【完全版】Wantedly運用のコツと、本当に効果があった最新コンテンツ事例を紹介  

Wantedlyを採用ツールとして利用している企業には、運用をする上でさまざまな課題を抱えているケースが増えています。

投稿内容に関するネタ不足や更新頻度の乱れ、投稿をしても応募数や閲覧数が伸びないなど、導入企業の増加に伴い生じる課題も複雑化しています。

そこで、今回はWantedlyの公式代理店として多くの企業様のWantedly運用代行を行なっている弊社のノウハウをもとにWantedlyの効果的な運用方法と最大限活用するコツについて徹底解説していきたいと思います。

目次

Wantedlyとは

WantedlyはビジネスSNSで、「働く」を魅力的にするプラットフォームです。理想のチームや仕事と出会ったり、人脈を構築・管理し、ビジネス情報を収集できます。

【Wantedly公式サイトより引用】

「想いでつながる採用は強い」
Wantedlyは、あなたの会社が掲げる「想い」への共感を通じて、

条件だけでは動かない優秀な人材にアプローチ。

条件や知名度、採用予算に左右されない採用を実現します。

https://wantedlyinc.com/ja

Wantedlyというプラットフォームの最大の特徴は、給与などの条件よりも「想い」を伝える採用ツールであることです。そのため、通常の求人情報とは異なり、自社のミッション/ビジョン/バリューやチーム全体の魅力を候補者に訴求する必要があります。

媒体概要

前述した通り、Wantedly(ウォンテッドリー)は、企業のミッションや価値観に共感する人材マッチングプラットフォームです。

従来の人材サービスとは異なり、給与などの条件ではなく「理念や文化、考え方」を強調しています。これにより、企業の個性を訴求し、候補者とのマッチングを促進します。お互いの価値観を共有することで、候補者と企業のベストなマッチングを実現することができます。

登録者データ

Wantedly(ウォンテッドリー)は2012年にサービスを開始し、若い世代を中心に学生から社会人まで広く利用されています。ユーザー数は350万人を超え、主にエンジニア、デザイナー、セールス、マーケティングなどのIT関連の人材が登録しています。

Wantedly公式サイトから引用

Wantedlyは採用できない?

Wantedlyを利用した採用活動において、多くの企業が直面する課題は大きく2つあります。

まず、人手不足によって求人情報の更新が滞ることです。求人情報が古くなり、採用の進捗情報がないと候補者の関心が薄れてしまう可能性があります。

次に、単なる情報発信だけになって、戦略的なアプローチができていないことです。

投稿やストーリーを単発的に行うだけでは、継続的なファン獲得や成果に結びつきにくいことがあります。このような課題を解決し、採用につなげるための運用術を探求していきます。

Wantedlyの機能と特徴

Wantedlyという採用ツールにおける、基本的な機能とそれぞれの特徴についてご紹介していきます。

会社ページ

Wantedly(ウォンテッドリー)には「会社ページ」があります。

ここでは、あらかじめ設定されているフォーマットに沿って画像や文章を追加するだけで、モダンで魅力的な採用ページを手軽に構築することができます。このページは自社の採用活動に活用するほか、WantedlyそのもののSEOの強さから、Google検索の上位ページに表示されやすいのも非常にメリットです。

募集記事

Wantedly(ウォンテッドリー)では、利用中であれば無制限に求人を掲載することが可能です。

新卒からインターン、中途採用、さらには業務委託まで、多様な採用形態や職種の募集ができます。重要なのは、給与や福利厚生だけでなく、会社のビジョンや事業内容など本質的な魅力を伝えるフォーマットが用意されていることです。

この仕組みを使うことによって、簡単に会社の魅力や想いが記載された求人を作成することができます。

スカウト

Wantedly(ウォンテッドリー)では、内部データベースに登録された候補者に対して「ダイレクトスカウト」でアプローチすることができます。

この機能では、アクティブな候補者が中心に表示され、自社のニーズに最適な人材を見つけることができます。さらに、媒体全体を通して返信率が比較的高く、平均返信率は約20%となっており、効果的なアプローチが期待できます。

ストーリー(ブログ)

Wantedlyには、通常の求人媒体にはない「ストーリー」という特殊な機能があります。

これはWantedlyが提供する独自のコンテンツ作成プラットフォームであり、ブログのような機能です。この機能を活用することで、通常の募集記事では伝えきれない会社や組織の魅力を発信できます。

