この記事では「定量的 定性的」をテーマに、定量的と定性的の基本的な違いのポイントを分かりやすく解説します。
ビジネスや研究、日常のさまざまな場面で「定量的」と「定性的」という言葉を耳にしたことはありませんか?
この2つのアプローチは、物事を分析したり評価したりする際に欠かせない考え方です。
本記事では、定量的・定性的の基本から使い分け、評価や目標設定、実務での活用例まで、徹底的にわかりやすく解説します。
「どっちを使えばいいの?」「違いがよく分からない…」という方にも、明日から役立つ知識をお届けします!
定量的と定性的の基本的な違い
「定量的」と「定性的」は、物事を捉える視点として対照的なアプローチです。
ここでは、それぞれの意味や特徴、そして使われる場面について詳しく見ていきましょう。
定量的とは何か
定量的(Quantitative)とは、数値やデータで物事を測定・評価する考え方です。
たとえば「売上高が前年比10%増加」「アンケートで80%が満足と回答」「体重が60kg」など、具体的な数字で表現できる情報が定量的データです。
これらは客観的に比較・分析しやすく、統計的な処理やグラフ化にも適しています。
ビジネスでのKPI(重要業績評価指標)や、マーケティングの市場調査、学術研究の実験結果など、幅広い分野で活用されています。
定量的なデータは、「誰が見ても同じ結論に至る」という再現性・客観性の高さが特徴です。
また、数値の推移や傾向を時系列で追いやすく、目標管理や進捗管理にも最適です。
一方で、数字だけでは「なぜそうなったのか」「どんな背景や感情があるのか」といった深い理由までは把握しきれません。
そのため、定量的アプローチは「結果」を明確にするのに強みを持っていますが、「理由」や「意味合い」を掘り下げるには限界もあります。
定性的とは何か
定性的(Qualitative)とは、数値では表しきれない特徴や意味、感情、理由などを言葉や記述で捉える考え方です。
たとえば「顧客が商品に感じた満足感」「従業員のモチベーションの変化」「サービスに対する印象」など、主観的・記述的な情報が定性的データです。
定性的なデータは、「なぜそうなったのか」「どんな背景や動機があるのか」といった深い洞察を得るのに適しています。
インタビューや観察、グループディスカッション、自由記述アンケートなどが主な収集方法です。
このアプローチは、新しい課題の発見や仮説の構築、サービス改善のヒント探しなど、定量的では見えない「質的な価値」を明らかにするのに役立ちます。
ただし、主観が入りやすく、分析者によって解釈が異なる場合もあるため、客観性や再現性には注意が必要です。
両者の違いと使われる場面
定量的と定性的の最大の違いは、「数値で測れるかどうか」「客観性の高さ」にあります。
定量的は「どれだけ」「何人」「何回」といった数量や頻度、割合などを明確に示すのに対し、
定性的は「なぜ」「どのように」「どんな印象」といった背景や理由、質的な側面を明らかにします。
たとえば、新商品を発売した際、
「売上が前年比15%増加」というのは定量的な成果です。
一方、「なぜ売上が伸びたのか」「顧客はどの点を評価したのか」を知るには、インタビューやアンケートの自由記述など定性的な調査が必要です。
ビジネスや研究現場では、両者を組み合わせて活用することで、より立体的な分析や意思決定が可能になります。
定量的・定性的アプローチのメリットとデメリット
ここからは、定量的・定性的アプローチそれぞれのメリットとデメリットについて詳しく解説します。
どちらにも長所・短所があるため、目的や状況に応じて使い分けることが大切です。
定量的アプローチの利点
定量的アプローチの最大の利点は「客観性」と「比較・分析のしやすさ」です。
数値で表現できるため、誰が見ても同じ結果になる再現性が高く、
複数のデータを統計的に比較したり、グラフや表で視覚的に把握したりすることが容易です。
また、進捗管理や目標設定にも最適です。
たとえば「売上目標1000万円」「顧客満足度90%以上」など、明確な数値目標を設定しやすいため、
組織全体での共有や評価もスムーズに行えます。
さらに、大量のデータを効率的に処理できるのも大きなメリットです。
アンケートやセンサーデータ、アクセス解析など、ビッグデータ時代の分析にも不可欠なアプローチです。
定量的アプローチの課題
定量的アプローチには、「数字だけでは本質が見えにくい」という課題もあります。
たとえば「顧客満足度が80%」という数字だけでは、なぜ満足したのか、どんな点に不満があるのかまでは分かりません。
また、数値化できない価値や感情は評価しづらいという限界もあります。
「チームワークの良さ」「職場の雰囲気」「商品への愛着」など、定性的な側面が重要な場面では、
数字だけに頼ると見落としが生じることがあります。
さらに、数値の取り方や集計方法によって結果が変わるため、調査設計やデータの信頼性にも注意が必要です。
