したり、候補者と積極的に会話して会社に踏み入る体験をしてもらうことで、双方向の理解を深めたりするようにしています。

ベンチャー志向な人材の特徴と見極め方

ベンチャー企業を視野に入れる人(=ベンチャー志向の人材)の魅力や特徴をつかんでおくと、より効率の良い採用戦略を設計することができ、質の良い採用活動ができるようになります。

独立志向が強い

ベンチャー志向の人は独立志向が強く、将来的に独立したい、起業したいと考える人もいます

会計や経営、マーケティング、営業など職種を問わずさまざまなことに取り組んで自分の経験値を上げたい、できることを増やしていきたいと考えるでしょう。

ゆくゆく起業したいと思っている人は、成長意欲があり、ベンチャー企業で事業を発展させる方法や仕組みを学び、将来に活かしたいと考えます。

好奇心旺盛である

好奇心旺盛な人も、ベンチャー企業の社風にはマッチしていることが多いです。前例がない事業や施策でもまずは挑戦することに面白さを見出すことができたり、「知らないことはとにかくやってみたい」という思いで、未経験のことにも恐れず飛び込むことができたりします。

また、好奇心の強さは「知らない知識を得たい」という知的好奇心の強さにもつながることが多いです。

新しい知識を取り入れることに喜びを感じるため、業務に必要なスキルを楽しみながら一般的な人よりも速いスピードで成長することができ、そのスキルを持って自社の事業のグロースにも良い影響を与えてくれます。

物事を発展させるのが好き

物事を発展させるのが好きで実行力がある方もベンチャー向きの人材です

たとえば0から1を生み出すのが好きで新しい事業やビジネスモデルを考えたり、またできあがった小さな事業を大きくしていく1→10のフェーズが好きであったりするパターンの人もいます。

物事を発展させるのが好きな人は、自分ができることを見つけて進んで行動し、周囲の人を巻き込みながら目標を達成していけるので、個々人の自走力が肝になるベンチャー企業に非常に適している人材なのです。

ベンチャー企業の採用におすすめの採用イベント

ベンチャー企業の採用におすすめの次のイベントを紹介します。

イベント名運営会社実施形態開催場所
Startup AquariumCoral Capital対面東京
Startup Career Showcase東京都対面東京
WinC Audition株式会社プレシャスパートナーズ対面・オンライン東京大阪名古屋
ウェルハンティングルビーイン株式会社オンライン

Startup Aquarium

「Startup Aquarium」は、Coral Capitalが主催するスタートアップ企業への転職を希望する求職者と、採用活動中のスタートアップ企業を繋ぐ、年に1回行われるキャリアフェアです

50社以上の企業が参加するイベントで個別ブースを出展し、求職者と自由に話し合うことができます。また事前に参加者のプロフィールを見て、気になる人材に事前にカジュアル面談のリクエストを送り、当日にフランクに話すこともできます。

Startup Career Showcase

「Startup Career Showcase」(2023年は、Startup career fairの名称で開催)は、東京都が主催する、スタートアップのキャリアに関心がある方や転職活動中の方と採用を検討しているスタートアップ企業が交流できるイベントです。

参加企業にショートピッチの時間が設けられていたり、交流エリアでは求職者と気軽に話せるブースが設けられているため、カジュアルに話し合い、求職者との交流が図れます。

また、ライフサイエンス系スタートアップに特化した研究者、営業・管理者のためのLifescience Startup career fair 2024も開催されています。

WinC Audition

WinC Auditionは、株式会社プレシャスパートナーズが運営する、ベンチャー企業向けに理念やビジョンに共感する人材と企業を結びつける新卒を対象にした「理念共感型」の就職イベントです。

WinC Auditionは、経営者と学生が直接対話し、学生に直接経営者から事業への想いやビジョンを話す場所を作っています。

学生と企業が一緒に働きたいと思った度合いをお互いにポイントで評価し、マッチングした学生には企業からの「特別選考ルート券」が渡されます。自社に合う人材をスムーズに選考に誘導したい企業に向いています。

