dodaダイレクト(旧doda Recruiters)とは?料金プランや特徴・他媒体との比較

dodaダイレクト(旧:doda Recruiters/デューダ リクルーターズ)は、ダイレクトリクルーティングサービスの一つで、優秀な人材を発掘する可能性が高まります。

この記事では、dodaダイレクトの特長や料金体系、活用ポイントなどについて詳細に解説します

記事を読むことで、dodaダイレクトの特性や料金体系を把握し、導入の是非について判断する際の手助けとなるよう、まとめています。ぜひ参考にしてください。

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目次

dodaダイレクト(デューダダイレクト)とは?

dodaダイレクト(デューダダイレクト)」は、パーソルキャリア株式会社が主導する、求人情報・転職情報サイト「doda(デューダ)」から提供されるダイレクトソーシングサービスです。

「doda」は、以前は「DODA」と大文字表記されていましたが、2018年10月にリブランディングされ、小文字表記に変更されました。30年以上にわたり転職サービスを提供してきた歴史があり、日本全国で広く認知されています。

また、dodaダイレクト(デューダダイレクト)も以前は「doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)」という名称でしたが、2024年12月にサービス名が変更になり現在の「dodaダイレクト」になっています。

先述したdodaのスカウト会員データベースは日本最大級で、企業はこの膨大なデータベースに直接アクセスして要件に合う人材を検索し、直接スカウトメールを送ることができます。

dodaダイレクト(デューダダイレクト)の特徴

では早速、dodaダイレクトの特徴について、会員情報や利用に関しての利便性などの観点から詳しくご紹介していきます。

日本最大級の会員データベースがある

dodaダイレクトの登録者情報①

dodaダイレクトの最も際立った特徴の一つは、日本最大級のスカウト会員データベースを保有している点です。このデータベースには、2023年12月末時点で約435万人もの会員が登録しています

通常のdoda会員のの内訳は、30代が35%以上と一番多いものの幅広い世代の登録者がおり、業界もメーカーからIT、物流まで非常に様々です。職種としては営業職などのビジネス系30%以上を占めており、事務職や医療系の専門職人材の登録もあります。

また、dodaの中でもハイレイヤー人材が登録する「dodaX」の会員データを見てみると、年齢層としては50代の割合も非常に増え、30/40/50代がそれぞれ25~30%を占めているようです

また、業種や職種を見てみても、専門知識が必要となる専門メーカーやコンサルティングファーム、監査法人などを経験している方の登録が増えています

このように、dodaは通常盤とハイレイヤー媒体を分けることによって幅広い人材を集客できている媒体なので、「若手もハイレイヤーも採用したい」「一旦ターゲットが多い媒体を使いたい」というニーズのある企業には非常にマッチするでしょう。

詳細に絞り込んで検索できる

dodaダイレクトは、膨大なデータの中から多様な条件でユーザーを絞り込むことができる特長を持っています。検索条件は多岐にわたり、以下のようなものが挙げられます。

  1. プロフィール(居住地や卒業年、最終学歴、卒業区分、大学名など)
  2. 保有資格・経験スキル(経験業種や職種、スキルなど)
  3. 語学力(英語力、TOEIC、その他語学)
  4. 職務内容(勤務先企業名、転職回数、海外経験、勤務状況、年収など)
  5. 希望条件(業種、職種、勤務地、年収、転職時期など)
  6. 行動履歴(最終ログイン、閲覧職種、直近3ヶ月の応募状況など)

居住地の絞り込みは県や市まで可能であり、行動履歴からは他社のスカウトメールの詳細や該当企業への行動履歴なども把握できます。

他社からのアプローチ状況や、候補者の行動履歴を知ることは、自社が接触する際の参考情報となり、より効果的なアプローチが可能になります。

積極的な転職希望者は少なくとも1ヶ月以内にログインする傾向があり、最終ログイン日から転職意欲を見極めることも可能です。

このような検索機能を使うことで、自社が求める条件にマッチする人材を効率的に探せます。それに加え、候補者の現在の状況に適したアプローチを行うことで、柔軟性のある対応が実現します。

ダイレクトリクルーティングを行うことができる

dodaダイレクトは、その名の通り「ダイレクトリクルーティング(スカウト採用)」を主なアプローチ方法として打ち出しています。

検索機能を使って理想の候補者を見つけたら、スカウトメールを送信することが可能です。このメールは受信ボックス内で1週間上位表示され、開封率が高まるとされています。

さらに、企業の魅力を最大3つのアピールポイントから選んでアイコン表示できるため、候補者の興味を引きやすくなっています。

スカウトメールは開封しなくても、リクルーターの顔写真やスカウト理由などの情報を見ることが可能です。興味を引ければ、開封率や返信率が向上する可能性もあります。

また、dodaダイレクトのスカウトメールでは、一緒に働くメンバーを紹介する機能もあるので、文章でしか訴求できない他の媒体のスカウトメールとは大きな違いがあることがわかります。