定性的アプローチの利点
定性的アプローチの最大の強みは「深い洞察」と「質的な価値の発見」です。
インタビューや観察を通じて、表面的な数字では捉えきれない本音や動機、背景を明らかにできます。
たとえば新サービスの開発時には、顧客の声や使い勝手、潜在的なニーズを掘り下げることで、
数字だけでは見えない課題や改善点を発見できます。
また、新しい仮説の構築やアイデア創出にも役立ちます。
「なぜ売れないのか」「どんな価値を感じているのか」など、未知の問題やチャンスの発見に強いアプローチです。
定性的アプローチの課題
一方で、定性的アプローチには「主観が入りやすい」「再現性が低い」という課題があります。
分析者や調査対象者の解釈によって、結果が異なる場合があるため、
客観性や信頼性を担保する工夫が求められます。
また、大量のデータを扱うのが難しいという側面もあります。
インタビューや自由記述の内容を一つひとつ読み解くには、時間と労力がかかるため、
大規模な調査には向かない場合もあります。
さらに、結果を数値化しにくいため、組織全体での共有や客観的な評価が難しいこともあります。
定量的・定性的の使い分けポイント
ここでは、定量的・定性的アプローチの使い分け方のポイントを具体的に解説します。
目的や状況に応じて、どちらを選ぶべきか迷ったときの参考にしてください。
\採用課題は「即戦力RPO」にご相談ください/

独自に収集した20万件以上のデータを元に
320社以上の採用を支援
採用戦略設計・採用媒体のアルゴリズムハック・スカウト業務・人材紹介会社の統括・採用広報など、貴社のニーズに合わせてあらゆるソリューションを全て高品質で提供します。
採用課題は
\「即戦力RPO」にご相談ください/

独自に収集した20万件以上のデータを元に
320社以上の採用を支援
採用戦略設計・採用媒体のアルゴリズムハック・スカウト業務・人材紹介会社の統括・採用広報など、貴社のニーズに合わせてあらゆるソリューションを全て高品質で提供します。
定量的アプローチが適するケース
定量的アプローチが活躍するのは、「明確な数値目標」や「比較・傾向の把握」が重要な場面です。
たとえば、売上や利益、アクセス数、アンケートの選択肢回答率など、客観的な指標で成果を測りたい場合に最適です。
具体的には、
・売上目標やKPIの進捗管理
・市場調査や顧客満足度調査(選択式アンケート)
・生産性や業務効率の評価
・Webサイトのアクセス解析や広告効果測定
などが挙げられます。
「数値で比較したい」「大規模なデータを扱いたい」「客観的な評価基準が必要」といったケースでは、定量的アプローチが力を発揮します。
定性的アプローチが適するケース
定性的アプローチは、「理由や背景を深く知りたい」「新しい課題やアイデアを発見したい」場合に適しています。
たとえば、顧客インタビューやグループディスカッション、観察調査などを通じて、数字では見えない本音や感情、行動の理由を探るのに役立ちます。
具体的な活用例としては、
・新商品やサービスの開発時のユーザーインタビュー
・従業員のモチベーションや職場環境のヒアリング
・顧客体験やブランドイメージの調査
・トラブルやクレームの原因分析
などが挙げられます。
「なぜそうなったのかを深掘りしたい」「少人数でも濃い情報が欲しい」ときには、定性的アプローチが有効です。
両者の組み合わせ活用方法
実際のビジネスや研究現場では、定量的と定性的を「組み合わせて使う」ことが非常に多いです。
たとえば、まずアンケートで「顧客満足度」や「利用頻度」などを定量的に調査し、
その結果をもとに「満足度が低い理由」や「改善点」をインタビューで定性的に深掘りする、という流れです。
このように、定量的で「全体像」を把握し、定性的で「詳細や背景」を探ることで、
より精度の高い意思決定や施策立案が可能になります。
両者のバランスを意識しながら活用することが、現代のデータ活用・課題解決のカギです。
定量分析と定性分析の違い
ここでは、分析手法としての「定量分析」と「定性分析」の違いと特徴、
主な手法や選び方のポイントについて詳しく解説します。
定量分析の特徴と主な手法
定量分析は、数値データを統計的に処理・分析する手法です。
大量のデータを集計・比較し、傾向や相関関係、パターンを明らかにするのが特徴です。
主な手法としては、
・記述統計(平均値・中央値・分散など)
・回帰分析や相関分析
・クロス集計
・分散分析(ANOVA)
・仮説検定
・多変量解析
などが挙げられます。
たとえば「広告費と売上の関係」「年齢・性別ごとの購買傾向」「アンケートの選択肢ごとの満足度」など、明確な数値データをもとに客観的な結論を導くのが定量分析の強みです。
定性分析の特徴と主な手法
定性分析は、言葉や記述、行動観察などの非数値データを分析する手法です。
