企業のリソースやノウハウをサポートし、一定以上の成果を担保できることから近年需要が上昇している「採用代行サービス(RPO)」。今回は、【ベンチャー・スタートアップ企業】にフォーカスしながら採用代行サービス(RPO)を利用するメリット・デメリット、費用対効果などを詳しく解説していきます。採用代行サービス(RPO)とは?採用代行サービス(RPO)とは、企業における採用活動を代行してくれるサービスで、RPO(Recruitment Process Outsourcing)とも呼ばれています。代行内容はサービスによって異なり、採用戦略の立案からスカウト送付を中心にサービスによっては面接や内定者フォローまで代行してもらえます。採用代行サービスがベンチャー企業におすすめな理由実は、設立から数年のベンチャー・スタートアップ企業が採用代行サービス(RPO)を利用するメリットはたくさんあります。以下では、採用代行サービスを導入するメリットTOP3をご紹介します。①採用開始までのスピードが早い採用代行サービス(RPO)サービスは、いわば「採用のプロ集団」。採用ターゲットがどの媒体に登録しているのか、どんな文言に惹かれるのか、などという「採用にまつわるノウハウ」を幅広く保有しているため、一般的な採用担当者と比較して圧倒的に採用スピードが速いです。②コア業務に集中できるベンチャー・スタートアップ企業では、少ないリソースの中で事業拡大をするための人材をスピーディーに採用する必要があります。そこで、スカウトや募集記事作成などのタスクを外注することによって面談・面接などのコアな業務に集中することができます。③業務におけるコストが削減できる「採用代行サービス(RPO)を導入したら余計なコストがかかってしまう」と思っていませんか?しかし、媒体を利用して1年かけて採用するより、採用代行サービスを利用して半年で2名採用する方が遥かに採用コストが安くなり、採用代行サービスを導入する会社のほとんどはこのケースに当てはまります。ベンチャー企業が採用代行サービス(RPO)を導入するデメリットしかし、採用代行サービス(RPO)を利用する際はメリットばかりではありません。正しくサービスやプランを選定しないと、失敗してしまう可能性もあります。①委託費用がかかる採用代行サービスには「月額制」と「成果報酬制」と「従量課金型」の大きく3パターンがあるのですが、それぞれの料金形態にメリットとデメリットがあり、サービス利用前に費用対効果を確認しておかなければ余計なコストが発生してしまうリスクがあります。◆月額制「大量採用」や「長期かつ定期的な採用」において効果的です。月額制の場合は採用すればするほど採用単価が安くなり、長期的な利用によってディスカウントが発生する場合もあります。逆に、採用しづらい職種の採用や、任せる業務が少ない場合は金額が固定されている月額制は向いていません。◆成果報酬制「1人の採用に時間がかかる場合」において効果的です。例えば、30万円/月×1年の運用で360万円のコストをかけるより、成果報酬30%のサービスを利用して500万円の人材を採用する方が180万円になり、半分以下のコストに抑えることができます。◆従量課金制「状況によって委託内容に変動がある場合」において効果的です。「今月はスカウトを300通送って欲しい」「ポジションが増えたから募集記事を新たに書いて欲しい」などベンチャー企業によくある採用計画の変動に合わせやすいことが魅力的です。②コミュニケーション工数がかかる場合がある意外と見落としてしまいがちなのが「コミュニケーション工数がかかってしまう場合があること」です。採用リソースを補うためにサービスを導入したにも関わらず、商談やキックオフミーティングですり合わせができていない場合、後々になって連絡工数が発生するケースは少なくありません。③自社に採用ノウハウが蓄積されにくい採用戦略の設計から面接代行など、採用活動をまるっと委託している場合、自社の社員が採用業務を覚えなかったり、採用のノウハウが社内に蓄積されなかったりしてしまいます。