気軽に無料で利用できると評判の「Airワーク(エアワーク)採用管理」。
「採用管理ツール」としての作業効率化だけではなく、求人掲載や採用ホームページの作成も手軽にできるということもあり、導入企業数がどんどん増えています。
この記事では、そんな「Airワーク(エアワーク)採用管理」の特徴や機能、料金プラン、実際の導入事例をご紹介します。すぐに利用できるよう操作手順も画像付きでご紹介しますので、今後の採用活動にご活用ください。
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Airワーク(エアワーク)採用管理とは?
それではさっそく、Airワークのサービス概要を見ていきましょう。
Airワークの概要
「Airワーク(エアワーク)採用管理」とは、株式会社リクルートが運営する採用管理サービスです。
無料で自社の採用ホームページがつくれるほか、求人作成から応募者データの管理までAirワーク1つで採用活動が完結できます。また、作成した求人は、リクルートを親会社に持つIndeed Japan 株式会社が運営する求人掲載媒体のIndeedやそのほかの媒体にも自動的に転載されるため、多くの求職者に自社の採用情報を届けることができます。
Airワーク(エアワーク)は2018年にサービスを開始して以来、飲食や小売、介護、物流、建設などさまざまな業界で導入が広がっています。
Airワークが注目される理由
Airワークが注目される背景の一つとして、オウンドメディアリクルーティングの重要性が年々増してきたことが挙げられます。
オウンドメディアとは自社(own)が保有しているメディア(Webサイトや採用HP)のことで、募集要項だけでは伝わらない自社の魅力を発信したり、転職潜在層を含めた広範囲のターゲットに自社を認知指定もらうことすることを目的としています。また、現在はほとんどの求職者が応募前に企業のHPをチェックすると言われているので、オウンドメディアを持っていることは、採用活動においてもはや必須であると言えるでしょう。
Indeedが行った「【600社の採用関係者に聞く】 オウンドメディアリクルーティングの採用効果についての調査」によると、2023年には34.8%の企業がオウンドメディアリクルーティングを行っており、過去5年間で3倍以上に増加しています。
一般的に、外部のサービスを利用して自社のWebサイトをつくる場合は少なくとも数十万~、デザインや機能性にこだわると数百万規模のコストがかかり、納品まで時間もかかります。
一方、Airワークでは専門知識がなくとも最短5分で自社のサイトを作ることができ、Airワークの利用料金以上の追加コストもかかりません。こうした背景から、「手軽にオウンドメディアを始めたい」という多くの企業のニーズに応えているのです。
Airワーク(エアワーク)採用管理の特徴
ここでは、Airワークの3つの特徴をご紹介します。
① 基本機能は無料で利用できる
Airワークの最大の特徴は、以下4つの基本機能を無料で利用できることです。
- 検索エンジンであるIndeed、Google、Yahoo! JAPANへの自動連携
- 求人作成と採用管理
- 応募者管理や応募者とのやりとり
- 採用ホームページ開設
上記の基本機能に関しては初期費用や成功報酬が発生しないので、安心して利用開始することができます。
② リクルートの採用ノウハウが反映されている
既述のとおり、Airワークは長年人材業界をけん引してきたリクルートが運営しているため、採用におけるノウハウが散りばめられているサービスなのです。
たとえば採用ホームページは求職者のニーズに適した導線設計やテンプレートが準備されているほか、求人フォーマットに関しても数々の求人メディアを運営してきたリクルートの知見が反映されています。また、公式HP内に採用に関わる人々に向けた「採用マガジン」も掲載されているので、採用周りの情報収集もできます。
③ 最短24時間で掲載を始められる
Airワークでは、アカウントを登録した後に会社の基本情報や募集条件を入力すれば、最短24時間で求人情報が公開できます。そのため採用を始めたいタイミングですぐに募集を始められます。
Airワーク(エアワーク)採用管理の料金・プラン
Airワーク(エアワーク)採用管理の料金・プランは以下のとおりです。基本機能は無料で使えますが、Indeed PLUSの有料オプションを利用するとより効果的な採用活動が行えます。
料金・プラン | 内容 |
---|---|
基本機能(無料) | ・採用ホームページの開設 ・求人ページの作成 ・Indeedへの自動連携 ・応募者管理 |
有料オプション(3,000円~) | ・Indeed PLUS提携求人サイトへの掲載 ・自動アプローチ機能 ・求人の有料掲載 |
無料機能と有料オプションの詳細は、次の章でご紹介します!