一人一人丁寧にアプローチすることができる

dodaダイレクトでは、個々の候補者に適したスカウトメールを送ることができます

一斉メールで、いわゆる”質の悪いスカウトメール”を送るのではなく、候補者の経験やスキル、そして転職先に求める条件になどに応じて、スカウトメッセージの内容をカスタマイズすることができ、より高い返信率を狙うことができます。

最短翌日に面接を行うことができる

dodaダイレクトは、申し込みからわずか1日で面接日を設定できるスピード感が大きな魅力です

申し込みからのプロセスは、「申し込み→求人情報の作成→ユーザー検索→スカウト→面接」となっています。そして、求人情報の作成に関する手引きやサポートがしっかりしているため、手続きがスムーズに進められることが、迅速な面接日設定につながります。

この迅速性は、急な人員補充や増員の必要が生じた際に即座に対応できる利点をもたらします。人材確保は企業にとって重要な課題ですから、迅速に対応できることは大きな助けとなります。

採用支援ツール「doda CONNECT(デューダ コネクト)」を無料で利用できる

dodaダイレクトの利用に際して、無料で利用できる「doda CONNECT(デューダ コネクト)」(旧:doda Assist/デューダアシスト)は、中途採用業務を一元管理できる採用管理システムです。このシステムには、以下のような機能が備わっています。

  • dodaダイレクトのスカウト機能
  • 求人票の作成機能
  • 応募者の管理機能
  • メッセージ機能
  • dodaの求人情報サービスと人材紹介サービスの一括管理

dodaダイレクト以外のサービスを活用している場合でも、このシステムを利用することで管理が簡便になり、非常に便利です。

ダイレクトリクルーティングの使用によって、採用業務にかかる負担が増えることがありますが、複数のサービスを併用している場合はその負担がさらに増えることもあります。しかし、doda CONNECTを活用することで、採用候補者との窓口を1つにまとめて一元管理することができ、負担を軽減することができます。

専任のサポート体制がある

ダイレクトリクルーティングを展開するには、企業側にそのノウハウを持つことが必要ですが、通常の企業ではそれを十分に備えていることは難しいことです。 しかし、dodaダイレクトが提供する、しっかりとした採用支援がここにあります。

特に顕著なのが、dodaダイレクトによる充実したフォローアップ体制です。

その一環として、採用の専門家が開催する「リクルーター・アカデミー」があります。ここでは、ダイレクトリクルーティングに未経験の企業でも安心して取り組めるよう、採用力向上のための講座を無料で提供しています。

リクルーター・アカデミーでは、企業ごとに課題に応じたテーマで、入門から中級、上級まで年間100講座が開催されています。それぞれの企業のニーズに応じた具体的なノウハウを得られるのが大きな特長です。

さらに、WEB講座もありますので、現地に足を運ぶことが難しい多忙な人事・採用担当者にも最適です。何度でも無料で受講が可能であり、内容をしっかり理解することができます。

このアカデミーを受講した企業の採用決定率は2.1倍とも言われており、「ダイレクトリクルーティングが上手くいかない」「応募率が低い」といった悩みを抱える企業には、積極的な活用をお勧めします。

dodaダイレクトの掲載費用/料金プラン

dodaダイレクトの掲載費用について

dodaダイレクトには、「初期費用のみの定額料金制」と「月額費用+成果報酬制」の2つのプランがあります

定額プラン

定額プランでは、初期費用のみで導入でき、複数名採用しても追加費用がかかりません。

また、定額プランは3段階に分かれており「ライトプラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」と3つあるプランの中で、どのプランを利用しても求人作成件数の上限はなく、専任パートナー(CS)も無料で利用することができます。追加スカウト通数も、16.5万円(税別)/100通(1通あたり1,650円)なので自社の用途に合わせて調整することができます。

月額費用+成果報酬制

月額費用+成果報酬制プランでは、初期費用無料で通常のdodaとdodaXのデータベースを利用することができます

ハイレイヤー人材をピンポイントで採用したい企業や、初期費用をなるべく抑えたい企業におすすめです。

また、dodaダイレクトでは30日間の無料トライアル期間も設けられていますので、本格的な導入前にサービスの使用感を試してから判断することができます。

dodaダイレクトでダイレクトリクルーティングを行うポイント

適切に検索条件を絞り込む

dodaダイレクトを含め、求める条件に合致する人材を見つけるには、高度な検索スキルが必要です。

豊富なデータベースには条件に合った素晴らしい人材が登録されているかもしれませんが、その人材を見つけるためには適切な検索が肝心です。ターゲットのプロファイルや求める条件をはっきりさせることが最初のステップです。

ただし、条件を厳密に絞り込みすぎるのは避けたほうが良いです。条件が厳しくなりすぎると、条件に合致する候補が少なくなってしまうことも。必須条件を優先させて絞り込むなど、工夫しながら検索することが重要です。

スカウトメールの文面を工夫する

スカウトメールの文面は、求職者の視点を大切に考えることが肝要です。自社の魅力を伝えることは大切ですが、相手がどのようなメリットを感じるのか、それを的確に伝えることが重要です。

