【企業向け】ミキワメ(適性検査)とは?評判や料金を徹底解説!

近年、自社にマッチした人材を見極めるために適性検査を活用する企業が増えています。しかし、最近は適性検査にも多くの種類があり「どのサービスがいいのかわからない」と悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。

この記事では、適性検査ツールの中でも代表的な「ミキワメ」の特徴や評判、料金などを解説します。導入を検討される方はぜひチェックしてみてください。

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目次

ミキワメ(適性検査)の概要

さっそく、ミキワメ(適性検査)のサービス概要をご紹介していきます。

ミキワメ(適性検査)とは?

ミキワメ(適性検査)とは、株式会社リーディングマークが運営する適性検査ツールです。

多くの適性検査では「個人の性格傾向」の分析はできるものの、その先のデータ活用は企業任せになってしまっており結局あまり有効活用できていないケースが多いです。

一方でミキワメは、「企業の社風(従業員の性格傾向)」の分析を得意としており、いわゆる世間一般の『良い人』ではなく「自社で活躍できる人材」の見極めに特化しています。

そのため、「個人の性格・思考傾向」の把握ができることに加え、既存のメンバーとどれくらい共通点があり、親和性が高いのかがわかるため、結果的に自社で活躍できるか否かが可視化されるのです。

2020年にリリースされたミキワメは、「人事担当者が使いたい適性検査No.1」(ゼネラルリサーチ|2021年5月)にも輝いており、現在までの累計受検者数は100万人以上にものぼります。

ミキワメ(適性検査)の検査内容と例題

ミキワメ(適性検査)の検査内容は、性格検査と能力検査の2部で構成されています。

  • 性格検査(10分):言語能力(言語理解、論理接続、文章構成力など)
  • 能力検査(20分):非言語能力(図表処理、図表論理、数値論理など)

PCだけでなくスマートフォンでも受験でき、以下のような問題が出題されます。

ミキワメラボより引用)

ミキワメ(適性検査)の導入企業は累計3,000社

ミキワメ(適性検査)の導入企業は2024年5月時点で累計3,000社を超え、企業規模や業種問わずさまざまな企業が利用しています。

とくに「採用コストを削減したい」「オンライン面接でも対面面接と同等のクオリティを担保したい」「データを使って採用の質を向上させたい」といったニーズで導入する企業が多いようです。

ミキワメ(適性検査)の6つの特徴

この章では、ミキワメ(適性検査)の特徴を6つご紹介します。

① 1人あたり550円(税込)と低コストで利用できる

ミキワメの最大の特徴の1つは、価格の安さです。

一般的に適性検査の費用は1人あたり4,000円程度が相場ですが、ミキワメは550円(税込)で受験できます。(※別途システム利用料が必要)

適性検査から分析までをすべてシステムで自動化しているため、無駄な費用がかかることがなくこの安さを実現できているようです。

② 社風分析で自社独自の採用基準を自動策定してくれる

ミキワメでは、事前に複数の社員に対して性格検査を行います。それらのデータをもとに、自社独自の採用基準を「4分類27項目」で自動的に作成してくれるので、採用活動全体の精度を高めることができます。

上図のように組織全体だけでなく部署やチームごとの採用基準を作成できるので、「社風全体だけでなく配属先にもピンポイントでマッチする人材を見極めたい」「人員配置を変える時にも活用したい」といった幅広いニーズに対応できるのも大きな特徴です。

③ 候補者の活躍可能性を14段階で判定できる

ミキワメは、社内メンバーの受験結果をもとに作成された採用基準をもとに「S〜E」の14段階で求職者のマッチ度が評価されます。各部署との相性も表示されるので、もし配属先が確定していない場合でも配属場所の適正を知ることができます。

なお、マッチ度は「組織風土とのマッチ度」「応募職種・チームとのマッチ度」「パフォーマンスの安定度」の3要素から算出されます。

「似ている社員分析」という機能を利用すれば求職者と傾向が近い社員を表示してくれるので、面接前でも求職者の人物イメージを捉えることができます。

④ 社内受験が受け放題

一般的に、サンプル数が多ければ多いほどデータの精度は上がります。その点、ミキワメでは社内受験が無料で何回も受けられるので、社内の協力を募ればそのぶん精度の高いデータや採用基準を洗い出すことができるでしょう。