Airワーク(エアワーク)採用管理を使って無料でできること
まずは、無料で使えるAirワークの4つの基本機能について、詳しくご紹介します。
① 採用ホームページの開設
Airワークには、採用ホームページ作成機能が標準セットとして含まれています。デザインテーマやサンプル画像が豊富に用意されているので、自社の雰囲気にマッチしたホームページが最短5分で作れます。
パソコンだけでなくスマートフォンからの閲覧にも最適化されており、専門知識がなくてもクオリティの高いホームページが作成できます。
② 求人ページの作成
Airワークでは求人用のフォーマットが用意されているので、求人を作るのが初めての方でも簡単に作成できます。入力項目はタブでの選択が多いため抜け漏れも起こりづらく、条件面だけでなく職場の雰囲気などの情報も入力できるため、求職者や採用ターゲットのニーズに合わせた求人を作成できます。
最低賃金など法令関連のチェック機能もついているので、思いがけないミスも防止できるのも安心できるポイントです。
③ Indeedへの自動連携
求人を公開したあとは、世界No.1求人検索エンジンであるIndeedに自動連携されます(※)。基本機能ではIndeedの無料枠への掲載となりますが、無料枠での効果を見つつ、必要に応じて有料オプションに移行するのもよいでしょう。
※Indeedの利用規約・掲載基準をクリアした場合
また、求人だけではなく採用ホームページも公開設定を行えばGoogleやYahoo! JAPANに連携できます。
④ 応募者管理
Airワークは、ATS(採用管理ツール)として応募者の一元管理が可能です。
- 応募者とのメッセージのやりとり(自動返信機能あり)
- 応募者一覧画面での選考ステータス管理
- 応募者情報の一括ダウンロード
- 応募者情報の手動登録
募集から採用までAirワークひとつで完結でき、複雑でミスの起こりやすい応募者管理も効率よく行えます。
Airワーク(エアワーク)採用管理の有料オプション
AirワークではIndeed PLUSの有料オプションを利用することで、採用活動を強化することができます。
① リクルートが運営する複数サービスへの掲載
AirワークではIndeed PLUSを通じて、リクルートが運営する複数の採用サービスへの掲載
ができます。Indeed PLUSとはIndeedが開発した求人配信プラットフォームのことで、以下のサイトと連携しています。
Indeed PLUSを利用すれば、求人の内容や特性、閲覧、応募などの状況に応じてIndeed内のAIが最も相応しいと判断したサービスへ自動掲載され、なんと求職者の最大7割に求人を届けることが可能になります。
② 条件に合った求職者に自動アプローチ
自動アプローチ機能では、自社の募集条件にマッチした候補者に対して自動で求人情報を送付することができます。人材を探すという手間をかけずに条件に合った人材に出会える可能性が高まります。
また、もちろん手動でのアプローチもできます。手動アプローチ機能では、募集条件に合致した候補者を一覧表示してくれるので、企業は一人ひとりのレジュメを確認したうえでより確実な人を選定できます。
③ オプションで有料掲載ができる
求人の露出を増やしたい場合は、3,000円から有料掲載を始めることができます。有料広告を開始すると操作画面上で配信ステータスや効果の実績を確認できるようになり、より効率的に採用活動の分析を行えます。
Airワーク(エアワーク)採用管理のデメリット
多くの機能を無料で利用できるAirワークですが、企業の採用状況によってはデメリットとなってしまう側面もあります。
① 採用ホームページの自由度が低い
Airワークの採用ホームページはテンプレートに沿った作成になるため、デザインや配置を一から決めることはできません。残念ながら、「他社にはないホームページを作りたい」「好きな部分に動画を載せたい」といったこだわりのある企業には向かないでしょう。
② 独自ドメインを使用できない
Airワークの採用ホームページはあらかじめドメインが指定されているため、自社独自のドメインを使うことができません。サービスが何らかの形で終了してしまった場合、作成したホームページが利用できなくなる可能性があることを念頭に置きましょう。