こういった情報発信の手法を通じて、より広い候補者に情報を届けることができ、会社や社員のファンを増やすことができます。

Wantedlyの基本的な運用方法

会社ページを作成する

会社ページには、自社の紹介キーワードとして「価値観」というセクションがあります。ここでは、Wantedlyが用意した40以上の選択肢から、企業が重視する価値観を最大6つ選択することができます。

これらの価値観の欄を1〜2行で埋めるだけではなく、それぞれの詳細を5〜6行程度で十分に記載することが大切です。

ただし、エントリー数を増やすためだけに候補者にとって都合のいいキーワードを選択することは避けるべきです。

例えば、働きやすさやワークライフバランスなどの労働環境に偏った情報ばかりを掲載することは、企業の本質やカルチャーを伝えることから遠ざかってしまう恐れがあります。したがって、等身大の自社の魅力を表現することが重要です。

社員紹介ページを充足させる

これは、「社員の個人アカウント」と「会社ページ」を連携させる作業です。

候補者は、自分と働く可能性のある社員を意外とすごく重視しています。そのため、社員がWantedlyアカウントを持っていない場合は、積極的に作成を促しましょう。

アカウント作成後は、各部署ごとにフォルダ分けをすることをお勧めします。

募集記事を見た候補者が、「どんな人が働いているか?」を確認する際に、一目で理解できるためです。また、写真素材を統一することで、企業のブランディングとの一貫性を高めることができます。

クリエイティブを用意する

“Wantedlyは、一般的な媒体とは異なり、「視覚」的なものを通じてCTR(クリック率)を向上させることができます。

Wantedlyを利用するユーザーのうち43%が20代であり、30%が30代で、SNSに慣れ親しんでいる若手の人材が多いことが背景です。

そのため、目を引く素材を用意するために、事前に社員に協力を依頼し撮影や編集を行っておくことをお勧めします。また、必要に応じて画像内に文言を追加することで、より訴求力の高い募集記事を作成することができます。

Wantedlyのアルゴリズムを知る

多くの人にアプローチし、エントリーに繋げるためには、Wantedly内のアルゴリズムを理解することが重要です。以下で、それぞれの目的に合わせた運用方法をご紹介します。

求人のPV数を上げる方法

自社の求人が注目されているかどうかの判断材料の1つが「求人のページビュー数(PV数)」です。

多くの企業が掲載している中で、ページビュー数は興味を引き付けている求人かどうかの指標となります。ランキング上位に入っている求人をチェックし、その表現や訴求方法を参考に自社の記事を改善していきましょう。

さらに、詳細なペルソナを設定し、そのペルソナの行動を促せるような魅力的なタイトルを選ぶことが、ページビュー数を伸ばす鍵となります。

フォロワー数を伸ばす方法

フォロワー数はWantedlyにおけるファン数を示しています。

自社のファンを獲得するためには、ストーリー記事の定期的な投稿が肝です。会社の日常や社員の活動、イベントの開催情報など興味を引く内容を提供することで、ファンを惹きつけることができます。

募集記事のランキングで上位表示されるためには、Wantedlyに急速でフォロワーを集めいていると判断される必要があるため、フォロワー数の増加施策にも積極的に取り組みましょう。

Wantedly内SEO

実は、WantedlyにはGoogleのSEOのようなアルゴリズムが存在します。

募集記事の「おすすめ」のランキングにおいて、Wantedlyはユーザーの希望条件に合いそうな記事を優先的に表示する傾向にあります。

そのため、以下の項目においてはより意識的に候補者が好みそうなキーワードを記載することをお勧めします。

  • タイトル
  • 職種の詳細
  • こんなことやります
  • 検索キーワード

応募数を増やす方法

ウェブサイトや集客において、CV(コンバージョン率)は極めて重要です。もちろん、Wantedlyのアルゴリズムでも、エントリー数は非常に重要な指標です。

興味を引きつけることで認知を高め、さらにそれを具体的な行動であるエントリーに結びつける必要があります。記事や求人のタイトルで興味を惹き、その後、求人情報で動機付けを行い、最終的にエントリーを促す形に戦略的に設計することが求められます。