採用代行サービス(RPO)に委託できる業務ここからは、具体的にどのような業務を委託することができるのか、採用業務別にメリットなどをご紹介していきます。採用計画の立案・設計予算・採用ターゲットの詳細をヒアリングし、採用戦略の設計を行います。具体的には、求める人材のペルソナ分析や自社の採用ブランディングの再設計、採用活動のスケジュールや媒体選定などを行います。母集団形成認知度や宣伝効果の弱いベンチャー・スタートアップ企業において、まず課題となるのが「母集団形成の難しさ」です。採用代行サービス(RPO)では、募集記事やスカウト施策などを用いて効率的に最大の母集団形成を行います。候補者対応・データ管理雑になってしまいがちな「候補者対応」や「データ管理」においても、採用のプロの知見を利用することで「離脱の少ない候補者対応」や「結果がわかりやすいデータ管理」を行うことができます。その他上記の他にも、面接の代行や採用ピッチ資料の作成、内定者のフォローや説明会の実施など、採用代行会社によって対応できる業務にも幅があるので、社内のリソースや費用対効果を考えながらぜひ検討してみてください。ベンチャー企業におすすめな採用代行サービス13社ベンチャー・スタートアップ企業という「まだ出来上がっていない組織」に対して、「ベンチャー特化の採用ノウハウを保有している」「導入しやすいコスト」などに着目しておすすめできる採用代行サービス(RPO)13社をご紹介します。株式会社ミギナナメウエ株式会社ミギナナメウエが運営する「即戦力RPO」は、「ベンチャー・スタートアップ企業」を中心に採用支援を行っています。優秀なコンサルタントが、50万件以上のデータ分析をもとに圧倒的なサポートを行い、支援企業は300社を突破・サービス満足度は脅威の97%を超えています。◆即戦力RPOの特長Wantedly Partners認定優秀なコンサルタントが、まるで自社社員のように支援独自のアルゴリズムハックにより、上位表示を可能にベンチャー企業の幅広い採用業務に対応可能◆主なサービス内容採用ペルソナの設計採用ブランディング設計採用戦略設計媒体選定、エージェント選定媒体運用応募者管理内製化支援 など◆即戦力RPOの費用月額料金:30万円(税抜)~契約期間:3ヵ月~実働時間:30時間~即戦力RPOのサービスサイトはコチラマルゴト株式会社マルゴト株式会社は、月額制の採用代行「まるごと人事」、バックオフィス代行「まるごと管理部」をはじめとして、理想に向かう企業の成長を、まるごと叶えるためのサービスを幅広く展開しています。◆サービスの特徴ベンチャー・成長企業向け設計から運用・改善までほぼすべての業務を代行最短1ヶ月から契約可能◆費用まるごと人事プラン:月額35万円〜/月※面接以外のすべての採用業務を委託できるサイトソーシャルリクルーティング株式会社ソーシャルリクルーティング株式会社は中小ベンチャー企業のためだけの新卒・第二新卒の採用支援に特化し支援しています。また、Wantedlyだけでなく、採用選考プロセスや組織戦略を踏まえた総合的な提案ができます。◆サービスの特徴月額3.5万円から依頼が可能中小ベンチャー企業×新卒・第二新卒に特化最短1ヶ月から導入可能◆費用ライトプラン:初期費用10万円+5万円/月スタンダードプラン:初期費用10万円+12万円/月プライムプラン:初期費用10万円+月額20万円/月サイト株式会社ポテンシャライト採用ノウハウが少ないベンチャー企業様を対象に、採用活動の支援を行っています。常に新しい採用の在り方やノウハウを創るという理念の元で成長を続ける企業です。◆対応業務ダイレクトスカウトの運用面談日程の調整などオペレーション業務採用戦略等コンサルティング業務◆費用要問い合わせサイト株式会社JoB-up株式会社JoB-upは、「働くみんなへ〜無限の可能性をご提供」というビジョンのもと「採用マーケット」を熟知した専門家の視点から、効果の高いHRサービスを提供している会社です。◆サービスの特徴ベンチャー、スタートアップ、地方企業に特化導入費用、成果報酬共に0円!