「世界の人々に価値を与える商品を次々と出し続ける」というコンセプトをもとに、『美容家電』『生活家電』『情報家電』の開発を行っている、株式会社IBIS。
同社の商品は、グッドデザイン賞2021を受賞した美容家電をはじめ、人気ドラマやTV・SNSなどのメディアで取り上げられるほど注目を集めている。
即戦力RPOは、そんなIBIS社の基盤を整える「採用」に3ヶ月携わり、Wantedly運用やダイレクトリクルーティング代行など、幅広く支援してきた。
即戦力RPOのコンサルによって得られた成果や、自社採用への理解の変化とは。即戦力RPO導入の背景から結果に対する想いなど、同社人事部 部長の佐藤様にお話を伺った。
「わかってはいるけど動けない」圧倒的なリソース不足に、もどかしさを感じていた。
-即戦力RPOを活用する前はどのような課題を抱えていたのでしょうか?
当時は、人事が私一人しかいなくて、採用戦略から組織戦略、経営戦略まで幅広く担当しておりましたので、とにかくリソースが足りなかったんです。
もともと、他媒体を利用していたのですが、社内からの「エンジニアが欲しい」という声に対して、新たに採用媒体を増やすと、工数的にかなり厳しい状況でした。
さらに、Wantedlyの特性上エンジニアを採用するとなると、募集記事を書いたりスカウトを送信したり「手を動かす」ことをしないと効果が出ないなと思っていました。
プロダクトや会社自体に自信があるので、「リソースさえあれば勝てる」と思っていた反面、募集記事を執筆したりスカウトを送ったりするのは、とてもじゃないけど厳しいと諦めかけていました。
「確かなデータ」と「柔軟な行動力」で、強い特異性を感じられた
ー競合他社が多数ある中で即戦力RPOを選んだ理由は?
他社サービスと比べるまでもなく、即戦力RPOには「特異性」がありました。
色々な人材サービスを見てきた中で、「このサービスなら勝てる」と思ったんです。
アルゴリズムに基づいたWantedlyの効果的な運用方法を、「数値的なデータ」を用いながら詳しく解説してくださったり、規定に囚われることなく柔軟に動いていただけそうだったので、稼働リソースに余裕のない弊社にとって非常に魅力的なサービスでした。
Wantedlyで採用をするには、とにかく人的リソースが必要だと考えていたのですがプレゼンをしていただくなかで即戦力RPOは「リソースだけではない戦い方をする」ということがわかったのも要因ですね。
また、費用が安かったこともありがたかったです。
「他社よりも安く、確実なノウハウで成果を出せる」と思ったので即戦力RPOを選びました。
採用はもちろん、自社の可能性も再確認したかった
ーWantedlyはどのような目的で活用されましたか?
3つ目的がありました。
①若手2名の採用、②自社の採用競争力の検証、③採用ブランディングの可能性の検証
ーその結果はいかがでしたか?
まず、採用ブランディングの可能性は予想を上回りました。
即戦力RPOのおかげもあり、掲載企業ランキングが4万社中、最高2桁台になりました。小技を使わずともそこまで上がれるというのは、「商材と社員のブランディングで戦える」と感じられた検証結果でした。
次に、採用競争力の検証も結果は思っていたより良かったです。
そもそもこの検証は、採用に自信がなかった弊社の流れを変えたかったからなんです。個人的には、プロダクトの質がいいから認知度はもっと高められるし、いい人材もきちんと探せば採用できるという思惑もあって。
さらに、ベンチャーは自信を持って強みを訴求した方が採用市場で勝ちやすいと思っていて。そこで、訴求力の強いWantedlyを用いて採用を行うことで「実体験」として自社の採用競争力を感覚的に理解したかったんです。
数値はもちろん、「検証結果」として大きな成果に
ー即戦力RPOを利用した成果を教えていただけますか?
当初の目的であった、電子回路設計エンジニアの採用に成功したのはもちろん、Wantedly内募集PVランキングも最高60位代と「採用市場で勝っていける」と確信できたのも大きな成果です。
打ち出し方の「型」が明確になり、組織屋としての土台ができたことも非常に良かったと思います。
ー即戦力RPOを評価していただけている点を教えていただきたいです
クイックレスポンスで、前のめりに動いていただけた所ですね。理解力ももっていながら、わからないところは質問していただけたのが、すごく気持ちよくやりとりできてよかったです。
自社の人事のような動きで自分ごとのように動いてくれるとか各施策に対してロジック説明してくださったり、「採用の光」が見えるような成功が非常に見込まれるアイデアを提案してくれるとか?
エンジニア採用で得た「流れ」を、営業やマーケにも
ー採用における、今後の展望を教えていただけますか?
今回得た流れを、営業やマーケティングの組織にも浸透させていきたいです。
自社にマッチする人とそうでない人材を論理的に区別し、成果を出した人がさらに活躍できる組織の土壌が形成できれば、会社は自然と右肩上がりに伸びると思うので、そんな土台を来年あたりでつくっていきたいです。
ー今回はお忙しい中取材を受けていただきまして、誠にありがとうございました!
株式会社IBIS様では現在、プロダクト開発を通して、世界中の人々の生活をより良い方向へ導く【デザイン性・機能性に優れた商品】を生み出していきたい方にお会いできることを楽しみにしております。