Wantedlyを最大限活用するコツ

コンテンツの定期更新

企業が頻繁に見直すべき重要なポイントは「更新頻度」です。SNSやコンテンツの頻繁な更新は、企業の印象形成に直結します。特に、Wantedlyでは頻繁な更新が上位表示される要因でもあるため、非常に重要な作業です。

上位表示される求人情報には以下の特徴があります:

  • 公開してから2週間以内の求人情報
  • 一定数の応募が集まっている求人情報
  • 多くの応援を集めた求人情報

これらの要素を更新することで、企業の求人情報が常に見つけられやすい状態になり、Wantedly内での認知度も高めることができます。

スカウト機能の活用

Wantedlyにおいて、非常に活用度に差が出やすいのが「スカウト機能」です。

前述した通りWantedlyにおけるスカウトの返信率は非常に高い上に、Wantedlyは1通あたりのスカウト単価が比較的高いため、1通1通をパーソナライズ化して送ることが必要不可欠なのです。

転職志望度をチェックする

求めるターゲットの要件で検索をかけた際に、炎のマークに注目して、正社員(もしくは 副業)としての転職意思を判断することができます。

副業人材には無料でアプローチする

「自社は正社員の募集しかしていないから、副業人材や業務委託にはアプローチしない」という考え方は非常にもったいないです。

「副業として登録してはいたものの、いい企業があれば正社員としての転職も考えている」という人は意外といるので、ぜひプラチナスカウト(無料スカウト)で検索に引っかかった際はアプローチしましょう。

スカウトで効果があった見出し

弊社はこれまで他媒体も含め、累計20万件以上のスカウトを送付してきたのですが、その中でも反応が良かった見出し(タイトル)を数個ご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  • どうせ見ませんよね、でも諦められなくてご連絡しました
  • 代表の〇〇です。ぜひお話しさせていただけませんか?
  • 【一次面接確約】後悔はさせないので一度お話しさせてください。

SNSで応援をする

「応援」機能は公開された求人ページの認知を広めるための機能です。

この機能を活用することで、多くの人に求人情報をアピールし、候補者との接点を築くことができます。応援されることで、Wantedly以外のSNS(X(Twitter)やFacebookなど)でも情報が拡散され、Wantedly内での評価も向上します。募集記事を掲載した際は社内メンバーに応援を依頼し、公開後に多くの応援を獲得できる体制を整えましょう。

多くの応援を集めた募集は、候補者が最初に見る求人一覧ページの上位に表示されるため、注目度が高まります。この好循環が新たな候補者の興味を引き、企業の求人情報に目を向けさせることができます。

※応援は1日に1回まで可能です。

ターゲットに刺さる文言を考える

Wantedlyは「カジュアルに求職者と出会える採用媒体」として知られており、応募者もその姿勢で登録しています。

そのため、ターゲティングを広げてエントリーの障壁を低くすることが重要です。募集内容があまりにハードルが高すぎると、応募が集まりにくくなってしまう可能性があります。求職者との出会いを促すためには、アプローチを柔軟にし、応募しやすい環境を整えることが大切です。

刺さりやすい文言例

  • 【未経験者歓迎】育成制度の整った弊社でスキルを磨きませんか?
  • 【20代が活躍する環境です】
  • 経験0でも大丈夫|営業を支える縁の下の力持ちになりませんか?

ストーリー記事でファン獲得

自社のファン(フォロワー)を増やすために、ストーリー記事の施策はかなり有効です。

この記事では、社員の魅力や会社のイベントなど、働く人の価値観や過去のストーリーをブログ形式で共有できます。興味を持った社員やイベントの記事から、自社に対する理解を深めてもらい、ファン(フォロワー)を増やすことができます。

自社ならではの企画をする

ストーリー記事で重要なのは、独自性のあるコンテンツを提供することです。たとえば、「社員紹介」や「インタビュー」「創業経緯」など、企業の理念やビジョンに関連する内容を掲載し、候補者が記事を読んだ際に興味を持ち、応募につながるような情報を提供することが重要です。

また、ストーリー内に募集記事を巧みに組み込んで、応募への導線を設けることも大切です。これにより、貴重な機会を逃すことなく、候補者に自然な流れで応募へと導くことが可能となります。

