採用代行(RPO) の選び方とは?メリット・デメリットやおすすめのサービスを紹介

採用代行(RPO)サービスを選ぶ際に重要なのは「比較ポイントを見つけること」です。というのも、最近はRPOサービスを提供する会社が増えているため、数多くの採用代行サービスの中から自社に合ったサービスを選ぶことが非常に大切なのです。

例えば、「リソース不足」や「ノウハウ不足」などが採用課題の場合、人員不足が解消できると同時に採用ノウハウが十分にある企業(サービス)を選択する必要があります。ノウハウ不足の場合は「採用業務を代行してもらう」だけでは不十分なのです。

このように、自社に適したRPOサービスを選ぶためには、サービス同士の違いやプランごとの仕組みを理解することが重要です。そこで本記事では、採用代行サービスの選び方から主要企業の特徴、料金などを詳しくご紹介します

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目次

採用代行(RPO)サービスとは?

採用代行は一般的に「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」と呼ばれ、人事業務の採用部分を業務委託型で代行するサービスです。採用代行を導入することによって、採用業務が効率化され、自社の担当者は面接などのコア業務に時間を割けるようになるため、「採用全体の品質」を向上させることができます。

ほとんどの職種において採用競争が激化している現代において、ノウハウを用いて「より確実な採用戦略の設計〜運用」をサポートしてもらうことができる採用代行サービスは一人一人が与える影響が大きいベンチャー企業から採用人数の多い大企業まで、どんなフェーズの企業に対しても非常に有効です。

採用代行(RPO)サービスの比較ポイント

サービスの強み・特徴

一概に採用代行サービス(RPO)と言っても、それぞれに特徴があり、得意な業界や職種などの強みがあります。

各企業が対応する業務内容についてはあまり差はありませんが、サービスを遂行する体制やアプローチ方法は違うこともあります。よく選ばれる採用代行(RPO)の企業ごとの強みをいくつか紹介します。

採用代行のおすすめ企業については後の項目でもご紹介していますが、より多くの企業のご紹介については下記の記事もぜひご覧ください。

採用領域の違いと注意点

採用代行(RPO)サービスを提供する企業には、新卒採用、中途採用、アルバイト採用など、それぞれ得意な領域があります。すべての採用代行サービが幅広い採用領域をカバーしているわけではないので、自社が求める人材像を明確にし、それに合致する採用領域であるかどうかを確認しましょう。

新卒採用の場合

新卒採用の導入には、契約から導入までに最短で1ヶ月かかることもあり、採用代行企業の規則によっては数ヶ月かかることもあります。そういったラグが発生することを見据えて事前の調整やヒアリング、検討を行いましょう。

近年、学生の就職活動が早まっている傾向もありますので、導入目安時期の2ヶ月前には申し込みの準備を始めることがおすすめです。採用計画が大規模な場合は、半年前から相談を始めることで、詳細な要件定義が可能になり、余裕を持った運用を行うことができます。

中途採用の場合

中途採用は多くの場合、経験者採用につながりますジュニア層よりもミドル層の採用を考えていることが一般的なため、職種や経験年数を基準にしてターゲットを絞ることが多いでしょう。

その際に注目すべきなのが、取り扱っている求人広告(採用媒体)数です。職種や経験年数によって適した求人広告は異なります。

求人広告を幅広く取り扱っている企業では、自社の求める人材をより効率的に獲得するため、最適な求人広告を比較検討しながら提案してもらうことができます。

また、求人広告の取り扱い数だけでなく、代理店提携の有無などについても確認しておきましょう。採用代行(RPO)によって同時に運用できる求人広告数や1媒体追加されることに対してのオプション料金、媒体そのものの導入費用も異なるため、自社のニーズや予算に合うかどうかも見極めるポイントです。

アルバイト/パート採用の場合

一度に比較的多くの人材を集めるアルバイト/パート採用における主な課題は「母集団形成」つまり応募者の確保や応募者の確保と「適切な対応」です。

そのために重要なのが、自社での対応工数です。特に応募者への対応やフォローアップはスピーディな対応が求められます。要件定義を詳細まで擦り合わせたり確認のフローを簡略化することによって、大人数を採用する際にも自社の工数を減らすことができます。

自社内での担当者が少ない場合は特に、応募者への連絡漏れなどが発生したり確認の工数がかさまないように「委託する業務」と「自社で行う業務」の範囲を整理して、採用代行業社と認識のすり合わせを行いましょう。