完全オーダーメイドプラン◆費用要問い合わせサイト株式会社プロ人事株式会社プロ人事は、最低契約期間を設けておらず、先行投資がかからない採用手法(入社が決定してはじめて費用が発生する成果報酬型の費用形態)でもサービスを提供しています。◆サービスの特徴メンバーは全て人材業界や人事経験者のみ1日単位のカスタマイズも可能合同説明会・単独説明会の代行可能◆費用※要問合せサイトESSTNER株式会社ESSTNER株式会社は、「i-recruiting」という採用代行(RPO)サービスを展開している会社です。戦略設計から選考まで、採用業務全般を包括的に支援しています。◆サービスの特徴満足できなければ全額返金という低リスクさリピート率96%内定後のフォローまでサポート可能◆費用ライトプラン:月額10.5万円×3ヶ月ベーシックプラン:月額9万円×ヶ月ベーシックプラン:月額7.5万円×ヶ月サイト株式会社コーナー株式会社コーナーは、人事・採用領域に特化したパラレルワーカー・フリーランスによる採用代行(RPO)サービスを展開しています。◆サービスの特徴必要な時間・業務量から依頼できるIT・Web企業から、飲食・不動産業界まで幅広く対応最短1ヶ月から契約可能◆費用※担当者のよって変動があるので要問い合わせサイト株式会社キャリアマート株式会社キャリアマートは、ロボット(RPA)を活用した採用支援代行サービスを展開している。そのため、求職者の対応やスカウト配信などを正確に高速処理が可能です。◆サービスの特徴月額1万円から対応可能フルカスタマイズプラン最低3日から契約可能◆費用最低費用:1万円〜/月サイト株式会社カイマク株式会社カイマクは、ITエンジニアの派遣事業を中心に人材事業を行う企業です。その事業の1つで中小企業向けの採用代行サービス『採用お任せくん』を提供しています。◆サービスの特徴ベンチャー・中小企業向け採用サイトの作成も可能特に、IT人材の採用に強い◆費用要問い合わせサイト人事サポート株式会社人事サポート株式会社は、人材派遣会社として長年蓄積してきた採用ノウハウを活かし、人材の採用及び人事業務のサポートを行っている企業です。◆サービスの特徴中小企業を得意としている新卒採用代行・面接代行に対応ブルーワーカーにも対応◆費用要問い合わせサイト株式会社トライアンフ株式会社トライアンフは、人事・採用コンサルティングで企業の抱える組織課題を戦略的に解決する企業です。「組織」にフォーカスした採用支援でベンチャー企業の採用に伴走します。◆サービスの特徴企業の組織力・生産性向上を目的とした採用支援採用に使える適正検査を提供採用担当者向けの研修も実施◆費用要問い合わせサイト株式会社プレイス&アビリティ株式会社プレイス&アビリティは、人材領域において広告や採用手法のコンサルティングサービス、求職者の管理・説明会や選考の代行などを行う会社です。採用業務ごとにプランが分かれているので、必要に応じて委託することができ、コストを柔軟に調整できることが最大のポイントです。◆サービスの特徴戦略設計/スカウト送付など、プランが細分化されている採用HPや採用動画の作成にも対応可能採用業務のみならず、人事周りを包括的にサポートできる◆費用要問い合わせサイトまとめ今回は、ベンチャー・スタートアップ企業における採用代行(RPO)サービスの費用対効果やメリットやデメリット、おすすめのサービスなどについてご紹介しました。採用課題が次々と発生するベンチャー・スタートアップ企業が、採用代行サービスを効果的に活用するためには、まず自社の採用課題を的確に把握することが大切です。事業拡大に応じて初速の勢い付けだけ代行に委託するのか、長期的に採用担当の代わりとして伴走してもらうのか「自社の成長にとって一番いいサービスと活用法」をぜひ考えてみてください。ベンチャー企業の採用なら「即戦力RPO」「採用代行(RPO)サービスを利用したいけどどこがいいかわからない」「自社ならどれくらいで採用できるのか知りたい」「とりあえず壁打ちをして欲しい」などとお考えの企業様は、ぜひ「即戦力RPO」にお気軽にご相談ください。まずは採用コンサルタントが貴社の採用状況をヒアリングをさせていただき「貴社の採用活動が一番上手くいく方法」をその場でご提案させていただきます。