世界最大の求人検索エンジン、Indeed(インディード)には多くの企業の求人が掲載されています。ユーザーも多いIndeedは、採用活動に力を入れている企業であれば一度は運用を検討したことがあるでしょう。
そこで本記事では、運用前の気になる掲載料やクリック単価、無料で効果を出すコツなどを解説していくのでぜひ確認してみてください。
\採用課題は「即戦力RPO」にご相談ください/
独自に収集した20万件以上のデータを元に
320社以上の採用を支援
採用戦略設計・採用媒体のアルゴリズムハック・スカウト業務・人材紹介会社の統括・採用広報など、貴社のニーズに合わせてあらゆるソリューションを全て高品質で提供します。
採用課題は
\「即戦力RPO」にご相談ください/
独自に収集した20万件以上のデータを元に
320社以上の採用を支援
採用戦略設計・採用媒体のアルゴリズムハック・スカウト業務・人材紹介会社の統括・採用広報など、貴社のニーズに合わせてあらゆるソリューションを全て高品質で提供します。
Indeedでできること
日本における月間訪問数 | 2700万人以上 |
スマホからの求人検索率 | 88%以上 |
月間新規追加求人数 | 520万件以上 |
世界の月間アクティブユーザー | 2l5億人以上 |
Indeedは世界60カ国以上で利用されている世界No.1の求人検索エンジンです。また、Indeedはアカウント内で作成した求人ページ以外に、多くの求人広告や自社の採用サイトの情報を一括でユーザーに提供することができます。
業種や職種問わず、幅広い求人を取り扱っていることもIndeedの特徴で、ユーザーの年齢層も幅広いことから、自社の求人情報を広範囲に発信することができます。
利用料は基本的に無料ですが、課金することでクリック率が上がったり露出が増えたりして結果的に採用成功率が高まるなどのメリットもあります。 無料でできることも多いですが、掲載料を払った場合もさらにメリットがあります。
Indeedは掲載料なし(無料)でも導入可能
大前提として、Indeedは無料で利用できます。アカウントを開設した後、費用をかけずに求人ページを作成・掲載できるため、採用予算が少ない企業にとってもおすすめのサービスです。
▼Indeedの無料版でできること
- 求人ページの作成、公開
- 求人ページの編集
- 企業ページの作成
- 応募管理
- ヘルプセンターへの問い合わせ
- 採用市場レポートの閲覧
Indeedは掲載料をかけずとも、基本的なサービスは一通り利用できます。実際に、多くの企業がIndeedの無料アカウントで採用活動を行っています。
ただ有料版の求人ページと比較すると、掲載順位が低くなるなど一定のデメリットがあることも事実。そのため、まずは無料版で操作性や母集団の状況などを把握してから、Indeedの有料版とのメリットを比較した上で自社に合う方を選ぶようにするのがおすすめです。
Indeedの掲載料金の詳細
Indeedの掲載料はクリック数により変動するクリック課金型です。またクリック単価の相場は状況によって変動するため、それぞれ詳しく解説していきます。
クリック課金型
Indeedの掲載料はクリック課金型となっており、公開した求人が何回クリックされたかで費用が変動します。そのため掲載期間や求人数に関係なく、自社の求人がクリックされた回数のみの費用を支払えば良いのです
成果に応じて支払う制度のため、無駄なコストを支払わずにすむ点はメリットと感じるでしょう。
あくまでクリック課金型のため、採用決定時にも成果報酬は発生しません。
クリック単価の相場
クリック課金型のIndeedの単価相場は、約100~300円ほどと言われています。クリック単価はIndeedのAIが判断して決定します。
ただそのアルゴリズムは公表されていないものの、大まかな目安があるので覚えておくと良いでしょう。
▼クリック単価の目安
職種 | 単価相場 |
事務 | 50円~100円 |
受付 | 50円~100円 |
軽作業スタッフ | 50円~150円 |
コンサルタント | 100円~300円 |
販売・接客 | 100円~300円 |
飲食店スタッフ | 100円~300円 |
製造スタッフ | 150円~300円 |
工場・倉庫作業員 | 200円~400円 |