求人媒体(広告)を提供しているか代理店か

求人広告を出稿する場合、”求人広告代理店”に依頼する方法と”求人媒体”に直接依頼する方法の2つがあります。

採用代行(RPO)においても、そもそも自社が求人媒体を提供している企業もあれば代理店として複数の媒体を取り扱っている企業も多く存在します。代理店では複数の求人広告を掲載できますが、自社で採用媒体を提供している企業(メーカー)では、基本的にその企業の媒体しか使用することができません。

求人広告代理店は、複数の広告を取り扱うことができます。そのため、企業の領域や採用ターゲットに合わせて最適な広告媒体を複数選定し、一元管理することが可能です。

一方で、自社で採用広告媒体を提供しているメーカーは自社の求人広告に精通しており、最も詳細な情報を提供できます。そのため、自社の求人に関する適切な提案を行います。

基本的に、広告代理店とメーカーは仲が良いため、同じ料金で利用できることが一般的ですが、代理店では割引や代理店限定のキャンペーンが適用される場合があります。

法人orフリーランス(副業)

採用代行業務は、一般的に法人でサービスとして展開される場合とフリーランス(副業)で個人が請け負っている場合があります。それぞれの違いを知り、自社の採用ニーズにフィットした採用代行(RPO)サービスの形態を選びましょう。

フリーランスは、代理店でも媒体提供企業でもないため、自社に合った求人広告をできないことがあります。また、複数の顧客を抱えるため、キャパシティを超えて対応が追いつかずミスが生じた場合には業務が滞る可能性もあります。セキュリティ面でも、自宅で作業することが多いため、個人情報を取り扱う業務を任せる際場合は慎重に検討する必要があります。

一方、法人は専任チームを編成して採用業務に当たることが一般的であり、迅速な対応や業務のミスがほぼありません。ただし、法人にも専門チームと自社専任チームがあり、そのサービスの組織形態によって対応のレベルが異なるので注意が必要です。

個人情報の保護については、ほとんどの企業は個人情報保護に関する体制やプライバシーマークの取得に努め、徹底した管理を行っています。

料金体系の違い

採用代行(RPO)のサービス内容は多岐にわたります。全ての採用業務を一括で委託することも可能ですし、一部の業務のみを外部に任せることもできます。

料金体系も様々で、月額固定のパッケージプランや、業務時間に応じて柔軟に料金が設定される従量課金型のプラン、その他成果報酬プランなどさまざまな選択肢があります。

■関連記事

採用代行サービス(RPO)の費用相場は?業界別の料金やコスパの良いサービスを紹介!

月額固定のパッケージプラン

一般的に、採用代行サービスは一連の業務をパッケージ化して提供されています。契約期間を設けており、最短3ヶ月などで契約し、毎月決められた業務を遂行してくれます。

月額プランでは契約期間によって料金が変動し、長期契約ほどディスカウントされて料金が割安になる傾向があります。また、必要に応じて追加の業務をオプションで追加することも可能です。

基本的には、採用計画の策定や要件定義から、面接の結果連絡まで一連の業務がプランに含まれていて、全ての業務を任せたい場合や、業務量が多い場合は、パッケージプランの方が費用が抑えられることが多いです。

ただし、時には「不要な工程が含まれている」という場合は無駄な料金を支払うことになるってしまうので、プラン内容の変更ができないかを業者に打診してみましょう。

従量課金型のプラン

必要な業務時間や工数をに応じてして料金が設定されます。

たとえば、求める候補者数や課題の難易度から、母集団形成に必要なスカウトメールの送信作業に要する時間を計算し、それに応じた料金が設定されます。

業務量は柔軟に調整可能で、大量のメール送信が必要なケースや、書類審査が複雑な場合など、現場の業務量に応じて作業時間を調整できます。予想以上の応募があったり、採用プロセスの難易度が高まった場合も対応してもらうことができます。逆に、採用が落ち着いていて委託することが少ない場合は費用を抑えることができます。

成果報酬型のプラン

採用の決定や面接実施のタイミングで費用が発生するタイプです。採用が確定するまでは費用が発生しないため、安心して利用できますが、他の方法に比べて費用が高くなる場合もあります。

主に入社する人材の質に重点を置きたい企業に適しています。品質を重視するため、その分費用がかさむ傾向にあります。

成果報酬型の採用代行の費用相場は、各社で大きく異なりますので、具体的な料金については各社に問い合わせることが必要です。ただし、一般的には次のような形態で設定されることが一般的です。