文面を企業目線にし過ぎず、相手にとって興味深い内容にするためには、相手目線での視点を持つことが欠かせません。

自社のスカウトメールの文面に自信がない場合や反応が得られない場合、専門家のサポートを活用するのも一つの方法です。追加料金がかかるかもしれませんが、自社での対応に不安がある場合は、相談を検討する価値があります。

プロのアドバイスを得て、効果的なスカウトメールの作成方法を学ぶことができます。返信率を高める秘訣を学ぶために、相談してみるのも一案です。

また、下記の記事でも弊社が独自に分析したデータをもとに返信率が高くなるスカウトメールの文章例を紹介していますので、ぜひご覧ください。

プレミアムオファーを活用してダイレクトリクルーティングを行う

dodaダイレクトを活用する際、プレミアムオファーの活用は採用に有効な手段と言えます。

プレミアムオファーは、通常のスカウトメールとに比べて画像や動画などの情報を約2倍掲載できるので、開封率・返信率が共に向上します

さらに、プレミアムオファーを受け取ったユーザーは受信ボックス内で2週間も上位に表示されるため、注目度が高まります。この効果により、開封率は77%と高水準で、ユーザーの興味を引くこともでき、応募につながる可能性も高まります。

具体的な返信率は公表されていませんが、プレミアムオファーを活用することで、転職意欲の高いユーザーからの積極的な応募が期待できるでしょう。このようなメリットを活かして、効果的な採用活動を展開することができます。

採用の進捗状況をきちんと管理する

採用状況は日々変動するため、その進捗を定期的に確認することは非常に重要です。 順調に進んでいた選考が急遽変化することや、社内での配置転換など、様々な要因で採用の状況は変動するものです。

特に大規模な企業では、複数の部門やポジションで同時に採用活動が行われることが一般的です。このため、各々の採用状況を確実に把握することが重要です。

以下の項目を一覧にして可視化し、全体像を把握することが管理の効率化に繋がります。

  • 募集中のポジション
  • 各選考段階の進捗状況
  • 採用に使用しているツールやサービス

これらを個別に管理すると把握が難しくなりますが、採用管理システムの「doda CONNECT」を使うことで、これらの情報を一元管理できるのでおすすめです。

dodaダイレクトと他のスカウト媒体の比較

ビズリーチ(bizreach)

ビズリーチは、ハイクラスの人材採用に特化した媒体として知られています。Wantedlyとの大きな違いは、2つのポイントにあります。まず一つ目は、「特化しているレイヤー」です。ビズリーチは、キャッチコピー通り、一定の基準をクリアした中間管理職以上のハイクラスな人材が主に登録しています。このため、Wantedlyよりもハイクラスの人材採用に向いているとされています。

しかしながら、もう一つの違いは「料金形態」です。ビズリーチは、導入料金に加えて、採用した人材の理論年収の15%が成果報酬としてかかります。これに比べると、Wantedlyと比較して1.5〜2倍以上のコストがかかることになります。

ビズリーチの料金やプランについて詳細を知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

Offer Box

OfferBox(オファーボックス)は、新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスで、就活生の2人に1人*が利用しています。このサービスでは、企業が従来の学生からのエントリーを待つのではなく、主導的に自らプロフィール情報をもとにした学生を検索し、「会いたい学生」に直接オファーを送ることが可能です。これにより、攻めの採用戦略を展開し、優秀な新卒者を自社に引き寄せることができます。

しかし、doda Recruitersとはことはり新卒の学生に特化した媒体なので、採用ターゲットに学生が含まれない場合はOfferBox以外の採用媒体を利用することをお勧めします。

Wantedly

Wantedlyは「想い」で共感し、マッチングすることを目的としたビジネスSNS(採用プラットフォーム)です。求人を出したり、スカウト機能があったりする点はdoda Recruitersなど他の採用媒体と同じですが、そのほかにもストーリー機能というブログに近い機能があったり、会社ページがあったりと、採用広報などどしても利用できるため、ベンチャー企業やIT企業を中心に注目度が高まっています。

また、媒体内の平均返信率が20%を超えているという点も、他のダイレクトリクルーティングサービスと比較して高評価を得ているポイントです。

dodaダイレクトのダイレクトリクルーティングで採用成功へ

dodaダイレクトは、日本最大級のスカウト会員データベースを保有し、幅広い年齢層の人材と出会うことができるため、ダイレクトリクルーティングを効果的に展開できます。

また、採用管理システム「doda CONNECT」や「リクルーター・アカデミー」なども無料で利用できるので、ダイレクトリクルーティングに慣れていない企業でも安心して活用できるでしょう。

dodaダイレクトの他にも、もしすでに自社で運用している媒体でなかなか思うような効果が出ていなかったり、ダイレクトリクルーティングの返信率・応募率をあげたいと思っている方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。

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この記事の監修者

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業責任者を担い、これまでに80社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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