【地方採用の際に行ったストーリー施策事例】

⚫️課題
和歌山でのエンジニア採用を行いたいが、和歌山内に人材が少なく、IターンやUターンを狙っても全く効果がない

⚫️施策
募集記事に書ききれなかった和歌山の魅力をストーリー記事にカジュアルに掲載し、項目に合わせて募集記事をいくつか設置することで簡潔かつ興味を惹くコンテンツを作成した。

⚫️結果
一記事目でストーリー経由の応募が5件集まり、3件が有効応募であり、それ以降に出したストーリーでも応募が集まった。

人気募集記事の選定・リライト

募集記事を一度公開しただけでは、効果を最大限に引き出すことは難しいです。募集記事に注目を集めるための鍵は「リライト」にあります。もし2週間後に閲覧数が200PV以下で応募が1件もない場合は、その求人を取り下げて、別の求人を公開することを検討しましょう。

Wantedlyでは多くの求人を出すことができますので、様々な方向性で募集記事を公開し、A/Bテストを重ねることが重要です。

Wantedly運用における注意点

Wantedlyは採用広報やスカウト機能を備えていますが、これらを効果的に活用するための方法をお伝えします。

人事や採用担当だけで完結させない

Wantedlyは、採用広報としての役目もあるため、人事や採用担当から発信できる情報だけではあまり活用しきれません。現場の社員の協力を得て、インタビュー記事やコンテンツ作成を行いましょう。

そのために、日々社員とのリレーションシップを築くことが重要です。人事や採用担当、広報担当として、社員とのコミュニケーションを大切にし、取材や撮影の予定を調整していきましょう。経営陣にも参加してもらうことで、会社の人間性を際立たせることができます。また、ストーリーや募集記事の応援にも協力してもらい、会社全体でWantedlyの運用に関わっていくことが必要です。

訴求を複雑にしない

Wantedlyではさまざまなコンテンツを発信できますが、重要なのは訴求に一貫性があることです

ユーザーの視点を考慮し、どのような情報が興味を引きやすいかを常に意識することが大切です。

Wantedlyでは週や月ごとにPVランキングがありますので、どのようなコンテンツが注目されているかを分析し、読者が興味を持ちやすいトピックを見つけて参考にしましょう。

十分なリソースを確保しておく

Wantedlyを効果的に活用するためには、定期的な更新が必要です。そのほかにもWantedlyを運用していく上で記事の取材や作成、公開、そして更新といった運用にはリソースが必要です。

実は、Wantedlyの運用において最も多い課題は、リソース不足に関する問題です。

導入段階で、担当者を明確にし、どの程度のペースで更新を行うか、どれくらいのリソースが必要になるのかをを明確にし、計画的に運用を行うことをお勧めします。

リソースを確保することが難しい企業では、Wantedlyが公式として認めている運用代行を検討して、将来的に内製化する道もあります。もしリソースに関する心配がある場合は、弊社が提供する「即戦力RPO」を検討してみてください。

まとめ

Wantedlyを運用する上での採用広報やブランディングの重要性について、運用方法の考え方や活用のコツをご紹介しました。

採用市場が激化し、企業と従業員の関係性が変化していく中で、今後選ばれる企業であり続けるために、Wantedlyを利用して細かい部分までこだわり抜いた運用を行うことが必要です。

皆様のWantedly運用にとって有効な内容になっていましたら幸いです。

Wantedly運用代行なら「即戦力RPO」

当社では、採用に特化した支援サービスである「即戦力RPO」を提供しています。主にベンチャーや中小企業などの成長企業を中心に支援を行なっており、圧倒的なデータに基づいた再現性のある採用支援を行なっています。採用戦略設計からスカウト業務、採用ピッチ資料の作成まで、多くのノウハウをもとにそれぞれの企業に合った採用のサポートを行なっております。

  • 採用を強化したいけど、知名度がなくて応募が集まらない
  • 母集団形成の方法がイマイチ良くわからない
  • とにかくリソースが足りない
  • CXOを採用したいけど、自社では採用できる気がしない

など、採用において少しでもお悩みをお持ちのご担当者様は、是非ご相談ください。

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この記事を書いた人

井上愛海のアバター 井上愛海 株式会社ミギナナメウエ 執行役員

2022年9月東京大学大学院在籍中に株式会社ミギナナメウエの執行役員に就任。
即戦力RPO事業の事業責任者を担い、これまでに80社以上の採用支援に携わる。
【以下実績】
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用しゼロからのエンジニア組織を立ち上げに成功

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