採用代行サービスを利用するメリット

プロから最新の採用ノウハウを得ることができる

採用代行を利用することで、専門家の知識とノウハウを活用して採用業務をスムーズに進めることができます。採用活動は多岐にわたるタスクがあり、適切な採用手法や応募者への対応など、それぞれの業務に注意が必要です。失敗を最小限に抑えるためにも慎重な対応が必要です。その点、採用代行会社はさまざまな企業の成功と失敗から学んだ採用業務における最適解を知っているのです。

また、求職者が好む業種や職種は年々変化します。その人気やトレンドの変化を把握し、採用に有利な手法やツールも進化しています。採用担当者は常に最新の情報やトレンドを追いかけなければなりませんが、代行会社はこうした動向を把握しています。最新のツールやトレンドを活用し、時代に即した柔軟な採用提案を行っています。このように、採用のプロのノウハウを得ることで、採用活動をより効率よく進められるでしょう。

コア業務に集中できる

採用代行を利用すると、事務的な採用業務を省略することができ、面接などの「本質的な(コア)業務への集中」が可能になります。採用活動には、求人広告の配信や転職イベント、新卒向けセミナー、応募者へのメッセージ対応など様々な業務がありますが、これらのタスクは「ノンコア業務」です。

採用担当者がノンコア業務まで行うと、作業量が増えてコア業務への集中が難しくなったり、十分な時間を確保できなくなってしまいます。そこでノンコア業務を代行サービスに任せることで、採用担当者の負担を減らすことができる上にコア業務に集中することができ、より自社に最適な人材の採用につながります。

欲しい人材を確保できる可能性が高まる

採用代行を活用すると、「求める人材を獲得できる見込みが高まる」というメリットがあります。大企業では、採用活動のために多くの専任スタッフを配置できるでしょう。ところが、中小企業ではリソース不足から専任の担当者を確保することが難しい場合があります。すると、リソース不足とノウハウ不足によって採用業務に注力できず、人材の採用がかなり難しくなってしまいます。

そこで、採用代行サービスのリソースとノウハウを利用することでよりターゲットの興味を引く訴求ができたり採用業務全体の効率化を行うことができるため、理想の人材を獲得できる見込みが高まるのです。

採用代行サービスを利用するデメリット

委託コストが発生する

採用代行を利用する際のデメリットとして、まず挙げられるのは「追加の経費が発生する」という点です。自社で採用活動を行う場合、人件費や媒体利用料、成果に基づく報酬などの費用がかかります。しかし、採用代行を利用する場合は通常、初期費用や月額のサービス利用料、さらに成果に応じた報酬や媒体の導入に伴う費用が発生します。

経営状況に合わせて無理のない範囲で、費用を予算内に収められる採用代行会社を選定することが重要です。

知見が蓄積されない

外部に採用業務全体を委託してしまうと、結果的に自社内には採用に関する知識が蓄積されなくなってしまうことがあります。採用代行を利用する場合は、業社との定例ミーティングなどで施策の背景や分析方法、データを共有してもらい、最終的には自社にもノウハウが蓄積されていくような状態をつくりましょう。

採用方針の相違が起こるリスクがある

採用代行を利用する場合、「採用活動の一貫性を確保できない」というリスクがあります。自社の従業員が直接採用活動を行う際は、求人の掲載媒体、訴求文言など、細部まで把握することができますが、採用代行を利用すると、細部までの把握が難しくなります。

そこで、訴求の内容やA/Bテストの詳細など、定期的にレポートなどで提出してもらうことで、自社の採用方針との齟齬や採用全体の一貫性を確認できる状態にしておくことをおすすめします。

採用代行サービスのクオリティの見極め方

採用代行サービスは実体がないため、視覚的にサービスを確認することは難しく、どの要素でサービスを評価すればよいのか曖昧になってしまいがちです。ここからは、自社に最適なサービスを選択するためには、採用代行(RPO)サービスの品質を評価するための重要な要素を解説していきます。

実績

まず、採用代行(RPO)サービスの優位性を判断する際に重要なのが、そのサービスの導入実績です。

導入企業数の多さはそのサービスの信頼性と実績の指標となります。多くの企業が導入している場合、そのサービスの信頼性や業界での適用実績があることを示しています。

しかし、自社と違ったフェーズや領域での導入実績が多くてもそれはあまり参考にはなりません。実績を見る際は「数」と合わせて顧客にどんな企業が多いか、どんな職種の採用実績があるのか、などを中心に確認しましょう。