また、社内受験だけでなく組織分析も追加費用がかからないため、採用だけでなくオンボーディングやマネジメントなど、あらゆるフェーズでデータを活用できるのも嬉しいポイントです。

⑤ 無料でサポートが受けられる

ミキワメ導入後は、カスタマーサクセスのサポートが無料で受けられます。初期のセットアップのサポートはもちろん、データを有効活用するためのサポートも整っているので、初めて適性検査を利用する企業にとっても安心です。

▽ サポートの例

  • システムの利用方法や初期セットアップに関するサポート
  • 分析結果の解説
  • 採用基準策定に関するアドバイス

そのほかにも、性格検査開発者による動画コンテンツをはじめ、ミキワメ活用相談会、導入企業と情報交換ができるユーザー会など幅広いサポート体制が整っています。

⑥ 受検時間は30分と求職者の負担が少ない

近年よく聞かれるようになった「タイパ就活」という言葉に表されるように、若い世代では「いかに短い期間で効率的に就職活動ができるか」を重視する傾向が高まっています。株式会社学情が行った「2026年卒学生の就職意識調査」によると、実際に約7割の学生が就職活動において「タイパ」を意識していることがわかっています。

このような流れの中、適性検査の受験に長い時間がかかってしまうと「今の時点では志望度があまり高くないから、今回はやめておこう」と、せっかく応募してもらったのに辞退されてしまうかもしれません。

しかし、ミキワメの検査時間は合計30分(性格検査10分+能力検査20分)と、従来の適性検査と比較して受検者の負担を最大1/3まで減らしています。スマートフォンにも対応しているので受験のハードルも低く、できる限り離脱者を防ぐことができます。

また、受験者の負担を減らすことにより、疲労や集中力低下により結果の妥当性が下がってしまうリスクも防ぐことができます。

ミキワメ(適性検査)はなぜ精度が高い?

ミキワメは、各種サービスを通じて就活人気企業TOP100 社のうち90社と取引があります。低価格であることや、充実したサポート体制など人気の理由はたくさんありますが、特に「精度の高さ」に定評があるようです。

学問的な裏付けと採用実務を掛け合わせた開発体制

ミキワメは、京都大学大学院で心理学的の研究を行っていた臨床心理士の佐藤氏と、リクルートで採用責任者を長年務めた曽和氏が開発に携わっています。

社会心理学や性格理論といった「学問的な裏付け」と「採用実務の経験」を組み合わせることで、就活市場においてより実践的な適性検査を目指しています。

開発時の2つのこだわり

一つ目は、採用で重視される「特性」に特化していることです。

選考の際に重視される性格特性は、「チャレンジ精神」「バイタリティ」「創造性」「行動力」など、長年あまり変わっていないことが過去の研究でわかっています。しかし、どうしても抽象的な評価項目であるため、評価の根拠を提示しずらかったり、面接が複数回に渡ってしまったりと課題が多くありました。

その対策として、ミキワメでは評価項目を「コミュニケーション」「ストレスマネジメント」「バイタリティ」に集約し、より正確で効率的に評価できるシステムになっています。質問項目数も、受験者の負担を考え測定の信頼性が担保される極限まで削っているそうです。

二つ目は、「求職者に対策されない構造づくり」です。ほかの適性検査と同じく虚偽回答を抑制する質問設計に加え、ミキワメでは受験者の心構え自体を変えようとするスタイルをとっています。具体的には、受験前に「素直に答える方が得である」「嘘を付くことが自分の不利益になる」といった説明を重点的に行っています。

このような工夫により、ミキワメでは適性検査の精度を保っているのです。

ミキワメ(適性検査)の料金・プラン

ミキワメの基本プランの料金を以下の表にまとめました。

内容料金
求職者の受験1人あたり550円(税込み)
システム利用料44,000円(税込)〜/月※企業規模により異なる※年間契約が必要
社内受験無料
カスタマーサポート無料
組織分析無料

上記の基本プランのほかにも、入社後のエンゲージメントなどを継続的にサーベイできる「ミキワメプラン」もあります。企業の社員数によって料金が異なりますので、詳細を知りたい方は以下から資料を請求してみてください。