ドライバー・配送 | 200円~400円 |
営業 | 200円~400円 |
現場作業員 | 300円~500円 |
上記の表の通り、候補者からして人気職種の応募が集まりやすい職種ほどクリック単価は低いです。一方で現場作業員やドライバーなど、応募が集まりづらい職種ほどクリック単価が高くなる仕組みとなっています。
掲載料の請求タイミング
Indeedの掲載料は、利用金額が4万円になると請求される仕組みとなっています。もしも利用金額が4万円に到達士な場合は月末締め、翌月末払いのサイクルで請求されます。
例としてクリック単価100円の求人が1ヶ月で300回表示されると、翌月は3万円の掲載料を支払う必要があります。この場合、支払っていない1万円が繰り越されることはなく、翌月の運用はまた0円からスタートする仕組みとなっています。
Indeedの無料掲載と有料掲載との違い
Indeedは無料でも利用可能ですが、有料掲載ならではのメリットも存在します。掲載料を払ってIndeedの運用を考えている方は、事前にどんな違いがあるのか把握しておくと良いです。
求人の表示回数が上がる
掲載料金を払った場合、求人ページがIndeed内で上位表示されやすくなります。Indeedの仕組みとして、有料求人(スポンサ-求人)は、無料掲載の求人よりも上位に表示されます。多くの求人票を取り扱うIndeedだからこそ、やみくもに求人票をアップしても、他の企業の求人に埋もれてしまうこともあるでしょう。
しかし掲載料金を支払えば、最低でも無料求人よりは上位に表示されるため、より多くの求職者へ自社の魅力をアピールできる仕組みとなっているのです。Indeedを利用して採用を成功させるために、まずはどれだけ求人票を見てもらえるかが大きな鍵を握ります。上位表示を積極的に行い、多くの求職者の目に触れることが、採用成功の第一歩と言えるでしょう。
「注目企業」機能が利用できる
Indeedの注目企業とは、求人公開ページに企業ロゴが付く機能です。掲載料を支払い一定の条件をクリアすると利用できる機能で、こちらも同様に上位表示に影響が出るためより求人のクリック数が増加します。
さらに求人票から「プレミアムページ」への導入も促すことができ、応募率が一気に上がることもメリットです。より多くの情報を求職者に発信できることから、より自社の認知度拡大へと繋がるでしょう。
企業ページの作成ができる
Indeedの有料プランを利用していると、「企業ページプレミアム」という機能を利用できるようになります。プレミアムページでは、企業プロフィールのカスタマイズを行えます。企業プロフィールは無料でも作成できますが、プレミアページの利用が可能になると画像を掲載できたり、無料版と比較して応募率が4倍になるなど、採用効果にも大きな影響があります。
特に自社ブランディングに力を入れていたり、これから企業の知名度を上げていきたい企業は、プレミアムページを作成し、より自社のことを知ってもらうようにすると良いでしょう。求人票だけでは伝わらない会社の魅力やメンバーの情報、実際の年収など求職者が気になる情報を記載することで、より自社に対して興味を持ってもらえるようになります。
データ分析機能
掲載料を支払うと、自社の運用に関するデータ分析機能が利用できるようになります。
▼データ分析機能でできること
- 表示回数の確認
- クリック率の確認
- 応募率の確認
- 応募開始率の確認
- 応募完了率の確認
- クリック単価の確認
- 自然検索の確認
自社の求人がどれだけ求職者に届いているのかなど、データを細かく見ていくと改善点が発見できます。無料の場合は応募数しか確認できないものの、有料版では応募に至るまでの数値が細かくチェックできるため、課題がどこにあるのかを把握できるというメリットがあります。
自社の採用サイトをクローリングさせればIndeedは無料で使用可能
Indeedは企業の採用ページと連携して、求人情報を発信することもできます。この機能は掲載料を支払わず利用できて、Indeedに自動的に自社採用ページが読み込まれる「クローリング」という仕組みです。
自社の採用ページの作成に力を入れておけば、その情報がそのままIndeedにも掲載されるため、時間的なコストをカットできることも嬉しいポイント。自社で採用ページを持っている企業は、ぜひIndeedのクローリング機能も有効活用していきましょう。