採用代行サービス企業の組織体制

採用代行(RPO)サービス提供企業の組織体制は、サービス品質や提供後の満足度を見極める上で重要な指標の一つです。

その企業がどれだけの人材を抱え、サービス提供にどれだけのリソースを割くことができるかを把握できます。ただし、採用代行業務を実際に担当するオペレーター数は明記されていない場合が多いため、営業を受ける際などに企業の総従業員数や実際1社を担当する際に関わる人数やその人達の役割などを確認しておきましょう。

自社の採用業務をおこなう人員の確保がされているか

前述した組織体制に続き、企業の従業員数が多いほど、採用業務に必要な人員を確保しやすくなり、安定した品質を維持できる傾向があります。しかし、あくまでも重要なのは「専門チームの存在」です。採用代行(RPO)を担うの専門チームが、どれくらいの企業を抱えているかなども確認しておく必要があります。

いくらチーム体制が安定していても、クライアントが多い場合は応募者対応が遅れたり、柔軟な動きが難しかったり、してしまいます。採用代行サービスを選ぶ際は、このような可能性についても注意することが大切です。

離職率の高さによるサービスの不安定さ

業務を離職率の高い企業に委託することは、明らかにリスクを抱えることになります。

離職率が高い場合、担当者の交代や引継ぎの不十分さ、人材の育成不足からミスが生じる可能性が高まります。特に長期的な業務委託の際には、その企業の離職率に注意を払いましょう。

従業員数の記載が企業概要にない場合、それは従業員数が少ないか、変動が激しい可能性があることを示唆しています。ある程度の規模の企業に採用代行を委託する際には、業務を任せる前に、転職サイトなどで離職率も確認しておきましょう。

スカウトメールの数値的な実績

近年の採用において、スカウト採用(ダイレクトリクルーティング)は、非常に重要な採用手法です。そして、採用代行サービスにおいて主に委託されるのがまさにこの「スカウト採用業務」なのです。

スカウトメールは応募者にとっても重要であり、魅力的な内容であれば興味を引きやすいものです。しかし、このメールの内容は単純な技術だけではなく、長年のデータや採用ターゲットに対しての解像度の高さによってクオリティが大きく変動します。

応募率や承諾率によって、費用対効果も変わるため、単にスカウト能力の低い安価なサービスを選んでしまうと、かえってスカウトメールの通数を無駄にすることになり、採用がうまくいかず、いかなくなってしまいます。

こういったことを防ぐために、過去のスカウト代行実績や平均返信率などを確認しておきましょう。

セミナーやイベントを開催しているか

採用代行(RPO)サービスの評価やノウハウ量を把握するために、その企業が自社でセミナーを開催しているかを確認することが一つの指標として参考になります。

理由は、セミナー開催には、高度な採用知識と最新のデータが必要になるからです。業界/職種別の豊富な採用データや媒体に関する経験、さまざまな採用ツールを駆使したデータなど、長年にわたり多岐にわたる採用業務を経験してこそ、魅力的なセミナーが開催できるのです。

さらに、その企業がどのような企業と共催しているかも重要です。セミナーにおける共演者や協力企業は、その企業の信頼性やレベルを示す材料になるほか、一度共催している企業の領域の最新知識も保有している可能性が高まります。

自社に合った採用代行サービス(RPO)の選び方

採用代行を利用する際に「失敗を避けたい」と思うのは当然のことです。採用代行サービスは各社で特性が異なるため、後悔のない選択をするために、導入時の重要なポイントをご紹介します。

委託可能なサービスの範囲は?

代行業者を選ぶ際には、「提供するサービスの範囲」を確認することが重要です。採用業務は多岐に渡り、それぞれの代行業者ごとに得意な職種や対応範囲が異なるため、選択の際には注意が必要です。

母集団の確保や応募者との連絡などの基本的な業務には、多くの業者が対応しています。しかし、「採用戦略の立案」や「パーソナライズ化した高度なスカウト」を委託したい場合は、対応できる業者は限られます。業者のサービス範囲を理解し、自社の採用課題と照らし合わせながら確認しましょう。

 何を専門/強みとしているか?