③ 掲載企業が多く、求人情報が埋もれてしまう
無料枠での求人掲載の場合、「企業の知名度が高い」「人気の職種」「待遇がよい」といった理由がない限り、有料枠で掲載されている求人より上位に掲載されることは難しいです。そのため、短期間で確実に採用したい場合は、有料枠にグレードアップするか、ほかの媒体との併用がおすすめです。
Airワーク(エアワーク)採用管理がおすすめの企業
多くの予算をかけられない企業
これまでご紹介したとおり、Airワークは無料で利用できる機能が色々と用意されています。「コストをかけずに採用ホームページを作りたい」「まずは無料で求人掲載をしたい」「無料で採用管理ツールを試してみたい」といった企業にはぴったりのサービスです。
また、求人を有料掲載をする場合でも予算上限を自社で決められるので、想定以上の費用がかかることはありません。
採用のノウハウが不足している企業
Airワークでは、採用ホームページの作成時や求人の作成時にテンプレートが用意されているなど「初めてでも簡単に操作できる工夫」が所々に散りばめられています。導入前のタイミングでも利用できる「Airワーク専用のオンラインチャット」も用意されているので、採用のノウハウに自信がない方でも安心して利用できます。
オウンドメディアリクルーティングを始めたい企業
Airワークでは0円で簡単に採用ホームページが作成できるので、オウンドメディアリクルーティングを始めたい企業にとって大きな一歩となるでしょう。サイトの制作費や時間などのリソースが不要な分、コンテンツの企画・作成に工数やコストをかけることができるので、質の高いオウンドメディアが作れるでしょう。
アカウント作成から求人ページ作成までの流れ
この章では、Airワークの基本操作マニュアルをもとにアカウント作成から採用ホームページ作成、求人ページ作成の流れをご紹介します。
① アカウント作成
まずは公式HPにアクセスし、アカウントを作成しましょう。
メールアドレスとパスワードを入力し「同意して無料で始める」をクリックすると、登録したメールアドレス宛に認証メールが送られます。メール本文に記載されたURLをクリックするとアカウント作成が完了し、操作画面にログインできるようになります。
社内で共有できるよう、「メールアドレス」「パスワード」はこのタイミングで必ず控えておきましょう。
② 採用ホームページ作成
次に、採用ホームページの作成方法をご紹介します。
※すでにタウンワーク、とらばーゆ、はたらいくへの掲載経験のある企業は「おうぼうける君アカウント」と連携することで作業を大幅に軽減できるため、こちらの公式マニュアルをご参照ください。
会社情報の入力
「会社名」「業種」「申込者名」といった基本的な企業情報をすべて入力し、「入力を完了する」をクリックします。
採用ホームページの装飾を選択
「デザインテーマ」「メイン画像」「カラー」「ロゴ画像」の順番で装飾を設定します。最後にプレビューで確認し、「確認して公開設定へ」をクリックします。
ドメイン設定・公開設定
採用ホームページのドメインを設定したら、最後に公開するタイミングを決めます。
これで採用ホームページの作成は完了です。
③ 求人ページ作成
「求人ページ管理」内の「求人原稿を新規作成する」をクリックし、求人内容を入力していきましょう。
▽ 入力項目の例
必須項目 | 勤務地、雇用形態、職種、給与、勤務時間、試用・研修 |
任意項目 | 職種名、応募資格、待遇・福利厚生、仕事内容、シフト・収入例、応募後の流れ |
たとえ任意項目であっても、応募数アップにおいてはできるだけ詳しく入力するのがおすすめです。プレビューを確認し問題がなければ「掲載する」をクリックすると、求人掲載が開始されます。
Airワーク(エアワーク)採用管理の導入事例
公式HPの導入事例から、採用に成功している企業を3社ご紹介します。
岡田花店|わずか7,000円で4名の採用に成功
岡田花店は、60年もの歴史を持つ生花店です。ブライダル部門のスタッフが退職してしまい新たな人材が見つからず、事業の規模縮小を検討し始めたタイミングでAirワークを導入しました。