ウェルハンティング

ウェルハンティングは、ルビーイン株式会社が運営する企業が話をしたい人材にアプローチできる新卒を対象にした逆求人型の就活イベントです。

参加企業は学生のプロフィールを事前に確認でき、イベント当日には話したい学生に直接アプローチできます。学生と1対1でじっくり話せるため、一人一人と深く関わりたい、狭く深くアプローチしたい企業におすすめです。

ベンチャー企業の採用におすすめのサービス

ベンチャー企業の採用におすすめの次のサービスを紹介します。

サービス名運営会社対象特徴
キープレイヤーズ
株式会社キープレイヤーズベンチャー企業への転職を考えている人・企業の成長フェースや課題に応じた採用支援を行う
・55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を行う代表が支援
アマテラス株式会社アマテラスベンチャー企業へのの転職を考えている人・ベンチャー・スタートアップ企業に特化した採用媒体・登録ユーザーは、20代後半~30代が77%を占める
ジョーカツ
株式会社ナイモノ地方から首都圏への就職を希望する成長意欲や上昇志向の強い学生・無料で宿泊できる宿の提供や交通費支給・週3回の企業と学生のマッチングイベント開催
CheerCareer株式会社Cheerベンチャー企業・成長企業を希望する学生・チアキャリアサイトの運営・ビジネスゲームやグループワークを通じたマッチングイベント開催

キープレイヤーズ

キープレイヤーズは、株式会社キープレイヤーズが運営するベンチャー企業への転職を希望する人材と、採用を希望する企業を最適にマッチングさせる転職エージェントサービスです。

単なる転職サポートにとどまらず、中長期的な視点で理想のキャリアを描くことを重視し、転職後のキャリアアップまでを視野に入れたサポートを提供します。

キープレイヤーズの代表は、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資という豊富な経験を持つ人物です。経営的な視点から各企業の成長段階や課題に応じた採用支援サービスを受けられます。

アマテラス

アマテラスは、株式会社アマテラスが運営するベンチャー・スタートアップ企業に特化した採用媒体です。

登録ユーザーはベンチャー志向を持つ人材で、ユーザーの77%が20代後半~30代を占めています。また、60%が営業やエンジニア、マーケティング・広報などビジネスサイドの経験者で、即戦力となる人材を採用できます。

さらに、アマテラスはサイトへの採用情報の掲載に独自の審査基準を設けているのが特徴です。「社会課題解決にチャレンジしているか」「競争優位性となる強みを持っているか」などの5つの審査ポイントに合致し、面接に受かった企業だけが情報を掲載できます。

ジョーカツ

ジョーカツは、株式会社ナイモノが運営する地方から首都圏への就職を希望する新卒学生を対象にした就活支援サービスです。無料で利用できる宿を提供したり、東京までの交通費を支給したりなど、地方に住む学生に寄り添ったサポートをおこなっています。

また週3回の頻度で「ジョーカツNIGHT」という企業と学生をマッチングさせるイベントも行っています。企業が学生に会社説明を行った後、学生との座談会を通して交流を深めます。2023年にはイベント参加者約1200人のうち200人の内定承諾が生まれています。

CheerCareer

CheerCareerは、株式会社Cheerが運営するベンチャー企業・成長企業を対象とした就活支援サービスです。

ベンチャー・成長志向の学生が集まる就活サイト「チアキャリア」を運営していて、特に営業・コンサル、エンジニアを希望する学生が多く利用しています。スカウト機能で気になった人材にダイレクトにアプローチできます。

学生と企業をマッチングさせるイベント「チアフェス」を開催していて、ビジネスゲームやグループワークなどを通じて、学生のポテンシャルや人となりが分かるため自社に合う人材を見つけられます。

まとめ

今回はベンチャー企業の採用について、進め方の方法やベンチャー志向の学生と出会えるイベント・サービスなどを紹介しました。

ベンチャー企業の採用では、自社が求めるターゲットを明らかにしたうえで、そのターゲット像の共感を呼ぶような企業の魅力を伝えていきましょう。

また、ターゲット像が多くいる媒体で情報を発信して候補者を探したり、ベンチャー志向の学生と出会えるイベントに参加したりして、自社の求める理想的な人材に出会えるよう行動をしていきましょう。

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この記事の監修者

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業部長を担い、これまでに150社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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