採用代行会社が母集団形成に強ければ、全国各地の求人広告媒体を扱うだけでなく、人材紹介やダイレクトリクルーティング、採用HPの作成など、多彩な手法で母集団形成をしてもらえるかもしれません。

また、IT系の採用に特化している採用代行サービスであればもちろんIT人材の採用を任せるのが適しています。このように、企業によって得意とする採用業務や職種、領域に偏りがある場合があるため、自社の課題や採用ターゲットに合わせて選択しましょう。

 自社と同じような領域/職種のノウハウがあるか?

新卒、中途、アルバイト・パート採用など、それぞれの領域での採用業務は異なる特性を持っています。また自社が大手であるかベンチャーや中小企業であるかどうかによっても採用戦略は異なります。

いくら実績がある代行会社でも自社と同規模・同業種の企業での採用代行の実績やノウハウがなければその企業が保有するノウハウの再現性は低下するので注意が必要です。

 価格は適正か?

採用代行の料金は重要ですが、単純に料金だけで判断するのは避けるべきです。

安価な業者にはその価格設定の背後に理由があることも考慮しましょう。

例えば、「担当者のスキル不足」によって価格が安価な場合。低賃金のアルバイトや派遣スタッフ、あるいは外国の方に業務を振っており、ミスが多発する可能性があります。さらに、管理体制が甘く、実際の業務進捗が見えにくいほか、個人情報を流出させてしまうかもしれません。

「効率化しているから価格を抑えられている」という企業があれば、その効率化の裏側をきちんと理解し、あまりにも安すぎる代行業社は避けるのが無難です。

 セキュリティは万全か?

採用代行業者を選ぶ上で、個人情報の取り扱いに関するセキュリティは極めて重要です。安心できる個人情報の保護レベルを確立し、運用していることを示す大切な要素として、プライバシーマークというものが存在します。

プライバシーマーク制度は、個人情報保護マネジメントに関する日本産業規格「JISQ15001」に準拠しており、適切な個人情報の保護措置を実施している事業者に付与される認証です。このマークを表示できるのは、審査をクリアした企業のみです。

オンラインでの業務が増える中、電子メールを介した個人情報の誤送信や漏洩などのセキュリティリスクが増大しています。サービスを導入する前に、企業のウェブサイトのフッダーやプライバシーポリシーページにプライバシーマークの表示があるかどうかを確認しましょう。

おすすめサービス7選

ここからは、さまざまな特徴を持つ採用代行のおすすめサービスを紹介します。

今回ご紹介する企業の特徴と料金の詳細は、下記の通りです。

サービス名/社名ポイント料金
即戦力RPO
株式会社ミギナナメウエ
・満足度97%超え
・30万件以上のデータをもとにした、根拠のある施策
・ベンチャー企業やIT職種に特に強い
月額30万円〜
株式会社ネオキャリア・採用媒体の選定などの「ノンコア業務」に特化
・グループ合計10,000社以上の実績あり
・コールセンターを保有しており、土日も対応可
月額10万円〜
株式会社レイン・エンジニア採用を得意としている
・Linkedinオフィシャルパートナー
・外国籍人材の採用も可能
要問い合わせ
Attack株式会社・5万通以上のスカウト実績あり
・100社以上の人材紹介会社と連携
・戦略立案〜運用まで代行可能
要問い合わせ
株式会社ポテンシャライト・ベンチャー企業の支援に特化
・企業のカルチャーやブランドを重視した支援
・伴走型の支援
要問い合わせ
株式会社キャスター・独自ツールでデータを算出
・面接以降のオプションプランも充実
・500社以上の支援実績
月額44万円〜
株式会社キープサーチ・独自の採用管理システムを提供
・母集団形成に特化
・indeed内でのSEO対策が得意
初期費用無料

即戦力RPO(株式会社ミギナナメウエ)

株式会社ミギナナメウエが運営する「即戦力RPO」は、「ベンチャー・スタートアップ企業に特化」した採用支援を行っています。

プロのし採用コンサルタントが、50万件以上のデータ分析をもとに圧倒的なサポートを行います。支援企業は300社を突破・サービス満足度は脅威の97%を超えています。

◆即戦力RPOの特長

  • Wantedly Partners認定
  • 独自のアルゴリズムハックにより、求人広告媒体内で上位表示が可能
  • A/Bテストや分析を重視しており、自社だけの採用データを蓄積する

◆主なサービス内容

  • 採用ペルソナの設計
  • 採用ブランディング設計
  • 採用戦略設計
  • 媒体選定、エージェント選定
  • 媒体運用
  • 応募者管理
  • 内製化支援 など