「なぜそうなったのか」「どんな意味があるのか」といった、質的な側面や背景を明らかにします。
主な手法としては、
・インタビューやグループディスカッションの内容分析
・自由記述アンケートのコーディング
・エスノグラフィー(参与観察)
・ケーススタディ
・グラウンデッド・セオリー・アプローチ
などが挙げられます。
たとえば「顧客が商品に感じた価値」「サービス利用時の体験談」「従業員のやる気の源泉」など、数値では見えない“質”の部分を深く掘り下げるのが定性分析の魅力です。
分析手法の選び方と注意点
分析手法の選び方は、「目的」と「データの種類」によって決まります。
「数値で比較したい」「傾向や相関を見たい」なら定量分析、
「理由や背景を深く知りたい」「新しい発見や仮説を得たい」なら定性分析が適しています。
注意点としては、定量分析は「データの質」や「サンプル数」、定性分析は「分析者の主観」や「再現性」に気をつける必要があります。
また、両者を組み合わせて使うことで、より多角的な分析が可能です。
定量目標と定性目標の違い
ここでは、目標設定の場面でよく使われる「定量目標」と「定性目標」の違いについて解説します。
それぞれの特徴や設定例、バランスの取り方もご紹介します。
定量目標の特徴と設定例
定量目標は、数値で明確に表現できる目標です。
「売上1000万円を達成する」「新規顧客を月20人獲得」「アンケート満足度90%以上」など、
達成度合いを客観的に判断できるのが特徴です。
設定例としては、
・営業部門:月間売上300万円、成約率30%以上
・マーケティング部門:WebサイトのPV数10万件、リード獲得数100件
・人事部門:離職率5%未満、採用充足率90%
など、具体的な数値で進捗管理や評価がしやすいのがメリットです。
SMART(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)の原則に沿って設定すると、
より効果的な定量目標になります。
定性目標の特徴と設定例
定性目標は、数値化しにくい「質」や「状態」「行動変容」などを目指す目標です。
「顧客満足度を高める」「チームワークを向上させる」「新しいアイデアを生み出す」など、
言葉や記述で表現される目標が定性目標です。
設定例としては、
・顧客からのクレームを減らし、信頼度を高める
・職場のコミュニケーションを活性化する
・新規プロジェクトのリーダーシップを発揮する
など、数値では表せない「変化」や「質的な成長」を重視する場面で使われます。
定性目標は、定量目標と組み合わせて設定することで、よりバランスの取れた目標管理が可能になります。
目標設定時のバランスの取り方
目標設定では、定量目標と定性目標のバランスが重要です。
数値だけを追い求めると、本来の目的や質的な価値を見失いがちですし、
逆に定性的な目標だけでは、進捗や成果を客観的に把握できません。
たとえば「顧客満足度90%以上(定量目標)」と「顧客の声をもとにサービスを改善する(定性目標)」をセットで設定することで、
数字と質の両面から成果を評価できるようになります。
「何をどれだけ達成したいか(定量)」と「どんな変化や価値を生み出したいか(定性)」を意識して、
バランスよく目標を設定しましょう。
定量評価と定性評価の違い
ここでは、評価の場面で使われる「定量評価」と「定性評価」の違いと特徴、
公平性を確保するための使い分けポイントを解説します。
定量評価の特徴と注意点
定量評価は、成果や行動を数値で評価する方法です。
売上やKPI達成率、テストの点数、アンケートのスコアなど、
客観的な基準で評価できるのが特徴です。
たとえば、営業成績や生産量、Webサイトのアクセス数などは、定量評価が適しています。
また、評価基準が明確で納得感が得やすいため、
組織内での公平性や透明性の確保にもつながります。
注意点としては、「数字だけでは評価しきれない部分がある」「数値の取り方によって結果が変わる」ことです。
業務内容や役割によっては、定量評価だけでは不十分な場合もあるため、
他の評価方法と組み合わせることが大切です。
定性評価の特徴と注意点
定性評価は、行動や成果を言葉や記述で評価する方法です。
「リーダーシップを発揮した」「チームワークが向上した」「顧客対応が丁寧だった」など、
数値化しにくい部分を評価できるのが特徴です。
たとえば、人材育成やプロジェクトの進め方、アイデアの質などは、定性評価が効果的です。
また、個々の努力や成長、プロセス面の評価にも適しています。
注意点としては、「主観が入りやすい」「評価者によって基準が異なる」ことです。
評価基準を明確にし、複数人で評価するなどの工夫が必要です。
評価基準の使い分けと公平性確保
評価の場面では、定量評価と定性評価をバランスよく使い分けることが重要です。
たとえば、営業職なら「売上目標達成率(定量)」と「顧客対応の質(定性)」、