ミキワメの資料請求はこちら

ミキワメ(適性検査)はこんな企業におすすめ

① 低コストで適性検査を導入したい企業

先述したとおり、ミキワメは1人あたり550円(税込)と適性検査サービスの中では最安水準です。

社内受験や組織分析も追加費用がかからないため、「まずは試してみたい」「採用コストをできるだけ抑えたい」「初めて適性検査を導入するが、効果があるか不安」といった企業にはぴったりです。

② 定量的な採用基準を構築したい企業

ミキワメでは、自社の採用方針やペルソナにプラスして「実際働いている社員の傾向」というデータを加えることができます。これにより、単なる「求める人物」だけでなく「自社にマッチした人物」を加えた、より定量的かつ現実的な採用基準を設定できます。

「面接官の感覚に頼ってしまう」「理想を追い求めて目線が高くなってしまう」といった悩みを持つ企業は、ミキワメをとおして採用基準を立て直すことができるでしょう。

③ 採用のノウハウがない企業

ミキワメは採用活動全般のノウハウが不足している企業にもおすすめです。

ミキワメ導入後は、アナリティクスの解説や採用基準を作る際のアドバイスなど、あらゆる場面で公式のサポート体制を受けることができます。そのため、検査を「受けっぱなし」の状態を避けられます。また、何か相談したいときは問い合わせから平均30分でカスタマーサポートが対応してくれるので、採用システム全般に不慣れな企業でも安心して利用できます。

そのほかにも、「面接で聞くべき質問の自動生成」や「個人の性格特性に合わせた面接ガイド」など、面接に関するサポートも用意されているのも心強いポイントです。

④ オンライン面接を取り入れている企業

コロナ禍をきっかけにオンライン面接を取り入れている企業も多いと思いますが、「オンライン面接では評価がしにくい」といった声も少なくありません。実際に、株式会社アッテルが行った採用時の面接に関する調査によると、オンライン面接と対面面接を組み合わせている企業の約7割が「オンライン面接だけでは見抜けない」と回答しているそうです。

そのような悩みを持つ企業には、オンライン面接による不安を補完するツールとしてミキワメを利用するのがおすすめです。14段階で判定される検査結果もとに候補者を深堀りすることで、オンライン面接では見えにくい資質や性格を評価しやすくなります。

ミキワメ(適性検査)の評判(口コミ)

この章では、ミキワメ公式HPの導入事例から企業の評判(口コミ)を抜粋します。

ミキワメで求める人物像が具体化されたため、人材紹介会社からもよりマッチした人材を紹介してもらえるようになりました。経営陣や現場社員と「求める人物像」についてディスカッションする際も、感覚に頼らず共通認識をつくれるのもありがたいです。

社内で実施している表彰式では、受賞者の7~8割が直近入社の社員だったこともあり、経営層からは「会社にマッチした人材が増えた」という言葉をもらえました。(株式会社MUGENUP

ミキワメは費用対効果がよく、データの細かさや精度の高さにも満足しています。また、面接の質問を自動生成してくれたりと人事の負担軽減にも繋がっています。

ミキワメの採用基準の効果は絶大で、内定者も従来は1名だったところ、ミキワメに切り替えてからなんと10名にも伸びました。また、新卒の50%が早期離職していたのですが、ミキワメ導入後は0に近い数値になり驚いています。(アサヒ物産株式会社

以前利用していた適性検査は所要時間90分と中途採用にはハードルが高く、途中離脱者が多く発生していました。しかし、ミキワメを導入してからは30分という手軽さから受験を断られることがなくなりました。

現在では、新入社員のデータを配属先の上長に開示して、メンターのアサインや育成方法の参考にしてもらっています。そのような取り組みの中で、社内全体で「性格の多様性」への意識が醸成されているのを感じています。(東洋エンジニアリング株式会社

まとめ

この記事では、ミキワメの特徴や料金、評判などをご紹介しました。

学術的な裏付けに基づいた検査というだけでなく、サポート体制の充実、受験者の負担軽減など、数ある適性検査の中でもミキワメは非常に洗練されたサービスと言えるでしょう。

人手不足で人材獲得競争が激化する昨今、企業にとって適性検査は心強いパートナーになります。導入に悩まれている方は、お気軽に弊社までご連絡ください。

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この記事の監修者

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業部長を担い、これまでに150社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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