Indeedを掲載料なし(無料)で利用するポイント
掲載料を払うことで一定の採用効果を得られるIndeedですが、可能であれば費用を抑えて採用を成功させたいと思う方も多いでしょう。
そこで無料版で効果的な採用活動を行うためのポイントを、4つに分けて紹介していきます。
タイトル・キャッチコピーにこだわる
最初に大切なことは、求人票のタイトルやキャッチコピーにこだわることです。
【タイトル・キャッチコピーの例】
- 悪い例:WEB広告の法人営業
- 良い例:飛び込みナシ!WEB広告の法人営業/土日祝休みでプライベート充実
上記の例を見ると、どちらのタイトルが魅力的か一目瞭然でしょう。
タイトル部分には、単にポジションや仕事内容を記載するだけではなく、その求人のメリットとなる内容や特徴も合わせて記載することが効果的です。掲載料無しで効果を出すためには、他社の求人に埋もれないよう、魅力的なキャッチコピーで求職者の興味を引くことが大切です。
トレンドのキーワードを網羅する
Indeedには「フリーワード検索」があります。この機能は求職者が指定したワードで求人を検索した際に、ワードが含まれている求人がヒットする仕組みです。
掲載料を問わず、キーワードがヒットすれば求人が表示される仕組みなので、できる限り人気のキーワードを求人に盛り込むことで、求人の表示回数を上げていくことができます。
▼トレンドのキーワード(例)
- フルリモート
- テレワーク
- 在宅ワーク
- AI
- DX
- IoT
- 土日祝休み
- 完全週休2日制
- 残業なし
- 未経験OK
- 学歴不問
- 賞与
- 昇給あり
候補者がよく検索する、いわば「トレンド」のキーワードは、採用市場や社会的な情勢によって日々変動があるので、常にアンテナを張り巡らせ「理想とするターゲットはどのような求人を探しているのか」「それを探すためにどのようなキーワードで検索するか」を考えながら、求人を作成するようにしましょう。
随時求人情報を更新する
Indeedには新着順で検索するフィルターがあるため、随時求人情報の更新をしておくことが効果的です。
特に1ヶ月以上更新をしていない求人は、更新状況が「30日+日前」と一括で表記されています。この表記は、31日更新をしていない求人も、半年間更新していない求人も合わせてまとめられます。あまりにも更新されていな求人を見ると、求職者も「この募集はまだ行われているのかな?」と懐疑的になることもあるでしょう。
求職者も新しい情報を求める傾向が強いため、多くの人が新着求人でフィルターを掛けます。求人票を随時更新しておくことで、クリック率の向上繋げられます。
企業ページを充実させる
最後のポイントはIndeed内の企業ページを充実させることです。いくら求人票の制作に力を入れても、企業ページが充実していないと、クリックした求職者が離脱してしまいます。
せっかく求人をクリックし企業ページを見てもらったのに、離脱されてしまっては非常にもったいないです。離脱を防ぐためにも、企業ページには以下の内容を充実させ、読み応えのあるコンテンツに仕上げていきましょう。
▼企業ページに記載すべき項目
- 経営者
- 設立年
- 売上高
- 業種
- 本社所在地
- 企業の魅力
- ミッション・ビジョン・バリュー
- 社員紹介
- 給与例
- 口コミ
特に営業や事務といった、多くの企業で募集をされている職種の場合、企業の魅力による差別化が効果的です。
営業や事務は、仕事内容が近いため、最終的に会社の規模や雰囲気で転職先を決める求職者も少なくありません。欲しい人材が同業他社に流れていくことを防ぐためにも、自社らしさを求人ページでアピールするようにしてください。
Indeedのポイントを押さえれば採用単価をぐっと下げられる!
掲載料を支払えば効果を出しやすいIndeedは、運用のポイントを抑えておけば無料でも効果的な採用活動へと繋がります。なるべく予算をかけずに良い人材を採用したいと考えている方は、早速無料でできるポイントを試してみてください。
コンテンツを充実させたり、新着表示を狙うことでクリック数が変わったり、応募者が増えたりと、変化を感じるでしょう。