開発職なら「納期遵守率(定量)」と「チームへの貢献度(定性)」など、両面から評価することで公平性が高まります。
また、評価基準を明確にし、複数人で評価する「多面評価」などの仕組みを取り入れることで、
主観やバイアスを排除しやすくなります。
「何を重視すべきか」「どんな行動や成果を評価したいか」を明確にし、
目的に応じて評価方法を選びましょう。
定量的・定性的アプローチの実務活用例
ここでは、実際のビジネスや人材評価、目標管理の現場で、
定量的・定性的アプローチがどのように使われているか、具体的な事例を紹介します。
ビジネスシーンでの活用事例
ビジネスの現場では、定量的・定性的アプローチを組み合わせて意思決定や施策立案を行うことが一般的です。
たとえば、新商品の販売戦略では、まず市場調査で「購買意欲」「価格帯」「競合商品との比較」などを定量的に分析します。
その後、実際の購入者インタビューやグループディスカッションで「なぜその商品を選んだのか」「どんな点に魅力を感じたのか」といった定性的な情報を収集し、
両者を総合的に判断してマーケティング施策を立案します。
また、カスタマーサポートの現場では、「対応件数」「解決率」などを定量的に管理しつつ、
「顧客からのフィードバック」「クレーム内容」など定性的な情報を分析して、サービス改善に活かす事例も多く見られます。
人材評価・採用における使い分け
人材評価や採用の場面でも、定量的・定性的な視点の両方が重要です。
たとえば、採用時には「SPIや適性検査のスコア」「学歴・資格」などの定量的データと、
「面接での受け答え」「人柄や価値観」「過去の経験」などの定性的な評価を組み合わせて、
総合的に判断します。
また、人事評価では「目標達成率」「売上実績」などの定量評価に加え、
「リーダーシップ」「協調性」「チャレンジ精神」など、定性的な側面も重視されます。
これにより、数字だけでは見えない個人の成長や努力、組織への貢献も適切に評価できます。
目標管理・進捗管理での応用
目標管理や進捗管理の現場では、定量目標と定性目標をセットで設定することが一般的です。
たとえば、営業部門なら「売上目標1000万円(定量)」と「顧客との信頼関係を築く(定性)」、
開発部門なら「プロジェクト納期遵守率90%以上(定量)」と「新しい技術の導入にチャレンジする(定性)」など、
数字と質の両面から成果を管理します。
また、進捗会議では「KPIの達成状況(定量)」だけでなく、
「現場で感じている課題や改善点(定性)」も共有することで、より実効性の高いPDCAサイクルが回せます。
よくある質問(FAQ)
ここでは、定量的・定性的アプローチに関してよくある疑問や混同しやすい点、
使い分けのコツや注意点についてまとめてご紹介します。
定量的・定性的の混同しやすい点
「定量的=数字」「定性的=言葉」と単純に覚えてしまうと、混同しやすいポイントがあります。
たとえば、アンケートの「5段階評価」は数値ですが、実際は主観的な感想を数値化しているため、厳密には定性的な側面も含みます。
また、「定性的な内容を数値化して分析する」「定量的なデータから質的な傾向を読み取る」など、
両者が重なり合う場面も多いので、「何を知りたいのか」「どんなデータなのか」を意識して使い分けましょう。
具体的な使い分けのコツ
使い分けのコツは、「目的」と「得たい情報の種類」を明確にすることです。
「どれだけ?」「何人?」「どのくらい?」といった数量や頻度を知りたいときは定量的、
「なぜ?」「どんな印象?」「どう感じた?」といった理由や背景を知りたいときは定性的なアプローチが適しています。
また、まず定量的に全体像を把握し、次に定性的に深掘りするという順番で進めると、
効率的かつバランスの良い分析が可能です。
分析や評価で注意すべきこと
分析や評価の際は、「データの信頼性」「主観の入り方」「バイアス」に注意が必要です。
定量的なデータも、集計方法やサンプル数、設問設計によって結果が変わることがあります。
定性的な分析では、分析者の先入観や解釈の違いが影響しやすいため、複数人での検討や第三者のチェックが有効です。
また、目的に合った手法を選び、両者を適切に組み合わせることで、
より納得感のある分析・評価が実現できます。
まとめ
定量的と定性的は、物事を分析・評価するうえで欠かせない2つの視点です。
定量的は「数値で客観的に測る」、定性的は「言葉や記述で質的な価値を捉える」アプローチです。
どちらにもメリット・デメリットがあり、目的や状況に応じて使い分けたり、組み合わせたりすることが大切です。
目標設定や評価、ビジネスの現場でも、両者をバランスよく活用することで、
より深く、納得感のある意思決定ができるようになります。
ぜひ本記事を参考に、定量的・定性的アプローチを上手に使いこなして、
あなたのビジネスや日々の課題解決に役立ててください!