◆即戦力RPOの費用

  • 月額料金:30万円(税抜)~
  • 契約期間:3ヵ月~
  • 実働時間:30時間~

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアでは、採用業務「ノンコア業務」をアウトソーシングすることができます。採用担当者様が面接などのコアな業務に専念できるため、採用効率を上げることができます。

◆サービスの特徴

  • 国内大型コールセンターを自社で保有
  • 祝日/夜間でも対応可能

◆費用

  • 月額10万円前後~

株式会社レイン

株式会社レインはエンジニア採用に強い採用代行サービスです。大手人材紹介企業などでエンジニアの採用をしていたメンバーが在籍しており、高い知識レベルと豊富な採用経験をもとに採用を支援します。また、外国籍人材の採用にも対応しています。

◆サービスの特徴

  • エンジニア採用に強い
  • 日英バイリンガル対応可能
  • 外国籍人材の採用にも精通

◆費用

  • 要問い合わせ

Attack株式会社

Attack株式会社の『TARGET』という代行サービスはスカウトに特化しており、50,000通以上のスカウト送信実績を元に、返信率の高いスカウト代行を委託することができます。また、これまでの様々な企業への支援を通じ、各メディアとの特性や登録者の属性情報を把握、そしてノウハウを蓄積しています。ダイレクトスカウトを始めたい方におすすめです。

◆サービスの特徴

  • スカウト採用を専門としている
  • 5万通以上のスカウト採用実績を保有
  • 専門チームによる安定的な代行を実行

◆費用

  • 要問い合わせ

株式会社ポテンシャライト

株式会社ポテンシャライトでは、スタートアップ/ベンチャー企業や中小企業向けに、包括的な採用支援を行っています。特にエンジニア採用や採用ブランディングを得意としています。

◆特徴

  • ベンチャー/スタートアップなどの小~中規模企業に特化
  • 採用のノウハウをほぼ全部公開

◆費用

  • 要問い合わせ

株式会社キャスター

株式会社キャスターの「CASTER BIZ recruiting」という採用代行サービスでは、自社開発ツールで算出するデータとをもとに、データに基づいた戦略を設計・実行します。

◆サービスの特徴

  • 500社を超える実績
  • 採用のプロが3名1チームで専任対応
  • オプションが豊富

◆費用

  • STANDARD:440,000円/月
  • LONG:431,200円/月

株式会社キープサーチ

株式会社キープサーチが提供している「WORKL」は、求人広告による応募獲得に特化したサービスです。indeedをはじめとする様々な求人検索エンジンと自動で連携しており、無制限で求人広告を掲載できます。また、プロのコンサルタントによる採用代行によって、応募者数増加/母集団形成を支援します。

◆サービスの特徴

  • 世界No1の求人検索エンジンIndeedで自動連携
  • Indeed内でのSEO対策に強みを持っている
  • トライアルは無料

◆費用

  • トライアル0円
  • 要問い合わせ

まとめ

本記事では、採用代行サービス(RPO)の選び方において考慮すべきメリットやデメリット、見極め方のポイントについてまとめてみました。

改めて、採用代行サービス(RPO)を選ぶ際には、次のようなポイントを押さえることが重要です。

  • アウトソーシング可能な業務範囲は何か?
  • どこに専門性があり、その実績やノウハウはあるか?
  • アウトソーシングする領域での実績やノウハウはあるか?
  • その企業の社内体制や体質はどうか?
  • 提供される価格は適正なものか?セキュリティ面は万全か?

採用代行サービス(RPO)は、企業が効率的で効果的な採用活動を行う場合に非常に有益な手段です。近年の人材採用は競争が激しく複雑化しており、経営戦略の一環として積極的に外部に委託する企業が増えています。

このような状況下において、経験豊富なプロフェッショナルの手を借りることが、競争相手との差別化や若手・優秀な人材の確保に効果的です。

採用代行なら「即戦力RPO」

弊社が運営している採用支援サービス「即戦力RPO」では、媒体のアルゴリズムハックや50万件以上のデータを用いた高返信率を誇るスカウト採用など、多くのノウハウをもとにそれぞれの企業に合った採用のサポートを行なっております。

  • 採用を強化したいけど、知名度がなくて応募が集まらない
  • 母集団形成の方法がイマイチ良くわからない
  • とにかくリソースが足りない
  • CXOを採用したいけど、自社では採用できる気がしない

など、採用において少しでもお悩みをお持ちのご担当者様は、是非ご相談ください。

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この記事の監修者

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業部長を担い、これまでに150社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

目次