導入後はIndeed PLUSの自動アプローチ機能(有料オプション)を通じて、これまで出会えなかった層に出会えたのを実感したそうです。その結果、2週間で8名からの応募があり、正社員とパート社員それぞれ2名ずつの採用に成功しました。また、採用にかかった費用はわずか7,000円だったそうです。
株式会社伊東造園|スムーズな母集団形成で1ヶ月で2名の採用に成功
株式会社伊東造園は、静岡県磐田市で造園工事や庭木剪定工事を手がけています。
AirワークとIndeed PLUSを掛け合わせることで、ターゲットとなる求職者に的確にアプローチが可能になり、母集団の形成がスムーズになったのを実感したそうです。
これまでは3ヵ月かけてやっと1名採用できる状況でしたが、導入後は1ヶ月で2名(50代の経験者と20代の未経験者)の採用に成功。コストも大幅に減少できたほか、技術の伝承に欠かせない幅広い年齢層が採用できていることに手ごたえを感じているそうです。
そば打ち 松林|初めてのWeb求人利用で3名の採用に成功
梅田センタービルで、多くのお客様に愛されてきたそば打ち松林。長年タウンワークでのみ採用を行ってきましたが、時代の流れに合わせた採用方法を模索した結果、Airワークの導入を決めました。
Airワークでは給与以外でさまざまな魅力を発信できたので、これまで以上に自店にマッチした人材に出会えました。また、紙媒体と違い、Airワークでは小刻みに時給を上げながら求職者のニーズを観察できたのもメリットに感じたそうです。
今回は初めてのWeb求人利用となりましたが、無事3名の若手の採用に成功しました。
他媒体との比較
最後に、Airワークと同じく無料から利用できる採用支援ツール「engage(エンゲージ)」「採用係長」と比較してみましょう。
engage(エンゲージ)との違い
engage(エンゲージ)とは、エン・ジャパン株式会社が運営する採用支援ツールです。
engageの特徴は、同じくエン・ジャパン株式会社が運営するエンゲージをはじめ、スタンバイ、求人ボックスなど幅広い求人サイトに無料で連携できる点です。また、エン転職のユーザーに向けてDM送信ができたりなど、応募者の集客に力を入れています。
一方、Airワークが用意している採用ホームページのテンプレート数が80個なのに比べてengageでは10個と、採用ホームページ作成の際の自由度が制限されてしまいます。ただし、Airワークと異なりengageは動画を採用ホームページに取り込めるというメリットもあります。
したがって、「求職者に直接スカウトを送りたい」「文字ベースよりも動画で企業の雰囲気を伝えたい」といった企業はengage、「簡単に操作できる採用管理ツールを使いたい」「採用ホームページのデザインにこだわりたい」といった企業はAirワークをおすすめします。
採用係長との違い
採用係長は、株式会社ネットオンが運営する採用管理システムです。
求人票作成や応募者管理など基本的な機能を無料で利用できるのはAirワークと同様ですが、採用係長は「分析ツールの豊富さ」「サポートの手厚さ」に強みがあります。
たとえば「求人ページ分析機能」では、応募数やアクセス数を追いながら求人の改善を行えるので、よりリアルなニーズに沿った応募活動ができるでしょう。また、有料オプションでは専任の担当者をつけることもでき、採用活動全体において自社に合ったサポートを受けられます。
「システムを使いこなして採用活動を成功させたい」という企業は採用係長、「操作に自信がないため、まずは採用管理ツールを手軽に試してみたい」という企業にはAirワークがおすすめです。
まとめ
この記事では「Airワーク(エアワーク)採用管理」の特徴や料金プラン、機能などをご紹介しました。
最初は導入のハードルが高いように感じる採用管理ツールですが、使いこなせさえすれば採用活動のコストや工数の削減だけでなく、これまで出会えなかった人材とつながるきっかけになるかもしれません。
Airワークのように0円から利用できるサービスも数多くありますので、気になる方はまず試してみてはいかがでしょうか。